続きです。
今回のライブは予告どおり二部編成。換気タイム兼おトイレタイムが挟まれていた。
開演前にも二回鳴らされたブザー音。
左右にあるスクリーンに映し出されたピエロのようなキャラクターが、鼻提灯を膨らませたり、赤い目を開けてから目をごしごしこすったりして、なかなか可愛かった。
一部だったと思うが、あっちゃんのダサカッコいい横ピースが売り?の「光の帝国」が演奏された。
この曲に合わせた手拍子をするのはいまだに難しい。一時期、車でこの曲が流れるたびに練習したものだが、やはり至難の技である。アリスや独壇場ならできるのだが……。
そして、あっちゃんの横ピース!コロナ予防の必要がなかった頃は、思い切りヒューヒュー言っていたけど、今は無言で「くぅぅっ!やっぱかわいいよ、あっちゃん。」と心の中でラブラブしているしかできないもどかしさに、身悶えしそうだった。
そして、後半。
舞夢は後半だったかな?
途中から、ドラァグクイーンだなぁ~なんて思い始め、ふと和田アキ子みたいなルックスの芸人さん?とダブり出し、いかんいかん!と雑念と戦うことになった。
いつの間にか、終わってしまい、アンコール。
聴きたい聴きたいと思っていた「恋」のイントロが始まり、思わず背伸びしてとらえたステージ上のあっちゃんは、赤い着物を羽織っていた。大きな感動がそこにはあるはずだったのだが………。
あれ?なんかへん。
浪漫を誘うはずの赤いお召し物の白い襟が、太くて長くて、胸の辺りで四角く見える。あれはまるで赤い割烹着!?
しばし困惑。この感じ、確か以前にも………
20周年のライブ映像で、ほっかむりを見たときのような。
或いは、25周年あたりに日比谷野外音楽堂で観たライブのやはりアンコールで、白いベストを見たときのような。チャンチャンコだったか?
これは、果たして正式な衣装なのか?あっちゃんが「ぼく、これ着たい」と持ち込んだ一枚だったのか?
きっと後者だろう。
せっかく聴けた「恋」は、あっちゃんの装いに気をとられてしまい、半分くらいしか入ってこない悲しい結果になってしまった。そして、今日のライブはもうこのインパクトが一等賞だろうという予想は、すぐ次のGo-Go トレイン←題名ちがう によって、あっさり覆されてしまったのであった。
つづく←いつかは