昨夜の『語り部シアター』 | ゆふぎりのブログ

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  65周年に向かって舟木一夫さんと共に

 昨夜(6月7日)の『語り部シアター』のテーマは「西部劇で廻り舞台」でした。

 

 西部劇は懐かしいですね。ここ何年も見ていない気がします。それでも昨夜かかったテーマ曲は耳に馴染んだものが多くありました。

 

1曲目「荒野の決闘 ~ いとしのクレメンタイン」ザ・ブラウンズ

 この曲はよく耳にしました。優しい穏やかな曲で決闘というよりラブソングですね。アメリカの民謡という紹介がありました。日本では「雪山賛歌」としてダークダックスが歌っていたそうです。確かに「雪山賛歌」も若い頃よく聴いていました。

 

2曲目「真昼の決闘 ~ ハイ・ヌーン」サントラ(歌;テックス・リッター)

 この曲もお馴染みの曲ですね。ギターの弾き語りのようでとてもいい雰囲気を出しています。この映画は、ゲーリー・クーパーとグレース・ケリーの美男美女の組み合わせ。それも映画の大きな魅力ですね。たかやまじゅんさんは、女優ではグレース・ケリーがご贔屓とのことでしたが、私はイングリッド・バーグマン推しですね。

 

 

3曲目「OK牧場の決斗」サントラ(歌;フランキー・レイン) 

 よく知っている曲です。歯切れ良く、力強く、これぞ西部劇のテーマ曲。「OK~コラール」というフレーズにインパクトがありました。

 

4曲目「荒野の用心棒 ~ さすらいの口笛」エンニオ・モリコーネ楽団

 かっこいい口笛、主人公もきっとかっこよく登場したことでしょう。4曲目からは通称「マカロニウエスタン」というイタリア映画の西部劇となります。曲調も変わってきています。

 

5曲目「続・荒野の用心棒」イタリア語版(歌;ロベルト・フィア)

 さすがカンツォーネのイタリア、良い声でのびのびと歌い上げています。「ジャンゴー」が印象的です。

 

 

6曲目「南から来た用心棒」ラオール

 最後にジュリアーノ・ジェンマの登場です。かなり昔になってしまいますが、彼が大好きでテレビ放送は殆ど見ていたように思います。馬の乗り方がとても華麗で、スッと回転良く馬に乗ります。元体操選手で有力な選手だったと聞いています。体操競技のあん馬に乗るときのように馬に乗ったのでしょうか。少年のような顔と、乗馬するシーンばかり見ていましたから、映画の内容は記憶にないですね。テーマ曲はメロディーがとても綺麗で、艶のある良い声で歌ってくださっていますが覚えていませんでした。

 

 

 20歳前後の頃でしょうか、アメリカの西部劇よりマカロニウエスタンの方をよく見ていたように思います。アメリカの西部劇は日本の時代劇のようなものだというお話もありましたが、もはや自分の中では映画史の中では古典のような存在に思えます。

 淀川長治さんが「マカロニウエスタン」と名付けたそうです。アメリカ映画と日本映画、そしてイタリア映画が互いに影響し合って、それぞれの個性を生み出したということがよく分かりました。

 西部劇のテーマ曲、また続編をお待ちしています。

 

 

 

 

次回は7月5日(金)

テーマは「テレビアニメで廻り舞台」です。