2023お正月 四国電車の旅 7 | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

長々続けてきた、お正月の四国電車旅もこれで最終回です。
最終日の朝、泊まっていたホテル(温泉付きで大満足でした)を出ます。
最終日にして、初めての雨が降る中、向かった先は、美味しいうどん屋の錦谷さん。
香川のうどん屋さんは早朝から営業しているところが多くて、このお店も朝8時半から営業。
ただし、閉店は14時。
香川のうどん屋さんは閉まるのが早いお店も多いのです。
しっかり調べてから行かないと上手く回れません。
さて、お店に入りましょう。
 
 
朝10時過ぎですが、席は半分くらい埋まってました。
やはり人気店ですね。
このお店は、肉うどんが有名らしいので、初訪問ですから、まずはそれを食べましょう。
ここは、麺半分も注文出来たので、この後何軒か回りますから、それにしようと決めていたのですが、この日初めての食事ということで、お腹が空いていたので、後先考えずに普通盛の肉うどんを注文しちゃいました。
これが後々後悔することになるのですが、この時はまずお腹を満たすことに夢中でした。
さて、綿谷さんの肉うどんです。
見た目からして美味しそう!
これで、510円ですよ。
 
 
 
うどんはモチモチで、意識高い系の讃岐うどんにありがちな、異常なコシの強さもなく、程よい歯ごたえ。
全くコシの無い博多うどんを食べて衝撃を受けて以来、「うどんにコシは要らない主義」のボクでもお気に入りの程良さでした。
つゆはやや甘めながら、すっきりとしていて出汁も良く効いています。
お肉も甘めに煮られていて、固すぎず本当に美味しい。
ただ、レモンは要らんと思う(笑)。
そして、何より嬉しいのが1玉なのに、量が多い。
この、肉うどん1杯でお腹がしっかりと膨れる。
十分満足してお店を後にしました。
 
 
そして、ここから1分ほど歩くと、Perfumeゆかりの場所がありました。
皆さん、分かりますか?
 
 
高松オリーブホール。
2008年のPerfumeの1st全国ツアーである、「GAMEツアー」が行われた場所ですよ。
ボクはこのツアーは大阪しか参加してないんだけど、キャパ350人でPerfumeが観られることなんて、もう無いでしょう。
実に羨ましいですね。
 
 
 
さて、今度はここから歩いて20分ほどにある、七福さんに向かいました。
ここは、完全手打ちの個人のお店なんで、営業時間は10時~14時半の4時間半だけ。
 
 
さっきのうどんがお腹にたっぷりと溜まっていたので、ここでは、かけうどんだけにしようかと思ったのですが、並んでいる天ぷらの中に、ボクの大好物のイカ下足があったので、思わずそれを手に取ってしまいました(笑)。
見た目実にシンプルなおうどんがやって来ました。
これで、240円。
天ぷら付けても400円ですよ。
 
 
 
 
 
 
このうどんの最大のサプライズは、お出汁の美味しさ。
とにかく優しい口当たりなんですよ。
例えが適当かは分かりませんが、味が付いた蒸留水を飲んでいるのかと思うくらい、全くクセが無くて、どこまでも飲み続けられます。
そのお出汁に合わせたのか、麺はコシはあるのですが、少し柔らか目。
この主張し過ぎない麺が、お出汁とちょうど良い組み合わせで、本当に美味しかった。
思わず、全部飲み干しちゃいました。
 
 
 
さて、2軒目を出て、また商店街のアーケードに戻ります。
高松の繁華街は、ほとんどアーケードの中にあって、雨が降っていても傘要らずなのは嬉しい。
 
 
 
ただ、七福さんはアーケードの無いところにお店にあって、しかも、ここの行き帰りの時が一番雨が強く降ってずぶぬれになるという、雨男健在なひとときでした。
もう濡れたくないので、次のお店はアーケードの中から選ぼうと思ったのですが、検索しているうちに雨が上がったので、それじゃ当初の予定通りのお店に向かおうと、ここからまた20分ほど歩いた先にある、うどんバカ一代さんに行きました。
 
到着した時間が12時過ぎだったんで、人気店のこちらは行列でギッシリ。
15分ほど並んでお店の中に入りましたが、狭いお店の中はお客で一杯。
セルフのお店なんで、うどんを持って席に向かうのに、人とすれ違うのでさえ一苦労するほど(笑)。
でも、有名人のサインがビッシリ並んでいますから、地元では超有名店なんでしょう。
 
 
 
さて、こちらのお店の人気メニューは、釜バターうどんという変わり種。
ここまで、正統派のメニューばかり食べて来ましたから、ここいらで未だ食べたことのないうどんを食べてみたいと思い、ここに来た次第です。
さあ、いただきましょう。
 
 
 
このメニュー、うどんの上にバターと黒コショウが掛かってます。
別添えの卵を溶かして混ぜると、まるで、「うどん版カルボナーラ」のような出来ばえ。
ここに、チーズが掛かったら、まんまカルボナーラですね。
早速、全部混ぜていただきましょう。
 
 
 
 
 
最初はおっかなびっくりでうどんを口に運んだんですが、これがボク的に大ヒットなお味。
玉子に黒コショウにバターですから、本家のルボナーラみたいにしつこいお味だと思いきや、元々が和風の釜玉うどんですから、口当たりがスッキリ。
そこに、バターのコクと黒コショウのピリリとした辛味のアクセントが実に美味い。
「本当に良いものを体験出来た」と心から感謝しながら、ペロリと平らげちゃいました。
 
 
 
僅か3時間足らずの間に、それぞれ違うテイストのうどんを3杯食べまして、すっかりお腹いっぱいになって、高松駅に向かい、地元へ向かう列車に乗り帰路に着きました。
ただ、うどんって、麺類の中でも消化が抜群に良いので、これだけ食べたのに3時間くらい過ぎるとお腹が空いてくるんですよ。
これが不思議(笑)。
 
 
 
というわけで、お正月の四国の旅のシリーズはこれにて終了です。
実は、つい最近また旅行に行きましたので、また近いうちにこれを記事にしますね。