アメリカのバイデン大統領の一般教書演説が昨日、米国連邦議会で行われました。
まぁ~、成功裡に終わったとしても良いでしょう。
この11月の大統領選挙には民主党から現職のバイデン、そして共和党からはトランプが出馬します。
わたくしが、
トランプは共和党の候補にはなれない!
っと言った推測っというか、希望的観測は脆くも潰れました。
ただ共和党の予備選挙で、最後まで戦い続けたニッキー・ヘイリー(Nikki Haley)には感服しました。
わたくしは彼女の支持者でも、ファンでもありません。ってか・・・。
トランプ政権下で国連大使に選ばれた、インド移民の娘である彼女のことを、あまり好きではありませんでした。
まぁ~、彼女の目論見は今回の2024年の選挙というよりは、次の
2028年の大統領選挙
に出馬するための布石ということでしょうが・・・。
それでも、最後までトランプに媚びることなく戦い抜いたのは、大したものだと感服しました。
これはいつか述べる心算ですが・・・。
現在のアメリカ共和党議員の怯懦さを目の前に突きつけられる身としては、非常に新鮮です。
次に、立派だと思っているのは・・・。
同じく共和党のリズ・チェイニー(Liz Cheney)です。
じつはわたくしは、彼女は勿論ですが・・・。
特に、彼女の父親であるブッシュJr.大統領時に副大統領を務めた、デック・チェイニーのイラク戦争時の動きに大反対の人間です。
以前、再三このブログでも記して来ましたが・・・・。
この人物とラムズフェルド国防長官、そしてライス国務長官の三人が、国策を誤った張本人だと思っています。
まぁ~、総大将であったブッシュJr.は言わずもがなですが・・・。
その娘のリズは、トランプの自分の父親のデックの誤った判断で戦争を起こさせたという主張に反対するために、トランプと反目していました。
この時点では、わたくしはトランプに賛成というよりは・・・。
わたくし自身が、そのような主張をして、当時のアメリカ社会で生きにくい生活をしていたので、当然至極であると思っていました。
ただ・・・。
その関係でリズとトランプは犬猿の仲となってしまい、リズは共和党内での反トランプの先鋒っとなってしまいます。
さらに非常に保守的で親トランプであった自らの選挙区(父親も・・・)であるワイオミング州で孤立して、落選してしまいます。
でも・・・。
リズは、反トランプを止めず・・・。
父親の業績をかばうことから始めた運動は、(トランプから)民主主義を守るという方向に転換して、いま活動しています。
わたくしの中では、彼女に対してやや忸怩たるものがありますが・・・。
このリズ女史の妥協しない性格には、政治家として立派ではあると思っています。
次回にはもう一人のアメリカ人女性を紹介する予定です。