そして、これもご存知でしょうが、このオンエアをたまたま聴いていた、NHKのディレクターが、チョコレイトディスコを気に入って、ACのCMキャラクターに抜擢。
その、タイアップ曲が「ポリリズム」なんですから、2007年のPerfumeは、凡人なら一生で使う分の運を1年で使ったみたいな奇跡でしたよね。
短編のドキュメンタリー映画なら、あっという間に完成出来たくらい、奇跡がたくさんありました。
このラジオで起こった、奇跡的なエピソードをもう1つ挙げると、Perfumeの曲を1カ月間流してくれたので、お礼を兼ねて、Perfumeがゲストに呼ばれた週、なんと、お迎えするカエラさんが乗る新幹線がストップするアクシデント。
オンエア開始時刻に間に合わず、ゲストのPerfumeが、メインパーソナリティーのカエラさんがスタジオに到着するまでの間、ほぼ1時間弱くらい、代行DJを務めたんです。
ライブのMCで鍛えられたおかげで、これがまた、普通に進行していて、当時まだ18歳にもかかわらず、スキルの高いPerfumeのトーク力を世に知らしめることに成功。
翌年の、「Perfume Locks」のレギュラー獲得に影響したかは分かりませんが、こういう評判はすぐに拡散しますからね。
Perfumeというグループをハッキリと認識した業界人は増えたのではないかと思っております。
その割に、J-WAVEのレギュラーラジオは決まらなかったけど(笑)。
この2年後の2009年、ともに参加した、ある大きなフェスのサプライズで、「木村カエラ∞Perfume」として、2曲共演するんですよね。
当然、「チョコレイトディスコ」は4人でパフォーマンスしたわけで。
ボクは行かなかったんだけど、この知らせを聞いて、「行きゃよかったなあ!」とやさぐれてましたっけ(笑)。
というわけで、Perfumeの命の恩人、木村カエラさん、デビュー20周年おめでとうございます!
ちなみに、カエラさん、10月26日(土)に、自身12年ぶり4度目の日本武道館公演があるそうですよ。
成功をお祈りいたします。
(チケット買わないのかよ!笑)