リウマチになぜ鍼治療が効くのか? | 痛みとリウマチ専門鍼灸院のブログ 

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薬だけに頼らずにリウマチ自然治療 痛みを鍼灸治療で改善を目指す鍼灸治療院です。
リウマチ克服への自己治癒能力アップ。
リウマチと痛みを自然療法と東洋医学・鍼灸治療で克服

JR新大阪駅から2駅 御堂筋線江坂駅から徒歩2分 

リウマチを発病当初、 薬さえ飲んでいればよくなと思った人は

多いのではないでしょうか? 

また、 ただの関節痛が少し悪い程度とも考えたのでないでしょうか?


リウマチという病名は、一般的には知られています。

温泉に行けば必ずと効能に書いていますし、 入浴剤レベルでも書いています。


そのため、 リウマチになっいない人でも名前ぐらいは知っていますが、

どんな病か知らないためた、 大変な病気だと理解されないことも多い。

よくあるのは「年寄り病」の類だと思われ

 

「あんた若いのに、 なんでリウマチやねん」

「年寄りみたいやな、ははは(笑)」

 

と悪気なしに言われることもしばしば。
 

 


私の鍼灸院は、リウマチ以外の患者も多いが、

リウマチの患者の場合、 紹介というのは、ほぼない。

 

なぜなら、知り合い、 友人にリウマチだということを隠しているからだ。

 

先に書いたように、リウマチという病が、 名前がメジャーすぎて

重篤な病と理解されないためだ。

 

また、年頃の娘さんがいる方は、リウマチ=遺伝 という誤解もあって、

結婚などに支障をきたすと思い、隠す方もいます。

 

ちなみに、リウマチと遺伝の関係はない。




ネットでリウマチについて調べていると、

薬は一生飲まないといけない」「薬の副作用が強い」

など書いてあるサイトもある。


調べているうちに、リウマチの薬を飲むことが怖くなって、

何か薬を飲まなくてもリウマチを治す方法はないかと探し出す。

そんな時、 リウマチを薬を使わずに治すことができることが

書いてあるサイト を見つけてハマる人も多いはず。

だいたいその手のサイトには、

自分が薬を使わずにリウマチが治ったことが書かれている。

 

しかし、よく考えて欲しい。本当にそうなのか?

 

そもそもリウマチになった1割の人は、

薬も何もしなくても治ると医学的に言われている。

 

私の院にも、医者にリウマチと診断されたが、

薬を飲まず、よくなった方もいる。

 

何もしなくても勝手に治るリウマチの人が、

もし何かのサプリメントを飲んでいれば、

 

「~ のサプリでリウマチは治る」ということを言い出す。

100人のリウマチ患者がいれば、

100パターンのリウマチがあると言われている。

 

薬を使わずにリウマチが治ったという人は、

そういうたまたま治るリウマチかもしれないということは、

理解しておいたほうがいい。


 

かれこれ、この業界に入って今年で22年になる。

 

学生時代から鍼灸整骨院で修業し、

医療法人系の病院の東洋医学リハビリ科で、

約10年間、鍼灸治療を行ってきた。

 

病院では、東洋医学・リハビリ科の主任も経験した。

 

 

病院で働いたことで、様々な疾患に対して

鍼治療をする経験をすることができました。

 

肩こり、膝痛、腰痛はもちろんのこと、

痛みを和らげるための、余命宣告を受けた末期癌への鍼治療、

パニック障害、うつ病への鍼治療、メニエール病、頭痛、めまい、

生理痛、子宮筋腫、顔面神経麻痺などへの鍼灸治療を行ってきました。

 

 

西洋医学の現場で働いてきた経験から、

鍼灸治療では、どうにもならない部分も経験し、

薬、西洋医学の効果の凄さもたくさん見てきた。

 

そして、西洋医学の限界点、問題点も見てきた。

 

医学全般に言えることだが、

西洋医学・薬の守備範囲と東洋医学・鍼灸の守備範囲がある。

 

そこを乗り越えてはいけない。

 

薬を使わない、使う、

サプリメントだけで、漢方だけ、

鍼灸だけ、という0か1かで物事を考えるのではなく、

バランスよく治療を行うことが大切。

 

次回から、詳しく連続3回で、リウマチには、なぜ鍼灸治療が効果があるのか、

また、病院勤務の経験で感じた、西洋医学の限界点、問題点、

東洋医学・鍼灸治療の限界点、問題点なども交えて書いていきます。

 

 

 

 

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1938年創刊の老舗 鍼灸治療雑誌「医道の日本」誌編集部から
執筆の依頼があり論文を投稿しました。
(2016年 4月号に掲載)

 

 

 

 

 


医道の日本社から取材を受けて
「医道の日本」 専門治療院特集号 2015年 10月号 掲載

 

 

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