コロナウイルスによる移動制限が全面解禁された、6月19日以降、ラーメンの食べ歩きも解禁したんですが、現在、ハマっているのが、家系ラーメン。
色んなラーメンを食べたあげく、ここ数年は、原点のスッキリした醤油味にたどり着いていたのですが、巣ごもり中にYouTubeの、家系ラーメンの元祖、吉村家で修行してお店を出した人の動画を観て、いたく感動して、自分の中に忘れていた、こってり系のラーメンを食べたいという欲求が再燃した次第です。
皆さん、家系ラーメンって、どんなラーメンか分かりますか?
家系ラーメンは、鶏ガラを主に(豚を混ぜるところもある)、濃度がしっかりとした、こってりスープに、太目の細い麺が特徴です。
トッピングに、ほうれん草、海苔が乗るのが一般的ですね。
スープがこってりしてますから、ご飯が相性抜群で、一緒にオーダーして、炭水化物パーティーにするのがデフォという、デブまっしぐらなラーメンです(笑)。
家系ラーメンは全国にありますが、吉村家の店主が認めたお店が、直系として存在して、他のお店は全て亜流なんですが、この際、そんな面倒くさいことは抜きにして、家系ラーメンを食べたいという、誘惑に任せて検索したところ、京都にも、家系ラーメンのお店はたくさんありました。
そこで、1つずつ回ってみました。
まずは、1軒目。
京都の家系ラーメンでは、食べログの得点最高の、紫蔵さんに行きました。
京都市内では桜の名所で有名の、平野神社のそばにあります。
カウンター席に座ると、自分の目の前に、こんな表示が。
家系ラーメンでは、自分の好みでラーメンをカスタマイズできます。
ボクは、お店の味を大切にしたいので、全部普通をオーダー。
ただ、ご飯を美味しくいただきたいので、ライスと、海苔多めをチョイス。
家系ラーメンにおいて、これが一番の組み合わせだと思うからです。
早速やって来ました。
鉢一杯の海苔がダイナミックです。
麺は、家系ラーメンお馴染みの、太くて細いもの。
力強いスープには、これくらい太い麺が合ってるんです。
チャーシューも厚めに切られた、力強いものが1枚。
スープは、鶏ガラをきっちりと煮込んでクリーミーなものに、鶏油をしっかり馴染ませた力強い味に仕上がっておりながらも、サッパリした飲み口で、実に軽いです。
いつまでも、スープを飲んでいたいくらい。
しばらく、麺とスープを味わった後は、トッピングの海苔を、スープに浸して、ご飯に包んで食べるという、家系ラーメン定番の炭水化物祭り。
でも、海苔は健康に良いからね。
ここの海苔は分厚くて、原価の高いものだとおもうから、余計に有難い。
大満足して、お店を出ました。
後日、JR二条駅からすぐの、山下醤造さんに行きました。
ここでも、同じく、並ラーメンに、ご飯と海苔のトッピング。
こちらのお店では、海苔が、鉢一杯に立てられていて、ある種の芸術作品。
このアングルでは、少しラーメンが少なく見える(笑)。
こちらのスープは、先の紫蔵さんが、鶏の全部分を引き出した、こってりさ満載に対し、油成分を少なめにした感じです。
好みは分かれるところですが、紫蔵さんが個人経営。
こちらが、大手資本の系列店舗。
でも、こちらの方が、ラーメンマニアじゃない一般層には食べやすいように感じました。
分かる人には、これで分かって頂けるのでは?
どちらも美味しかったのですが。
いつものように、麺とスープと海苔を重ねて食べました。
実に幸せ。
続いては、ラーメン大議家さん。
阪急電鉄大宮駅が最寄り駅です。