映画「碁盤斬り」を観に行ってきた。 | みどりさんの☆ちょいスピ生活~幸運は人を介して届くもの~

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台風の影響で強風が吹き荒れるなか・・、

我慢できずに「碁盤斬り」を観に行ってきました!!

 

 

 

映画『碁盤斬り』草なぎ剛の圧倒的存在感の本ポスター・本予告・場面写真一挙解禁 (2024年2月27日) - エキサイトニュース

 

 

 

つよポン・・・・、あのつよポンが・・・、

 

「ミッドナイトスワン」振りに、

いやまたは、それ以上にやってくれました・・!!

 

あくびひとつせず、(頻尿なのに)尿意も感じることなく、

2時間ずっと江戸時代にタイムスリップですよ!

 

 

まずオープニングタイトルが素晴らしい。

 

力強く、「碁盤斬り」と書いた人は、

あのダウン症の書家、金澤翔子さん

 

事前に聞いていたので「これか~~!!」と

始まって3分でウルっとなってしまいました。

 

 

ここであらすじをざっとご紹介。

 

映画の元ネタは、古典落語の柳田格之進。

 

主人公の格之進は真面目で実直、

こうと決めたら一歩も引かない性格であるが、

 

身に覚えのない罪を着せられ浪人となってしまった

格之進は、最愛の妻まで亡くし、娘と二人、

江戸の長屋で貧乏暮らしをしている。

 

いつでも武士に戻れそうなのに、

なぜ頑なに貧しい浪人なんかをやっているのか。

 

「復讐劇」のはずなのに、毎日囲碁ばかり打ってるけど

ほんとうに大丈夫か???(これちゃんと着地するの??)

 

一向に復讐劇として展開していかないぞ!?!?

(モヤモヤ・・)

 

 

 

・・・そんなある日、囲碁を通じて

事件の”真犯人”を知ってしまうのだが・・・。

 

「虎視眈々」と何かを企んでいるけれど、

それがいったい何なのか観ている私達には全然わからない。

 

次の一手のことなのか、復讐のことなのか・・・。

 

 

劇中の格之進を、虎ではなく敢えて犬に例えると、

 

ゴールデンレトリーバーのように

何も言わず大きな愛で娘をじっと見守っているかと思えば、

 

シェパード(警察犬)のように、

憎き宿敵をどこまでも追い詰め、噛みこ□しに行く怖さもある。

 

(最後、噛みこ□すところはちゃんと虎になってたけど)

 

妻の無念を晴らす為、そして自分の為に奉公に出た娘の為に

復讐を誓うのだった・・!!

 

 

「静と動」の両極端なメンタルを、

つよポンは見事に演じ分けておりました。

 

ラスト、本当に碁盤を斬った時には、

 

「物に当たるなよ・・」

心の中でツッコんじゃいましたけどね(笑)

 

 

何と言っても、脇を固める俳優陣が

素晴らしい方々ばかり!!

 

中でも特に、(個人的に)印象に残ったのは、

「小泉今日子さん」

 

このあいだのドラマ「不適切にもほどがある」で

最後の最後に登場してましたが、

 

その「スペシャルゲスト」の続きで、

映画にもしれっと登場してきて、サラッと爪跡を残していく。

 

出てくるたびにワクワクが止まらなかったです!

 

「女優してますけど何か?」

みたいな感じが出ていないところが良くて、

 

YOUさんみたいに

もっと映画やドラマに出てきてほしいですね。

 

 

さて、主演の草彅くんですが、

 

デビュー当時は、森くんも入れて

6人の中では一番地味で、

 

ほとんど印象に残っていませんでした。

 

スーパースターのキムタク、

ダンスが上手い中居くん、

イケメンで優等生の森くん、

ドラマで超人気アイドルの相手役やってた吾郎ちゃん。

末っ子で笑顔の可愛い慎吾ちゃん。

 

草彅・・・

え~~っとこれはなんて読むんですか??

 

・・みたいな。

 

それが今や”元SMAP”のラベルなんかなくても

俳優として5人の中で一番好きなのは断然、草彅くんです!!

 

お金を払ってわざわざ映画館まで観に行きたいと思うのは、

5人の中だけで言うと、

 

私は「草彅くんだけ」ですね。

 

あ、うそうそ。「レジェンドオブバタフライ」も

「正欲」も、そういや映画館まで観に行ったわ(笑)。

 

とにかく・・・、

 

事務所を出た後の”今の剛くん”が、

断然私は好きですね。

 

 

えっと、つよポン!

 

これからもずっと応援していきます!

 

 

 

   ◆    ◆    ◆    ◆    ◆

 

 

 

私ったらすぐに影響を受けやすくて、

将棋の映画「3月のライオン」を観た時もそうだったけど、

 

この映画見ていたら

自分も無性に囲碁がしてみたくなりました。

 

やったことないし、

ルールも全くわかりません。

 

映画の公式ホームページで

囲碁のやりかたを説明している項目があったので、

 

はたして私のポンコツ頭で理解できるのか、

あとでゆっくり読んでみようかと思います。

 

 

 

数日前この映画のことを知った時、

急に、幼少期の遠い遠~~い記憶が蘇りました。

 

 

私が4~5才くらいの時、祖父の家の縁側で、

祖父と大叔父が二人で仲良く囲碁をしている光景・・・。

 

映画を観ている最中にその光景が何度も蘇って、

凄く懐かしい気持ちになりました。

 

 

 

ニヤリ「これでどうだ!!」

 

えー「いや~まだまだ・・。」

 

ニヤリ「じゃあこれでどうだ!?」

 

えー「まだまだ、だな。」

 

 

 

まだちっちゃかった私は、

「またやってるよあの二人・・・。」と思いつつも、

 

「あんな黒と白の石ころの、

何があんなに面白いんだろう・・。」

 

と不思議でたまらなかった。

 

 

囲碁かどうかはまだわからないけれど、

いっちょ何か新しいことでも始めてみよっかな。

 

 

 

 

では台風に気をつけて。

 

気候が落ち着いたら、皆様もぜひ映画館へ・・・。