家系ラーメン食べ歩きの旅 その2 | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

ボクが今いちばんハマっているのが、家系ラーメン巡り。
ここのブログでも書いていましたが、ほんの数か月前まで、「澄み切った醤油ラーメンこそ最高だ」と言っていたのが嘘のように、現在は、こってり満点の、家系ラーメンを休みの度に巡ってます。
 
 
 
今回は、その第二弾。
まずは、京都駅から4駅離れた、JR長岡京駅から歩いて15分くらいの、町田商店さんに行きました。
 
 
 
ここでも、家系ラーメンでいつも注文する、並ラーメンの海苔増しにライスです。
このお店は、ご覧のように、鶏ガラと豚骨をたっぷりと使った、こってりとした濃厚なスープに海苔がそびえ立つ面構えが、男気を感じます。
 
 
 
 
飲んだ上で想像するに、ここのスープは、円やかでクリーミーなものでしたから、元祖の家系ラーメンより、豚骨を多めにして飲みやすくしているのかな?と思いました。
塩分は少な目に感じられる味で(実際に塩分が少な目かは分からないが)、最後まで飲み干せる、スッキリとしたものでした。
 
 
 
麺は、太くて短めな、家系ラーメンの特徴そのもの。
モチモチとしていて、強めのスープにバッチリです。
もちろん、多めに頼んだ海苔は、いつものようにご飯に巻いて食べます。
本当にご飯が進むんですよ。
糖分取りすぎで、健康には悪いんだけど(笑)。
 
 
卓上には、各種調味料がありまして、並んでいる全てを使ってみました。
家系ラーメンも何店も訪ねていると、味変してみたいものです。
(酢と餃子タレは明らかに餃子用なんで使ってません・・)
 
 
まず、細切りの生姜で、濃厚スープと対照的な、サッパリとした味わいを堪能して、その後は、ニンニクとコショウで、強めにアレンジしたものを食べました。
 
 
 
 
家系ラーメンの善き特徴は、どんな味アレンジでも、より美味しくなることでしょうね。
鶏ガラをたっぷりと使った基本のスープがしっかりしているからでしょう。
大勝軒の山岸さん、支那そば屋の佐野さんと並ぶべく、家系ラーメンの元祖、吉村実さんは、日本のラーメンの歴史上人物と言ってもいいかも。
(先のお2人はお亡くなりになっているので、そこに吉村さんを入れるのは少しよろしくないかな・・)
 
 
 
2軒目は、京都のラーメン激戦地の一条寺にある、びし屋さん。
店名見て、「あれ⁉」と思った方、ナイスです。
このお店、なぜか、「家」ではなく、「屋」なんです。
「吉村家」とは何の関係もないのでしょう。
さらに、こちらのラーメンは、豚骨醤油ラーメン。
家系ラーメンは、豚骨と鶏ガラを使うので、厳密には家系ラーメンのお店とも言い切れない。
でも、見た目、限りなく家系ラーメンなんで、勝手に家系ラーメンのお店といたしました。
 
 
 
こちらでは、中盛ラーメンとライス。
前に来たことあって、ここの海苔はペラペラなのは知っていたので、海苔増しはしません。
出て来たのはこちら。
 
 
 
 
濃いめのスープに、ネギ・チャーシュー・ほうれん草。
完全に、家系ラーメンでしょう?(笑)。
こちらの麺は、家系ラーメンの特徴である、太くて短いものではなく、細めの平打ち麺で、モチモチとした食べ心地です。
なぜ、こうなのかは分かりませんが、ボクは元々細い麺の方が好みなので、この麺の方が好きだったりします。
 
 
 
チャーシューは肩の部分が1枚。
肉厚で食べ応えがあります。
これなら、チャーシュー麺を頼みたくなりますね。
 
 
 
スープは、豚骨の旨味がしっかりと出ていて、そこに醤油のかえしも含めて、実に優しい味わいです。
関東の家系ラーメンの男っぽい武骨な味とは、少し違うスマートなスープでした。
どうも、京都にある、家系ラーメンのお店は大体、地元の我々の舌に合わせたスープに改良してあるみたいです。
 
 
 
この数週間で、かなりの数の家系ラーメンを食べて来ましたが、まだまだ飽きてません。
もっと、食べて行きたいと思ってますよ。
そのうち、横浜辺りに遠征して、元祖の吉村家にも行きたいと思ってます。
健康診断の数値が悪くなるまで、この旅は続きます(笑)。