ゆふぎりのブログ

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  65周年に向かって舟木一夫さんと共に

 萩尾農さんがブログを更新されていました。「舟木一夫コンサート2024」の姫路と岡山へ足を運ばれたようです。

 

 

 

 

 

午後7時ごろに見た中秋の名月 

 

 

 

 

 

翌日の満月が、翌朝6時ごろに美しく残っていました。

 

 

 

 youtubeを見ていたら、「笑点」に出演している桂宮治さんの師匠、桂伸治さんが若手落語家のインタビューを受けていました。

 先代の伸治師匠(10代目桂文治)もとぼけた楽しい方でしたが、今の伸治師匠もニコニコしながらおしゃべりが止まらない、底抜けに明るい方です。そして、「今は落語で遊んでいるからとても楽しい」そうです。「お客さんに受けたい」とか「上手くやってやろう」と思っていた若い時と違って「今日は何をやろうかなあ♪」という感じで高座に上がり、噺にいろいろ付け加えたり、話が違った方へ行ったり、またそれが過ぎて間違えたりしながらするのがとても楽しいんだそうです。多分高座に上がれば自由自在にしゃべることがお出来なのでしょう。

 舟木さんも、ステージで楽しそうにおしゃべりをしたり、幸せそうな表情をされたりしていますが、よく似た領域におられるのかなと思ったりしました。お歳は舟木さんが7~8歳上のようです。

 

 

 

 はや来年のコンサートの申込みが来ました。来月足を運ぶ大阪フェスティバルホール、神戸国際会館のことを思ってワクワクしていたら、来年の大阪フェスティバルホール、神戸国際会館の案内です。ワクワクが「ああ忙しい 忙しい」に換わりました。

 

 

 

 

 今日は岡山で舟木さんのコンサートがありました。

 今日も暑かったです。

 

 コンサートの報告の前に、歌の手帖さんのブログを紹介しておきます。

こちらからどうぞ。

 

 

 

 

舟木一夫コンサート2024

9月13日(金)⒕:00

岡山芸術創造劇場ハレノワ

 

      コンサートが終了して、大階段を下りたり、横のエスカレーターを使ったり、

      皆さん家路につきます。

 

 

 

 岡山のコンサートはいつも路面電車の城下で下車して市民会館へ足を運んでいました。会館前の道を挟んで入り待ちしたのが懐かしく思い出されます。今年から新しい会場になって、城下の二つ先の西大寺町で下車しました。そこから歩いて5分もかかりませんが、何しろ暑くて暑くて、おまけに地元の最寄り駅で日傘を忘れてなんとついてない(帰りに駅で無事受け取りました)。

 

 会場はご覧のとおり広くて新しくて、スタイリッシュで最高です。でも、私にとっては今回は最悪の席。下手のスピーカーの真ん前。ちょっといやな予感はあったものの、予感以上に最悪でした。スピーカの大音量は仕方ないにしても、音が(特に演奏の低音部)割れたれたような響き方で、何ともはや雑音に近く聞こえました。多分、私の周辺何名かは同じだったと思います。会場が新しくても音響は難しいということでしょうか。でも、舟木さんの声は普通に聞こえましたから、まあ良しとしましょう。ステキな横顔も堪能したし、三回ほど目が合ったし(そう勝手に思って楽しんでます)。なんか愚痴っぽくなっています。

 

 端のほうとはいえ二列目だったので、あまりメモは取れませんでした。メモを取っているのを舟木さんに見られないようにと思いながら、そのうちメモはしなくなってしまいました。だから今日のトークはあまり紹介出来ませんが、少しだけ覚えていることを。

 

 

 暑い話のあと「猛暑の中猛暑わけ(申し訳)ございません」は作日の姫路と同じでした。同じように受けていましたね。

 客席もいじっていました。「平均年令が平均年令だし、高齢どころか、僕なんかそれに後期が頭に付く。」歳の話をされるときは本当に嬉しそうです。

 

 昨日話された、ステージをブラブラするのは、演奏者と自分が被らないように位置を変えているのだという話から、一部の演奏者の紹介がありました。「岡山出身」と小林さんを紹介され、嫁さん探しの話やバンマスの陶山さんをからかったりして楽しそうでしたが、このご時世、聴きながら少しヒヤヒヤ。

 

 出世払いの話も出ました。定食屋さんで野菜炒めとスープの定食270円を借りたままになって、後日ヒットスタジオの番組で定食屋のおばさんを探して貰った話。しゃぶしゃぶを御馳走してそれで帳消しにして貰ったそうです。聴いたことがありますね。

 

 8小節飛ばしたので帰りに20円返却しますというのを、しばらくぶりにお聞きしました。私は全く気がつかなかったですが。

 

 

 

 あと三ヶ月、12月12日に80歳になる。会場からの拍手に「手を叩いている場合じゃない、そろそろご自分のことも考えて」「もうお互い(自分とお客さん)に空気と同じになっている。お客様の有り難みが分かったのは60歳を越してから。どこがどう有難いかなんて言葉にならない。昔の乙女達が聴いてくれている。青春のありとあらゆるものが詰まった歌を」と言われて青春ソングのラストブロックへ。

 

 いつも応援のしがいのある、優しく、何か本質を突いたような話を残してくれる舟木さん。今日はついてないと思いながら、駅で傘も返ってきたし、また良い方向へ運気が巡ってきたようです。

 

 今日も舟木さんは元気で、声の調子も良く、楽しそうでした。満席の客席はステージから壮観だったことでしょう。

 

 今日は姫路市の新しいホール「アクリエひめじ」で舟木さんのコンサートが開催されました。

 

舟木一夫コンサート2024

9月12日(木)14:00開演

アクリエひめじ

 姫路市も残暑の厳しい1日でした。

 今日も、「想い出通り」で幕が上がり、最初から伸びのある声で気持ちよさそうに歌われていました。

 客席へのご挨拶は「猛暑の中、猛暑わけ(申し訳)ございません」というだ洒落でした。初めからご機嫌でしたね。

 1階は満席でしたし、友だちの話では3階も満席に近かったようなので、多分2階もそうだったのではと勝手に思っています。

 曲目はこれまでと同じでした。ジャケットもたくさん着替えて、舟木さん結構忙しいですね。「拍手は面倒でしょう」ということを言い初めて、あれ?なんの話だったかなとなって、日活の映画の話になっていきました。「拍手がほしいときは歌い手が頭を下げますから、その時は面倒を見てやって下さい」というのが今日は飛んでしまっていました。

 

 「ステージをブラブラ歩いているのはただブラブラしているのではないのですよ」と言われて、「キーボードの根ちゃん、サックスの小林君に目線が行くように僕は下手へ、東京は恋するの間奏の時は、ピアノにスポットが当たるので、僕は上手へ。ただブラブラしているときもあるけど」などと丁寧に説明。根ちゃんには「立って」と言ったり、小林さんとPタケちゃんが立つと、「誰が立てと言った、自己主張の強い奴ばかりだ」と笑わせながら、また小林さんの嫁探しを客席へ頼んでいました。若くても、昭和のおじさんがほの見えます。

 

 

 北国の街の青い照明が好きでいつも楽しみにしています。「♪ここでさよならするけれど~」にさしかかると一面深いブルー一色になってレーザー光線も無く、一瞬背景が静止したようになります。メリハリが利いて良いですね。「照明を褒められると嬉しい」と舟木さんが言われたのを何かで読んだ気がしますが、どの曲もさまざまに変化を付けて、西郷輝彦さんの3曲も照明が美しく華やかでした。

 

 今日は最近の気になる言葉について話されました。「短縮するのが流行っていて、コンビニとか。また、一部の業界で使う隠し言葉(隠語)を素人の人が使って、中学生がヤバい、ヤバいなんて言っている。僕は池波正太郎さんに教わったんだけど、お寿司屋に行って、ガリとか、あがりとかを若い者が使うんじゃない。ショウガを替えて下さい、お茶をくださいと言えばいいんだと」お寿司屋さんの話は、私は初めてお聴きしたように思います。池波正太郎さんの名前が出てくるのが舟木さんのすごいところですね。若い舟木さんは当時の大人に愛されていたのでしょう。

 

 

 そして12月12日で80になると、大きく80と腕を回しました。「高校三年生が80・・・。客席は女学生ばかりだったんだ・・・」大爆笑でした。「青春は過ぎてみなければわからない。喜びも、傷ついたこと、傷つけちゃったことも」そして青春ソングになりました。

 

 「いつまで歌えるか、いつまで生きられるか分からない。でも80歳は大丈夫でしょう」と言うと、客席からはうれしさや励まし等、いろいろ混じった暖かい大きい拍手がありました。私は14列目の席でしたが、後方からの拍手をとても心地よく聞いていました。

 

 舟木さんは最後まで素晴らしい声で聴かせて下さり、「みんな旅人」を歌われている表情が、歌いながら感動されているように見えました。姫路駅から会場まで続く通路の入口を見落として行きは大変でしたが、帰りは皆さんの流れについて行って、難なく姫路駅までたどり着きました。老夫婦らしきお二人が「自分らも頑張らんといかんな」と話ながら駅に向かっていました。「こんなに人、入らないよ」という女性の声も聞きました。姫路周辺の多くの方が元気を貰って帰路に着いたようで、嬉しかったですね。

 明日は岡山で、舟木さんも客席も元気になることでしょう。

 

 

舟木さんの言葉は意訳しています。言葉通りではありません。