皆様、本年も宜しくお願い致します。
ブログを更新しなければと思いつつも、後々になってしまいました。
今年は組織内での人事移動の予定もあり、また私が40歳を迎える年でもあり、節目の年と考えております。
中学生から空手を始め、海老原先生には空手の楽しさを教わり、川本先生には、いろいろな経験をさせて頂き、空手の奥深さを教わりました。
そんな私も、もう40歳に。
思い返せば、一年一年が昨日のように思い出せるし、
ここまで続けて来られたのも、いろいろな方に支えられてきたお陰です。
ありがとうございます。
そんな節目に、自分の「空手人生の集大成」と言ったら大袈裟かもしれないが、
最後に何か挑戦してみようかと思ったのが、昨年の年明け。
「昇段審査を受けてみようかな…」
「でも、名誉段頂けるかもしれないしな~」
「辛いの分かっていて、あえて自分から挑戦したくないしな~」
言い訳する自分がいる。
でも、生徒にはいつも挑戦しなさいと言っている自分がいる。
正直、前回の昇段審査を受けた時の、組手が凄く辛かったので、二の足を踏んでいる自分がいる。
そんな葛藤が二ヶ月続いた。
とりあえず、まずは身体を動かしてみるかと考え、ランニングから始める事に。
家の近くの川沿いに、ランニングコースがある。
試合に出てた時には、合宿で10キロ走ったし、
「よーし、軽く隣町まで行ってみるかな」
そんな軽い気持ちで走りだした100mほど、
身体が重い!
苦しい!
考えてみれば、一線を引いてから12年、体重も15キロ近く太った、
当たり前の結果だった。
走れない!
すぐに目標変更!
目的地を隣町から、次の電柱まで。
電柱は2、30m感覚で一本立っているので、
一本目の電柱まで、走り、休憩、走り、休憩、の繰り返しで少しづつ慣らしていった。
昼間はウォーキング!
ウォーキングって、本来は結構速く歩かなきゃ意味がないが、自分はまだ身体がついて来れなかったから、散歩に近かったかな~
そして電柱ランニング!
ランニングとは言えないくらい無様だったので、人目につかないように夜にすることに。
そんな甘めのトレーニングでも、
二ヶ月後には、ダッシュまで出来るようになった。
「よ~し、ダッシュの本数と距離を増やすか!」
と思った矢先の出来事だった。
加藤邦顕
かとう くにあき