プロフォト 3.5mmミニフォンプラグ ホットシューマウントもどきの自作 | 機材君のブログ

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モノブロックストロボは、スタンドに載せて使うので、当然カメラとは離れた状態です。
それをカメラのシャッターにシンクロさせるにはシンクロケーブルで接続するか、ラジオスレーブ(ワイヤレス・フラッシュトリガー)でワイヤレスで同調させることになります。シンクロケーブルでの接続は、撮影に夢中になっている内に、ケーブルが外れたり足を引っ掛けたりというトラブルがあるので、最近は断然ラジオスレーブを使用するケースが多いと思います。
私の場合は、ラジオスレーブとしては、プロフォトのAir RemoteとAir Synchを使ってます。通常ラジオスレーブは信号変換があるので、シンクロケーブルによる接続と比べ、動作にディレイがあるので、シンクロ最高速のシャッター速度が1/250秒のカメラでも、1/125秒以下に落として使うことが推奨されてますが、プロフォトのAir RemoteとAir Synchは動作のディレイが非常に少なく、ニコンのデジタル一眼レフに使った場合、シンクロ最高速のシャッター速度でもほぼ安定して同調できます。
それで、プロフォト社製以外のモノブロックストロボにもAir RemoteとAir Synchをラジオスレーブとして流用してます。もう一つ理由がありまして、Air RemoteとAir Synchは下の写真にあるように技適の認証を受けていて合法的に使える数少ないラジオスレーブだからです。
ところが、ラジオスレーブのレシーバーを内蔵しているプロフォトのモノブロックやジェネレータータイプの大型ストロボは、Air RemoteかAir Synchを一つ用意すればいいのですが、プロフォト社製以外のモノブロックストロボに流用するには、レシーバー用にAir RemoteかAir Synchをストロボ側にも取り付ける必要があります。その場合、ストロボのシンクロ端子にケーブルでつなぐのですが、単に端子同士をケーブルでつなぐとレシーバー用にAir Remote/Air Synchがブラブラして邪魔なのとなんかの拍子に引っかかってケーブルが抜けたりするので、うまく止めるようにした方がいわけです。
勿論、プロフォトの純正アクセサリーに「プロフォト 3.5mmミニフォンプラグ ホットシューマウント」というものがあるのですが、これの価格がヨドバシカメラでなんと¥26,250なんです。最初桁が間違っているのかと思いましたが、やっぱりこの価格の様です。これは、Air Remote/Air Synchをストロボのシンクロ端子に接続するケーブルにAir Remote/Air Synchを固定するシューが着いただけのもので、プロフォト純正の接続ケーブル自体は¥1,260(これ自体はむしろ国産のコメットの同様なケーブルよりも安い)です。たかが、シューが着いただけで価格が20倍というのは、ちょっと納得いかないので、自分で同じようなものを作りました。材料は、エポキシパテとプロフォト純正の接続ケーブルです。メーカ謹製のものに比べればちょっと格好は悪いですが、機能は同等です。なんかの拍子に壊してしまってもまた作ればいいので安心してバンバン使えるわけです。

AirSynchの技適マーク(右下の郵便マークみたいなマーク)
機材君のブログ-Air Synch技適

プロフォト謹製の「プロフォト 3.5mmミニフォンプラグ ホットシューマウント」と自作の同等品
機材君のブログ-自作と謹製の比較

使用例
機材君のブログ-使用例