家系ラーメンをひたすら食べる旅 7 | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

全国の家系ラーメンをひたすら食べようという、この企画。
今回はその第7弾です。
美味しい家系ラーメンは関東圏に固まっているので、なかなか定期的に投稿出来ないのですが、ライゾマティクス展に行ったついでに2軒回りましたので、今回はそれを記事にいたします。
 
 
まずは、JR柏駅から歩いて10分くらいにある、王道家柏店さん。
本店は茨城県取手市にあるそうです。
ここは、訳あって、吉村家直系からは外れましたが、たいそう評判の良いお店と聞いて足を運びました。
 
 
ここでは、ラーメン並(700円)と、トッピングで小松菜とほうれん草を合わせた青菜(100円)を注文しました。
味が濃い家系ラーメンの時は、なるべく野菜摂りたいですしね。
出て来たのがこちら。
思ったよりも青菜が占拠している(笑)。
 
 
ここのスープは、醤油タレの濃さが許容範囲ギリギリまで攻めていて、「醤油辛い」寸前です。
でも、豚骨のクリーミーな円やかさが、それを下から支えていて、全体の旨味をギリギリ形成しています。
一口目は少し辛いと思いますが、飲み進めているうちに、醤油豚骨の旨味をしっかりと味わえます。
 
 
あと、特筆すべきは、このチャーシュー。
家系ラーメンのチャーシューは、他のラーメン屋のとは違って、煮豚ではなく、全て窯焼きにしているのですが、この王道家さんのチャーシューは、窯で焼いた香りが素晴らしく、口に入れた瞬間に上質な香りが漂います。
たった1枚しか乗ってないんですが、十分に満足出来るチャーシューでした。
 

 
あと、麺の紹介はしませんでしたが、吉村家直系から外れたことで、酒井製麺の提供は無くなったようです。
でも、酒井製麺の麺と同じように、太くて短くて、ツルツルとした歯触りの麺を採用していましたので、あまり変わりはないように思いました。
ボクには、やや味は濃すぎましたが、全体的に完成度が高くて、相当満足してお店をあとにしました。
 
 
 
最後は、JR本厚木駅から歩いて30分(!?)くらいにある、厚木家さんに行きました。
相当に駅から歩きました。
駅からバスが出ているので、それに乗った方が無難です(笑)。
 
 
 
こちらのお店は、吉村家さんの息子さんが経営しているので、問題なく直系店です。
ここでは、ラーメン並(700円)注文しました。
家系ラーメンって、なにげに安いのが嬉しいですよね。
都内のラーメン屋なんて、デフォのメニューでも1000円超えのお店が続出し始めましたからね。
材料の高騰もあるから仕方ないとは思いますが、ラーメンは庶民の味なんですから、安いのを基本にしてくれたら嬉しいです。
さて、そんなことを思っているうちに、ラーメンがやって来ました。
これは、吉村家さんのビジュアルに極めて近いです。
さすが、息子!(笑)
 
 
 
さて、肝心のお味ですが、これも父上のお店、吉村家さんと同じように醤油タレのキレを前面に押し出した、くっきりとした輪郭で、豚骨は主張しない、あくまで男っぽい味。
でも、粗暴さは感じない完成度の高い豚骨醤油系のスープでした。
さすが、息子!(笑)
 
 
 
今回、特筆すべきは、このチャーシュー。
 
 
何度も書きますが、普通のラーメン屋さんのような煮豚ではなく、窯でしっかりと焼かれて、噛み応えと風味がしっかりとしています。
この、厚木家さんのチャーシューは、吉村家さんのよりもさらに肉厚でスモーキーで、実に味わい深かった。
並でしたから、たった1枚しか乗ってませんでしたが、これが食べられるなら、次回の訪問では、チャーシュー麺にしたいですね。
 
 
ということで、この家系ラーメンシリーズも、まだまだ続きますよ。
次回の更新がいつになるか分かりませんが、こうご期待!