【吉村家さんに感動!】 家系ラーメン食べ歩きの旅 その5 | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
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皆さん、お待ちかね、「家系ラーメン」の記事ですよ(笑)。
「待ってないぞ!」というアナタ。
今回は、ちょっとご注目。
家系ラーメンの本場、横浜のお店を回ってきたので、読んでくださいな。
 
 
まずは、横浜駅からほど近く、家系ラーメン総本山の吉村家。
今回の遠征、まずはここから回りました。
家系ラーメンの特徴として、どれだけ行列が長くても、まずはお店に入って食券を買います。
 
 
 
並ラーメンと野菜畑の食券を買って、列の最後尾に並びます。
ボクが行ったのは、午後2時過ぎでしたが、まだ30人くらい並んでました。
でも、吉村家は、10人くらいが1ロットで総入れ替えなんで、思ったより早くお店に入れます。
回転の悪いお店だと、30人くらいの行列で1時間とか平気であるのですが、この日並んだ時間は20分くらいでした。
 
 
カウンター席に座り、好みを聞かれます。
「麺の硬さ・醤油たれの濃さ・鶏油の多さ」ですが、初めて訪れるお店なんで、全部普通でお願いしました。
 
 
まず、野菜畑がやって来ました。
ラーメンといえば、野菜不足が懸念されますが、このお鉢には、ほうれん草・もやし・人参・きくらげなどがしっかり乗っていて、これなら、栄養バランスもバッチリですよね。
前の記事にも書きましたが、「家系ラーメンは完全栄養食」で間違いないです。
 
 
そして、並ラーメンがこちら。
総本家のラーメンの到来に胸が躍りました。
 
 
 
まずは、一口スープを飲んだのですが、ここで感動。
もうね、めちゃくちゃ美味しんです。
吉村家さんのスープは、醤油の風味が絶妙なんですよ。
京都の家系ラーメンも美味しいのですが、それは、豚骨に軸足を置いているから、ある意味、豚骨ラーメンなんです。
でも、総本家は、まず、醤油のかえしがしっかり効いている。
家系ラーメンって、醤油で味合わせるラーメンだったのだと、ここに来て初めて実感しました。
 
 
実は、関西の家系ラーメンは、オープン当初は、本場の味を再現しようとするも、関西のお客さんから、「辛いからもっと関西風に」という要望があって、関西人の好みのマイルドな味に変貌していくという特徴があって、「マイルドとは何か?」と疑問に思っていたのですが、この吉村家さんの味を感じて、ようやく分かりました。
 
 
要は、醤油の使い方なんでしょう。
これは、吉村家の社長のインタビュー記事で見たんですが、ここの醤油は、完全無添加のものを使っていて、それも幾つかの物をブレンドしていると。
そのブランドと、その配合は、他に一切出していないので、直系じゃない他府県の家系ラーメンのお店では、最高の醤油を取り寄せてブレンドするのは、相当難しかったのではないでしょうか?
 
 
あと、関西は、「だし」。
関東は、「醤油」。
ユーザーが旨味を感じる成分が違うというのも影響しているのかもしれません。
 
 
 
そんな能書きはよいとして、食べてみました。
麺は、酒井製麺の太くて短いもので、こってりした濃いスープに最高にマッチしたもの。
家系ラーメンといえば、という麺で、間違いなしです。
 
 
 
直系の家系ラーメンのチャーシューは、煮豚でなく、スモークした炙り豚なんですよ。
これが、風味が良くて、実に旨いんです。
吉村家さんのチャーシューは小ぶりですが、他の直系のお店ではもっと大きな物が乗ってました。
でも、味は全く変わらず、実に美味しいものでした。
 
 
 
 
今回は、ライスは頼まなかったので、いつもやる、海苔の上にニンニクを乗せてライスを挟んで味わう事はしませんでしたが、海苔にニンニクを乗せて麺を挟んで食べました。
同じ炭水化物を挟むんだから一緒の味わいでしょ(笑)。
 
 
 
いやあ、実に旨かった。
先にも書きましたが、家系ラーメンの神髄が、醤油の美味しさだったということが理解できたのが一番の収穫でした。
今回の遠征では、他の家系ラーメンの直系のお店にもたくさん行って、全て美味しかったのですが、それについては、また後日にアップします。
この吉村家さんのラーメンが群を抜いて美味しかったということは確かです。