どんぐりの芽 | 鬼族スポーツクラブ

鬼族スポーツクラブ

練習場所は小倉南区を中心に
自転車競技とランニングの楽しさを教えてます。
そして水泳クラブも開講いたしました!!

「読書のすすめ」清水店長のおすすめ本

「瑠璃色の涙」よりご紹介させていただきます。

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「どんぐりが小さな芽を出した時、

見えないけど土の中には小さな根も出ている。


根は一度も太陽を仰がず、

空の青さも知らないまま、

小さな芽が大きな木に育つのを助ける。


地上に顔を出した芽は嵐に耐え、

かみなりに脅え、

動物に食べられそうになったりしながら

周りの木と競い合いながらも大きくなる。


もし、

どんぐりが居心地のいい温室で育てられたらどうなるかしら?]


「温室で?」

奇妙な発想に凛花はとまどった。


「大きな温室よ。

なんの苦労もない、

なんの努力も要らない環境だったら?」

三十代が付け加えた。


「育つことは育つわよね。たぶん」

全員がうなずいた。

すると七十代が微笑んで言った。


「でもその樫の木は丈夫で頑丈かしら?

強く、凛々しく、たくましいかしら?そしてやさしいかしら?」

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「瑠璃色の涙」

泉ウタマロ 著

プレジデント社より

http://dokusume.com/modules/store/
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失敗や挫折、


苦労や困難、


生きていれば色々とありますね。


でも思い返すと、

それらの経験のおかげで、

成長できたり、人に優しくできたりします。


水に入るのが嫌で、

泣いて叫んでプールに行くのを拒んだけど、

いつしかそれを乗り越えて

嫌々ながらも挑戦したから泳げるようになりました。


もしあのとき、

そのままプールに入るのを拒んでいたら、

一生泳げなかったでしょう。


修業時代、

よく怒られ、

時には蹴られたりしましたが、

今となったら感謝しかありません。


とことん根を張るよ!


なにがあっても崩れないように、


誰かを守れるように!



今日の話が、皆様のお役に立てれば幸いですm(_ _)m