何気なく、Perfumeに関する検索をしていましたら、ちょっと興味をそそられるタイトルのブログにたどり着きました。
そのタイトルとは、
「ガチの洋楽ファンが初めてPerfumeのライブに行った感想」
どうやら、普段は洋楽を中心に聴いている音楽好きな方が、友達に誘われて、初めてPerfumeのライブを観ての感想を書いた記事みたいです。
ボクもPerfumeを知るまでは、結構洋楽を聴いていて、全くの畑違いのPerfumeにハマった自分に相当戸惑ったので、自分と同じような人がPerfumeのライブを見て、率直にどう思うのか非常に興味があるのです。
とはいえ、この方、Perfumeについて、「個人的には、邦楽でもっともライブを見たかったアーティスト」と言ってますし、ライブが終わった後の打ち上げでも、「やっぱ東京五輪のオープニングはPerfumeに演ってほしいよね。最先端の映像とライティングで幻想的に」と話したくらいですから、もはや、我々とほぼ同じくらいの立ち位置ではあるんですがね（笑）。
では、本文をご紹介していきますと、他のアーティストのライブでは全く経験することのない、Perfumeのライブ独特の洗礼を浴びております。
「すんごい音圧。びっくりした。腹や胸にずんずんくる。むかし通ったディスコよりすごい。上着とかズボンを触ると、ビリビリ震えています。音圧というより風圧やん（笑）」
これは、本当にビックリするんですよ。
「Perfumeだけ、外国基準の電圧使ってるの？」って思うくらい、もう内蔵を掴まれているかのような圧力なんですから。
そして、Perfumeの音について、こんな事を言ってます。
「ご存知のようにPerfumeってアルバムの音質がめっちゃいいじゃないですか。DAPでランダム再生してると、他の音源より頭一つ抜けて音がいい。たぶんスマホに１万曲ぐらい入れてるけどPerfumeの音が一番いい」
最近は音楽を、ストリーミングで聴くユーザーが増えて、世界のアーティストの作る楽曲が、どんどん音数が減って、スマホで聴く用の楽曲を生産する中、それがいいことなのかは、なかなか判断が難しいのですが、やはり中田ヤスタカの作る音は、ある種の異彩を放っているみたいですね。
彼らは先の、大阪城ホール振替公演に行ったのですが、彼らの席はスタンド最前だったようです。
そして、この記事主をライブに誘った、ガチのPerfumeファンのお友達が、スタンド最前席について語ったセリフが、まんま我々なんでご紹介しておきます。
「アリーナの前のほうで見たこともあります。でもね、アリーナは全体感が見えないんですよ。とくに両端とかアリーナの後ろの方はダメ。Perfumeのライブは映像とライティングとダンスがシンクロするんですよ。それをきっちり堪能するにはスタンドのほうがいい。それも真正面で最前列らへんがいい」
そう！ まさにその通り！
Perfumeのライブに何回も行った方なら、この意見に完全同意でしょう！
変にアリーナの前の方なら、むしろスタンドの真正面の方が神席だと・・・。
真正面だと、変態的な音圧もバッチリ経験できますからね。
そして、Perfumeライブの客層にも触れていました。
途中MCで「学生さんは？」と聞くと、ざっと２割ぐらいが手を上げてたような。もうほんとに老若男女、親子連れも多いです。もっとアイドルオタクだったり、ダンス大好きみたいな人がいるかと思ったら、フツーな人ばかり。
Perfuｍeのライブに、「フツーな人」すなわち、J-POPリスナーのような人が急速に増えたのは、2012年の「ＪＰＮツアー」から。
それまでは、男女の比率が「８：２」くらいで、男性のキャラは「アイドルオタク」とは言いませんが、かなり濃い目でした（笑）。
そして、ライブが終わったあと、お友達と居酒屋で一杯やりながら、こんなことを話していたんですって。
東京五輪の開会式や閉会式は、誰がパフォーマンスするんだろう？
過去４０年間、世界でそれなりに認知されてリスペクトされてる日本のアーティストは、Y.M.OかBABYMETALかPerfumeぐらいしかいない。
日本での人気と海外の認知が重なる人たちは、今のところPerfumeしかいない。
最先端の映像美なんかともマッチングしそうだし、Perfumeしかないように思います。
こういうことまで言うんですから、初ライブのわりには、この方、やはりこっち寄りなんです。
でも、東京五輪の舞台には、Perfumeが最適なんて意見を聞くと心強いですよね。
そして、ライブの感想の最後に、こんなことが書いてありました。
「ほんとにいいライブでした。ぜひ次も機会があれば行きたい。」
はい、Perfumeのツアーは、ファンクラブ会員になれば、だいたいチケット取れますよお。
直近の国内ライブでは、６月１日に幕張で、Perfumeも、もちろん出演する、アミューズフェスがありますから、ぜひそちらのチケットをお取りくださいませ。