たまにはOLらしい(?)記事を。
かれこれ10年ほど首都圏で社会人をしてきましたが、毎日スーツで済ませられる男性と違い、女性は服も靴も選択肢が多くて悩みは尽きません。
服については一旦はしっくりくるものが決まっても、似合う年齢というものがあるので、おそらく永久に模索が続くのでしょう。
ですが靴については、「これだ!」というラインナップに行き着いたので、ここでご紹介したいと思います。新社会人の季節ですしね。
結論からいうと、次の3種類を常に用意しておけば、どんな服でも天候でも乗り切れます。
① 本革の黒パンプス
② 合皮のグレーのフラットパンプス
③ レインブーツ・レインシューズ
① 本革の黒パンプス
これは、お客さんに会うときとか、ここ一番という時のための、「とりあえずこれ履いときゃ安心」という枠です。
本革というのがミソで、つまりちょっといいやつ。かつ、デザインも自分が好きな、履いていると気分が良くなるぐらい好きなものにします。また、「靴を磨く」という行為も、お掃除と同じく気分が良くなるものです。
黒としたのは、新人研修が終わって上下スーツを着なくなっても、きちんとした場ではやっぱり黒やグレーのジャケットを着ることがあるからです。
② 合皮のグレーのフラットパンプス(3cmヒールも可)
これは「気兼ねなく履きつぶす」枠。
もうね、1シーズンで買い替えるつもりでいいです。ガンガン歩く日、天気が崩れそうだけどレインブーツを履くほどでもなさそうな日など、靴が痛みそうなときに使います。
なので、5千円ぐらいのプチプラで(とはいえ足の形に合ったものにしましょう)、デザインも多少遊んだものでもいいと思います。どうせ短期間しか履かないのだし。
グレーなのは、服がどんな色でも合わせやすいから。黒系はもちろん、白やパステルカラーのスカートにも合います。白かベージュの靴は汚れが気になるので買うのに勇気が要りますが、そんなときはグレーやシルバーという回避策があります。
③ レインブーツ・レインシューズ
これは理由を語るまでもないですね。
夏場のゲリラ豪雨もありますし、多少の台風でも出勤せねばなりませんからねぇ。車通勤できない都市部ならではかも。
また、降雪などで路面が凍結した朝にも有効です。首都圏の積雪は舐めちゃいけませんよ。田舎と違って人が多いので、どこも雪がギュウギュウに踏み固められて滑りやすいし、それでもたくさんの人を避けて歩かねばならないし。また、路面のすぐ下が鉄骨になっている階段や橋も多いので、凍結した箇所を通る頻度も高いのですよ。
色は、黒・グレー・ダークブラウンあたりの鉄板色でよろしいかと。
ここまでが最低限のラインナップです。
あとはお好みで、季節もの(冬:ブーツ、夏:エスパドリーユ、etc.)を買い足せばもう安心。①〜③に挙がらなかった茶系やベージュ系はここで取り入れるとよいです。
清霜は、学生時代はあまりパンプスに興味はありませんでした。けれど、これまでたくさんのパンプスと歩いてきたおかげで、今やすっかり靴好きに。てか、どんだけ歩いたんだ私。
以前紹介した本から高価な靴の良さについても知ったわけですが、それでもこの布陣は変えないでいます。それは、定期的に靴を買うことができるから。
買うことが決まっている買い物って楽しいですよね、ふふん。
さて、私もまたグレーの靴を買い替えねば。