このブログでは、
東京都立川市の静かな住宅街で
アトリエ陶喜という陶芸教室を開いている
陶芸家 辻本喜代美は
どんな作品を作っているの?
ということについて書いています。
 
初めましての人も、そうでない人も
作品を眺めつつ読んでもらえたら嬉しいです。
 

 


 

 いつから陶芸をしているの?

 

「陶芸で作品を作る道にすすみたいな。」
そう思ったのは19歳の時でした。
ある二人の陶芸家さんに
出会ってしまったことがきっかけです。
当時、その作家さん方は
30代前半の頃だったでしょう。
 
陶芸のイメージを〇〇焼という
イメージしか知らなかった私が
『こんな表現の器もあるんだ!
面白くて素敵だなぁ。』
そう感じたわけです。
 
あれから今の年齢まで、
ありがたいことにずっと陶芸に
関わることができています。
 

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人間、何をするかより誰に出会うかが大事!
とよく言いますが、本当にそうだと思うのです。
 

 

 どんな作品を作っているの?

 
陶芸家と名乗っていますから
もちろん陶芸で表現する作品を作っています。
始まりは、やはり器でした。

 

(30代中盤までは器をメインに作っていました当時の作品です)

 

単純に陶芸=器。
当たり前のように頭に浮かびました。
その一つの要素として、
料理をすることが大好きだった。
と言う点があります。
だからアルバイトはずっと飲食店を
選んでいましたね。
 

 
陶芸について学んだ
美術大学を卒業後
色々な作家さんに出会い、
陶芸のお仕事をいただき、
他人に陶芸を教える講座を持ち、
そしてさまざまな作品を作る中で
陶芸は器だけではないことを知り、
現在のように陶のあかりや人形や彫刻などを
自由に手がけるようになったのです。

 

(あかりの作品を作り始めた頃の個展)

 

(動物のモチーフとあかりを組み合わせた作品は今でも大好き)

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ずっと陶芸に関わり続け、作り続けることで
自分らしさを見つけ、寄り添いながら
活動を続けていることは仕合わせです。
 
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 陶芸以外にもいろいろやってますよね

 

近年の私。
「辻本さんって、演劇とかcafeとか
イベント企画とか、カウンセラーとか
Webデザインとか陶芸以外にも
いろいろやってますよね。」
と言われることが多くなりました。
 
確かにそうですよね。夫からも
「君は何処に行こうとしているの?」
言われることがよくあります。
 

 

読者のアナタにうまく伝わるとよいのですが
私にとって、cafeもイベント企画も
カウンセラーも、Webデザインも
どれも陶芸で表現している時と
気持ちも取り組み方も変わらず
同じ台の上にあるものなのです。
 
(2023年は劇団藤村組の演劇に参加しました)

 

ただ、私自身もそう思えるまで
ずいぶん悩みました。
 
一つのことを追求できてなくて
中途半端なような気がして。
ひたすら陶芸だけに打ち込んで
その道を進んでいるアーティストの姿を
目にするたびに
落ち込んだり、自己嫌悪したり
色々な葛藤に苛まれていたわけです。
 
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でもねそんな時も陶芸を辞めようとは
思わなかったんですよね。なぜかといえば
内なる自分がグルグル混沌としている状態を
紐解いてくれたのも陶芸だったからです。
 
だから私にとっての陶芸は、
表現を作品としてカタチにするコト。
であると同時に、
自分自身の内側を見つめ、状態を知り、
整えていくためのツールだったといえるでしょう。

 

(2023年からキヨミBlueと名付けていただいたシリーズが生まれました)

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 目指すは生き方自体が作品

 

このように私が陶芸との関係に気がついて、
一番ありがたかったことは、
ココロの内側にニュートラルな自分の軸を
感じるようになれたことです。
 

 

それまでは陶芸の中に自分はめ込もうと
必死でした。だから陶芸以外の活動が
伸びて行った時に、後ろめたく感じました。
こういう時は何となく自分のことを
「陶芸家です!」と言うのに
違和感があるのです。
 
しかし、
 
「陶芸は、私というものを
構成する要素の一つでしかない。
その割合が、他のものより多いだけ。」
 
そう思えたら、
自分の活動全てが愛おしく感じたのです。
 
 
陶芸
イベントを企画
演劇も
カウンセラー
Webデザイン
cafe運営
そしてこのブログ
 
全部私を作る大切な要素。
だから出会うきっかけはどこであれ、
私とご縁あった方々が
「喜代美さんのところに来て楽しかった!」
「喜代美さんに会うと元気になるわ!」
そう感じてもらえたら嬉しいのです。
 

 

これからは自分自身が作品、
生き方自体が作品なんだ。と、
まるっと思えるように生きる。
というのが、今の私の目指すところです。
 

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 それぞれの伸びしろを見つける

 

私はいつも、自作の作品に対して

「物語を感じ、物語を繋ぐもの」

という役割を課しています。

リレーで言えばバトンの役目です。

 

 

だから陶芸教室でも生徒さん達に対して

私が陶芸というアイテムを使って

生徒さんご自身が気づいていなかった

内なる物語と喜びの伸び代を発見し、

手渡そうと思っています。

 

 

 

 

その発見のために陶芸以外のことも

生徒さんと共にたくさん楽しもう!

そう思うのです。

 


 

時にはそういう私のスタイルと

相性が合わない方もいるでしょう。

仮に、時を愛でるより

効率よく作品を作りたい方や

ムダなことは不要で作る数や量に拘りと

価値観を置いている方が陶芸レッスンを

希望された場合は、他の場所を探すことを

オススメしちゃいます。

だってその方がその方にとって親切ですものね。

 

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私は陶芸以外のことから

たくさんのアイデアを頂き

それを陶芸作品にフィードバックしてきた身です。

だから陶芸以外で感性に響くものも

積極的に生徒さん達とシェアしながら

歩んでいきます。

それは可能性という伸び代にとなり

自信やココロの豊かさに必ず繋がるからです。

 

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ということで、
私の作品と活動の根底に流れる思いを、
「私の作品のカタチ」というタイトルのもと
書いてみましたが伝わったでしょうか。
 
伝わっていただいたら嬉しいですし、
もし、文章に加えて臨場感も感じたいという方は
私のアトリエや、私の展覧会やイベント、
そして作品に直接触れてみてくださいね。
画像では伝わらない空気を
何かのおりに感じてもらえたら嬉しいです。
 

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最後まで読んでくれてありがとう💕🥰


陶芸家の辻本喜代美でした。

 

辻本喜代美の陶芸教室アトリエ陶喜では一緒に作陶を楽しむ仲間を募集中です。陶芸のある暮らし穏やかでやわらかな楽しい時間を過ごしましょう。まずは楽しく作陶した生徒さんたちの作品と陶芸教室についてを見てください。私自身の作品についても触れています。その後にHPをのぞいてみてくださいね。◉ ☑️ 生徒さんたちの作品集◉ ☑️ 陶芸教室について◉ ☑️    アトリエ陶喜の楽しみ方について◉ ☑️ 辻本喜代美の作品について◉ 私のプロフィールはコチラから◉ アトリエ陶喜ホームページ

 
 

 

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