ー第144歩ー’11NZ編「高卒フリーターで不安障害(SAD)だった私がNZの永住権を取るまで」 | みどりさんの☆ちょいスピ生活~幸運は人を介して届くもの~

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今日から5月ですね。

 

皆様、お元気にしていましたでしょうか?

 

私は可もなく不可もなくって感じで、

 

特に何もなかったです(笑)。

 

 

・・というのはちょっと嘘で・・w、

 

今月からまた部署が変わります。

 

”また”というのは、

 

11か月前に異動したばかりだったので、

 

今回の異動は青天の霹靂でした汗汗

 

 

異動ばかりで正直しんどいです。笑い泣きあせる

 

でも頑張るしかないので、

 

めげずに頑張っていこうと思いま~~す!(笑)

 

 

 

そして、いつも私のブログを読んで下さって

 

本当に有難うございます。

 

これからもどうぞよろしくお願いします。ウインク音譜

 

 

それではさっそく、

 

前回(第143歩)の続きから書いていきますね。

 

 

 

 

 

【 2011年9月9日 

       ラグビーワールドカップ開催!! 】

 

 

 

オークランドにあるアイリッシュパブで働き始めて

3週間が経った9月7日、

 

お店との労働契約を更新しました。

 

ずっと短時間労働ばかりが続いたので、

アルバイト感覚でやっていたのですが、

 

正式に9月1日付けでフルタイム・シェフとして

働くことになり、

 

「もう逃げられない」というか、

やっと覚悟が決まりました。

 

 

でも相変わらずお店は暇で、

ピーク時間であってもオーダーが全然入らなければ、

 

「もう今日はあがっていいよ。」と言われて

すぐに帰らされていました。

 

 

週休4日のシフトで、

誰がどう見たって戦力外シェフ。

 

収入が低すぎるのは問題だけれども、

 

それよりも「働きやすい環境か否か」の方が

もっと重要で、

 

それでいうと、以前勤めていた高級フレンチに比べたら、

100倍は働きやすかったです!

 

 

週3日はダンス教室に通えていたし、

 

ダンスを習っていたおかげで、

 

考え事をしすぎたり、

ストレスでお金を浪費することがなかったので、

 

あの時期にダンスに出会っておいて

本当に良かったです。

 

 

 

 

人間関係でいうと、当時の私は

オーナーや上司が「男性」の方が働きやすいと思っていました。

 

理由は、何となく男性の方が言いたい事が言いやすいし、

ジメジメした女の園が苦手だから。

 

その点でいうと、当時のオーナーも料理長も男性だったので

何でも話せて働きやすかったです。

 

 

 

 

 

2011年9月9日、

 

待ちに待った【ラグビーワールドカップNZ】が

開幕しました!!

 

 

↓こちらがRWCで優勝したら貰えるトロフィー。

 

↓開催日(9月9日当日)の夜に撮った1枚。

 

 

すみません、

普段、何色だったかは忘れましたがw、

 

この日は街の中心部に立つスカイタワーが

「ライトブルー」に点灯していました。

 

東京のスカイツリー同様、

特別な日にはタワーの色が変わります。

 

 

 

記念すべき第一試合目のニュージーランドの対戦国は、

「トンガ」。

 

その日はたまたま仕事がお休みだったので、

 

家のすぐ近くのスカイタワーに出向いて、

建物内にある巨大スクリーンで試合を観戦しました。

 

 

 

私はNZの選手が試合前に行う

「HAKA」を見るのが大好き!

 

最初にあれを見ないと試合を見た気がしないというくらい

好きなんです。

 

※ご存知ない方は、YOUTUBE「オールブラックス HAKA」で

検索してみてくださいね。

 

 

HAKAには、「敵に見せる威嚇」と、

「自身を奮い立たせる鼓舞」の意味があります。

 

もともとはNZの先住民族であるマオリ族が、

戦場で戦いの前に自分達を鼓舞する為にやっていた風習。

 

そう思うと、いろんな意味で感慨深いものがあります。

 

”威嚇や鼓舞”の意味でいうと、

 

プロレスの入場パフォーマンスなんかも、

同じ意味があるような気がしますね。

 

 

 

実はトンガもNZと同じくポリネシアン民族なので、

NZが「HAKA」なら対するトンガにも、

 

「シピタウ」という名の

試合前のデモンストレーションがあります。

 

両チームにこのデモンストレーションがある場合は

試合が一層盛り上がります!

 

私に限らず多くのNZラグビーファンは、

HAKAを見ないと試合を見たうちには入らないのです。

 

 

 

それに私は、HAKAを見ると、

なぜか涙が溢れてきてしまいます。

 

それはもう100%確実に、です。

 

さっき言った「戦場での風習」を思って

悲しくなるのだろうと思います。

 

だから一人で観戦する方が

いろいろと都合が良かったりします・・。

 

 

 

 

・・・で、気になる試合結果はというと、

 

「42対10」

NZの圧勝でした!!

 

そりゃあそうですよ。国技をホームグラウンドでやるのに

開催初日には絶対負けられませんからね(笑)。

 

 

 

 

 

9月14日、会社から初の給料が振り込まれました。

 

今の給料と比べたら「3分の1」くらいかな?

 

お世辞にも多いとは言えない額だけど、

まだ貯金もそこそこあったし、

 

「家賃とダンスレッスン代もらえてラッキー♪」

くらいに思ったのを覚えております。

 

 

 

 

 

 

9月17日は、働き始めて1か月記念日。

 

街にいた大道芸人までが、

 

「みどり1か月記念、おめでとーーー!!」と

お祝いしてくれているかのようでした(笑)。

 

 

 

↓9月17日、「祝RWC in NZ」のカーニバルの様子。

 

 

 

 

9月21日までは週休4日勤務で、それ以外は

ダンス教室に行っている日のほうが多かったけれど、

 

そのサイクルが急に”逆転”したのは、

9月下旬に入ってからでした。

 

徐々に世界中から熱狂的なラグビーファンが押し寄せてきて、

だんだんとお店が忙しくなってきたのです。

 

 

それまで週休4日だったのが、

ここにきて急に【週休2日制】に変わり、

 

ダンスに行く回数がぐっと減ってしまいました。

 

いや、これが本来フルタイムシフトで働く人の

基本の生活スタイルなのでしょうが・・、

 

急に忙しさの度合いが増したので、

頭と身体がついていけなくてかなり戸惑いました。

 

 

当時私はモーニングシフトで、

【朝食とランチ】を担当していました。

 

ランチが終われば仕事は終了で、

 

ディナーの為にまた戻ってくる必要がなかったから

身体は全然ラクでした。

 

それに、アイリッシュ人の男性料理長との相性は良く、

順調に仕事をこなせていました。

 

 

以前にも話した、同系列のアイリッシュパブの支店へも

週1くらいでシフトに入っていました。

 

私の所属はあくまで本店。

支店の料理長なりのやり方があると思ったので、

 

支店ではヘルプ要因として皿洗いとかそうじとか

「キッチンハンド」に徹していました。

 

もちろんその頃には、私が「プロのシェフ」だというのは

全員に知れ渡っていましたけどね(笑)。

 

 

 

 

RWCの決勝は10月23日!!

 

10月からのお話はまた次回に・・・。

 

 

 

 

つづく。

 

 

 

 

↑当時大人気だったダン・カーター氏。

 いまで言う”大谷翔平くん”みたいな感じかな??