【デスリストで大盛り上がり!】 Perfume In コーチェラ2019 1週目 | Perfumeとグルメの日記

Perfumeとグルメの日記

Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

現地時間4月14日  20時20分からスタートした、アメリカ最大規模の野外フェス「コーチェラ2019」でのPerfumeのステージは無事に終わりました。



現地から投下されたライブの画像、動画を見て判断する限り、結果から言うと、まずは成功。
Perfumeの出演したゴビステージは満員にはならなかったものの、集まってくれたお客さん、それもほとんどがPerfumeを知らない人たちが、最初は静かに観ていたのが、どんどん盛り上がって行く様は、まさに圧巻でした。



開演前から時系列で見ていきますと、まずは開演15分ほど前のゴビステージ。
全く人がおらず、不安感しかない。
Perfumeが舞台袖から、この光景を見ていなかった事を心から望む(笑)。


ただ、これを見ると、観客に日本人はほとんどいなかったという事が逆に分かりますよね。


そして、開演直前。
少しずつ人が集まって来ましたが、全然少ない。
これを見る限り、この日、Perfume目当てで会場に来たアメリカ人も、ほとんどいないという事が分かりました。




そして、ライブスタート。
まずは、この日のセットリスト。


STORY
FUTURE POP
エレクトロワールド
Tiny Baby
If You Wanna
FUSION
edge
だいじょばない
Fake It
FLASH


いやあ、まさか1曲目に「STORY」を持ってくるとは。
「SXSW」でやりましたから、ひょっとしたら、これを観ていた現地の方がいるかも?という事で抜擢したのかもしれませんが、慣れない土地でのライブで、初っ端から網戸を自分で動かす曲を持ってくるとは。



そして、「Future Pop」から「FUSION」までは、順番こそ違え、完全に「FUTURE POPツアー」の前半そのままなんだね。
これは、昨年日本でリリースして、ツアーを行った新曲群を、現在の自分たちにとって最強のアイテムだと思っているからこそ、アメリカ最大級のコーチェラの、完全アウェーのステージで、そのまま投入したわけですね。
実に頼もしいし、誇らしい。



2曲目の「エレクトロワールド」の、最初のあ~ちゃんの煽り。
この後、前列の観客は、あ~ちゃんに合わせてコールをした模様。




少し飛んで、「Tiny Baby」の途中の画。
動画で見る限り、観客の反応はイマイチ。
こういう、アイドル的なパフォーマンスは理解出来ないのかもな(笑)。



ただ、ライブ中盤くらいから、明らかに観客の数が増えて、ぐんぐん盛り上がりも増していったように感じました。
これは、「だいじょばない」辺りかな。



そして、ラストの「FLASH」では、ついに観客の最後方が、ゴビステージのテントからはみ出し始めました。
開演前はガラガラだったテントの中に、日本から来た初見のアーティストを物見遊山で観に来た観客が、どんどん押し寄せ、ほとんど帰ることなく、最後まで楽しんだ事が分かる画ですね。



それでも、テントの前方でも余裕のある密度でしたから、収容人数的に言えば、キャパの6割くらいの入りくらいですかね。



そして、最後の曲、「FLASH」のラストの決め。
のっちが鬼神になっておる(笑)。




Perfumeの休憩代わりの意味もある、長いMCも無ければ、「P.T.A.のコーナー」も無い。
日本では見ることのない、Perfumeの体力を限界まで絞り出しながら、初見の観客に、自分たちのパフォーマンスを刻み込もうとする、この日のPerfumeが繰り出した殺人的なセットリストは、自分の命を差し出してでも、相手の魂をもぎ取る、侍が敵と相討ちを狙ったような、「死ねば諸共」って感じのものに見えてなりません。



この、のっちの表情と、セットリストを見る限り、精魂尽き果てるまでやり抜いたんだなぁと感じます。



今回のPerfumeのステージは、ローリング・ストーン誌が出した、「コーチェラの素晴らしいパフォーマンスのベスト16」という記事にも抜擢されました。



ひとまず、今回のコーチェラのステージは成功と言って良いでしょう。
そして、これを知った観客が押し寄せるであろう、来週の21日のコーチェラ第二弾のライブが、本当の勝負なんでしょう。
とにかく今は、体を休めていただきたいと思います。