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マーケティングを専攻している大学生オタクのブログ

マーケティングを専攻しているアニメ・ゲームオタクのブログです。
アニメやゲームといったいわゆるオタクコンテンツとマーケティングを関連付けて考えた記事が中心となります。

こんにちは。きぜんです。

 

今回から複数回にわたって、マーケティングに関する諸理論について述べていきます。

 

 

皆さんはキャズム理論イノベーター理論という言葉をご存知でしょうか。

マーケティングについて研究しているフレンズでもない限り、普段なかなか接する機会の無い言葉だと思います。

 

 

なので、まずはキャズム理論について少しだけ触れておきたいと思います。(詳しい解説は次回。今回のメインはイノベーター理論。)

 

キャズム理論のキャズムとはなんぞやという話なのですが、キャズムは英語だとChasmと表し、主な意味としては「幅の広く深い割れ目・割れ目・大ひび」などが挙げられます。

 

なので、キャズム理論を文字の通りに解釈すると

 

幅の広く深い割れ目理論

 

ということになるのですが、ちょっとよく分からないですよね。

 

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(こんな顔になる雑な解説だ)

 

 

 

 

詳しい解説を今回からしていきますが、とりあえずどこか頭の片隅に

キャズムって深い割れ目なのね

と置いといて下さい。

 

 

さて、突然ですがここでクイズです。

 

1990年の日本における携帯電話の普及率(人口100人当たりの台数)はどのくらいでしょうか?

 

なんだか、コンサルタント職の採用試験で出されるフェルミ推定みたいな質問ですね。

少し考えてみてください。

 

 

 

答えは「0.7台」です。100人につき0.7台

 

今では考えられない数字ですよね。

 

じゃあそこから20年ぐらい経った2009年の日本における携帯電話の普及率(人口100人当たりの台数)はどうなんだと言いますと、なんと90.1台です。爆発的に普及しています。

 

2009年時点でこの数値なので、もしかすると2017年現在においては100台を超えているかもしれません。二台持ちしている人とかたまにいますしね。

 

ここでは携帯電話の普及の仕方を例に挙げましたが、それだけに限らず、新商品や新サービスって最初はごくわずかの人しか使用していなかったのに、ある段階で爆発的に使用する人が増え始める傾向があるように思えませんか。

所謂、「トレンドってやつの存在が確かにあるんですね。

stranger alien です。(分かる人には分かる)

 

 

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 (私の推しの霧矢あおいちゃん。)

iPhoneだってそうです。

今では2016年度第2四半期の国内携帯電話・スマートフォンの全出荷台数のうち、スマートフォンの出荷台数の49.4%をiPhoneが占めているなど(IDC Japanの調査による)、スマホ市場はiPhone一人勝ちという状況ですが、一昔前まではこんな状況では無かったはずです。

どちらかというと、iPhoneはトレンドに敏感な人達の持つようなアイテムだったと記憶しています。(乗るしかない、このビッグウェーブに が思い出されます。)

  

実は、マーケティングの世界では当該市場のトレンドに対してどの程度敏感なのかでお客様を切り分けたりするんですね。(厳密に言えば流行に敏感かどうかだけで切り分けている訳ではないので、専門家にこう説明すると怒られる。でも、大体を理解するならこの説明でオケオケオッケー!

 

どう切り分けているのかというと、流行に敏感な人から順に

 

イノベーター

アーリーアダプター

アーリーマジョリティ

レイトマジョリティ

ラガード

 

の5つに切り分けられています。

あと、この切り分け方の基になった理論の事をイノベーター理論といいます。(ここでようやくタイトル回収)

 

それぞれ解説していきましょう。

 

一番流行に敏感なのがイノベーター。日本語にするなら革新者です。

消費者全体の2.5%程いると言われています。

新商品やサービスの導入に一番ポジティブな人達です。

この層にいる人たちは、先見の明があり過ぎて変わり者扱いされる事もあります。

けものフレンズで言えば、アニメ以前からのファンの事です。アプリとかやってた人達ですね。

 

次に流行に敏感なのがアーリーアダプター。初期採用者とか呼ばれてます。

消費者全体の13.5%程いると言われています。

イノベーター程ではありませんが、新しいもの好きの人達の事です。

けものフレンズで言えばアニメ一話放映時のファンの事です。

 

三つ目がアーリーマジョリティー。前期追随者と呼ばれてます。

消費者全体の34%程いると言われています。

アーリーアダプターの人達の意見を参考にして、意思決定をする事の多い人たちの事です。

この層の人達はおそらくTwitterなどのSNSをやっている人が多いのではないでしょうか。

けものフレンズで言えば、アニメ三話放映時以降、一部の人達の間で話題になり始めてきた頃からのファンの事です。私なんかはこれに該当します。

 

四つ目がレイトマジョリティ。後期追随者と呼ばれてます。

これも消費者全体の34%程いると言われています。

そこまで積極的に新しいものを取り入れようとはしない人達の事です。

けものフレンズで言えば、アニメが一通り終わって、色んな人たちが満足げにしているのを見てようやくアニメ視聴を決めた人達の事を指します。

 

最後の層がラガード。遅滞者と呼ばれます。なんでここだけ若干ディスってるのでしょうか。

消費者全体の16%程がこれに該当します。

新商品やサービスの流行に関心が薄く、流行が一般化するまでそれを利用しようとしない人達の事です。

けものフレンズで言えば、まだアニメを見ていない、もしくは見る気が無い人たちの事を言います。

 

あと、誤解されがちなので言っておきますが、決してラガードがイノベーターに劣っているという訳ではないです。

ラガードはこだわりの強い人たちとも言えるので、自分の軸みたいなものをしっかりと持っている場合が多いです。

 

俺には○○ちゃん(数年来の推しキャラ・嫁・夫など)がいるから新しいキャラには一切興味がねェんだ

 

 

こういう男らしい人がいたらその方はきっとラガードに該当します。

 

 

さて、こんな切り分け方をしてどうするのか、という話なのですが、マーケティング戦略の立案に大いに役立てる事が出来ます。

流行への反応がてんでバラバラである5つの消費者層全体にいきなり新商品やサービスを普及させることは極めて困難です。

しかし、アーリーマジョリティーとレイトマジョリティーは比較的流行に流されやすい人たちだという事を加味すれば、イノベーターとアーリーアダプターさえ取り込む事が出来れば勝機が見えてくるわけです。

イノベーター理論を基に市場を切り分けて、流行に敏感な人達の攻略に集中し、彼らを攻略して商品やサービスが市場全体に浸透していったらその都度戦略を変えていく。

このかじ取りがうまーくできればマーケティング戦略は大成功するはずです。(言うは易く行うは難し)

 

イノベーター理論の解説が終わって区切りもいいので、キャズム理論についてはまた次回解説していきたいと思います。

 

 

それでは。