その6 アンコールは2回 2023 バクチク現象 その6 | 心にうつりゆくよしなしごと~浅き夢見じ

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デルジベット、バクチク、そしてV6が好きです。映画がきっかけで、関ジャニ∞の大倉忠義くんが好きになり、ファンクラブ入会。V6が解散しても、岡田准一くんや三宅健くんを慕ってやみません。




写真は、入場前に人波に揉まれながらたどり着いた石畳の上で、ほとんど連写状態で撮ったもの。



今回は、アンコール中に席を外すということもなく、ずっと手拍子していた。

本編の後半はもう、辛いから実は………もっと見たいという気持ちではなかった。

でも、代わりに彼ら4人に対して、エールを贈りたい気持ちに似たものが芽生えていて、手拍子はその表れだった。

声を枯らして「アンコール!」と叫ぶ人が近くにいた。いや、近くないけど、すごく大きく聞こえた。彼女は、どんな気持ちでこのコンサートを観てきたんだろう。



やがて、アニイが登場し、ドラムソロが始まった。

STEPPERS 

元気に歩くあっちゃん。最後にビシッと敬礼ポーズをキメるあっちゃん。そんな姿が思い浮かぶだけで、スクリーンは見ることなく、4人を観ていた。


今井さんは、髪を真っ赤に染めて、赤いブーツの高いかかとはピカピカ光っている。
そして、動く動く。

これまでみたコンサートの中でも、最も動いていたと思う。

まるで、人が違ったみたいに……と言うと大袈裟だと思われそうだが、やはり今井さんは変わった。


ヒデもそれは同じ。

スクリーンに映るアニイやゆうたの表情も、やはり見たことがない気配を漂わせていて。



私たちだけじゃなくて、彼らもまた、様々な思いをここで今、抱え感じながら居るんだと思った。


未来を見てはいるけれど、まだ不透明な未来。

手探り。試み。

そして、手違い………


Love meが始まる……と思ったけど、出だしがなんだかおかしかった。それでも、やり直しはしなかった。そのままTrainは走り出す。


両手でワイパーしながら、あれあれあれ?となる。


もはや、あっちゃんまで振り落とされかけて、歌えない💧


演奏するヒデと今井さんが、顔を見合わせる。


どうする?どうする?どうする?


(大河ドラマか!)

(あぁ、このまま演奏はフェイドアウトしてしまうのか?)

(こんなグダグダ………初めてだわ)

(これが生歌だったら、もっと早く立て直せたのかな)

(やっぱり、限界?)


いろんな考えがぐるぐるしたが、私の両手はワイパーを止められない。La La La…も止められない。


やっと、あっちゃんが追いついた?足が速いあっちゃんだからな………


と、なぜか観客がめちゃくちゃ気を遣った一曲になったのだった。


😵💨脱線するかと思っただよ………


つづく