「ハロプロファンが初めてPerfumeライブに行った感想」 | Perfumeとグルメの日記

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ネットをつらつらと検索していたところ、興味深い記事があったので、今日はそれをご紹介。
「モーニング娘。」などのハロープロジェクト、ハロプロのファンの方が初めてPerfumeのライブを会場で観た、率直な感想を書いたブログ記事です。
 
 
この方は、もともとPerfumeの曲はよく聴いていて、ライブ映像も何度もご覧になっていて、ライブにも興味があったという、Perfumeに対しての好感度は高めな方。
ですから、割と好意的にPerfumeライブを観てくれたようで、自分がよく行く、ハロプロのライブと比べながら、Perfumeのライブの感想を書いて下さっています。
 
 
全文をご紹介する事は出来ないので、抜粋してご紹介していきます(抜粋部は赤字)。
 
 
 
彼女が行ったのは、「FUTURE  POP ツアー」 静岡エコパアリーナ公演。
 
 

PerfumeはTVCMなんかにもよく出ているし、20代のファンが中心なんだろうな、と思ってたんですが、その日静岡のライブ会場に集まっていたのは、大半がおそらく30歳前後。しかも、Perfumeのパブリックイメージからするといかにもおしゃれな人が多いのかと思いきや、意外といい意味で自然体な雰囲気の人が多かったです。

ごくたまにいかにもドルオタっぽい男性もいて、アイドルだった時代からのファンであることがしのばれ、Perfumeのキャリアの長さも感じられました。

 
 
これに関しては、まさにその通り。
「好きなアーティストランキング」のTOP10に入るようになった、Perfumeのファンの年代は、すっかり若くなり、ライブでも20代が一番多くなりました。
今をときめく、あいみょんや、米津玄師のファン層とも同じくらいなんですが、でも、これがファンクラブツアーになると、ぐっと年齢層が高くなり、男性比率が増すんですよねえ。
「GAMEツアー」や、「⊿ツアー」は、これにも増して、ドルオタがいましたけどね(笑)。
 
 
 
そして、ライブ本編についての感想では、Perfumeライブ熟練者のボクからして、実に初々しい発言が。
 
 
Perfumeのステージは情報量がすごい!
 
 

体験後に持った素直な感想は、「Perfumeの3人よりも演出に意識が行ってしまって、なんだかもったいない」というものでした。

ライブが始まった瞬間から、超絶かっこいい映像に見とれたり、つぎつぎと変わる演出の意図や仕組みに気を取られたり。そうしているうちに、ほとんどPerfumeに目を向けることなく曲が終わってしまうこともけっこうあったんです。

だけど、Perfumeの3人が、あんなに可愛くスキルフルな人たちが、今この瞬間にそのステージにいるのに! 今この瞬間しか見れない、再現性のないライブというパフォーマンスの真っ只中にいるのに! 「わたしは一体なにを見にきたんだろう」と、ジレンマさえ感じました。

ライブ冒頭では特に、Perfumeを見にきたのか演出を見にきたのか、そして、自分が目にしているのが実体を持ったPerfumeなのかさえも疑わしい状況。

ハロプロ慣れしていたわたしには、かなり新鮮な体験でした。
 
 
Perfumeのライブに10年前から行っているボクは、もうすっかり慣れてしまっていたのですが、こういう文章を読むと、「そういえば?」と納得する事はあるのです。
 
 
色んなアーティストのライブを経験するにつれて、「Perfumeのライブって、採算取れているのか?」って、マジで心配するほど、チケット料金に見合わないほどの多数の細かい仕事が施されている事に気づくのですよ。
他のアーティストさんのライブでは、あんな重低音バリバリのスピーカーは置いてないし、ステージの上で歌い踊るPerfumeと、その後ろのメインモニターに映る映像演出、さらに3人を照らしたり、会場の天井、並びに内壁にアートを描く照明の演出を、いちいち自分の視線を変えながら、全て把握するのが当たり前になっているのですが、確かに、他のアーティストのライブでは、こんなに多くの情報量と、それを完成させるコストはそうそう経験しません。
その点からしても、ハロプロファンの方が、Perfumeのライブに、違和感に近い新鮮さを感じた事は、むしろ嬉しいですね。
 
 
 
そして、ライブ中の観客のリアクションについても言及していました。
 
 
 

パフォーマンスや演出の違いもあると思いますが、スタンド席でのPerfumeの観客は、基本、音に合わせて体を揺らす程度のノリ方でした。クラブっぽいノリでもっとガンガン踊っている人も多いのかと勝手に思っていたんですが、わたしの周りにはフリコピしている人は見当たらず、腕を上げている人がチラホラいるくらい。

終盤はライブの定番曲だというアッパーチューンで一気に盛り上がっていましたが、全体としては、大人な感じで楽しんでいる人が多そうでした。

 
 
 
「クラブっぽいノリでガンガン踊っている」なんて、Perfumeファンって割とオシャレなイメージで見られているんですねえ。
ちょっと、こそばゆい。
基本、Perfumeのライブのノリは、中田ヤスタカが制作した、クラブ寄りの格好良い曲に合わせて、あ~ちゃんが、J-POPコテコテのダサい手拍子ノリに仕立て上げるという、「プラスマイナスゼロ」みたいな感じでお送りしておりますから(笑)。
 
 
 
あと、この日の静岡公演は、「FUTURE POPツアー」で、関東の遠征民が初めて参加出来たライブだから、大人しい観客が多かったのかも。
Perfumeファンは、昔から、初見の曲は振り付けをガン見して動かないというのは、Perfume本人たちをして、そう言ってますからね。
ボクでさえそうですから、セットリスト前半がガン見だったのは、静岡に来た方々にとっては、当たり前の反応だったのでしょう。
 
 
 
以上が、ハロプロファンの方の、初めてのPerfumeライブについての感想でした。
この方は、Perfumeに好感を持っておられたから、わりと好意的な感想でしたが、一度、Perfumeのことを、「口パク」とか言って非難しまくる、Perfumeアンチな方の感想も聞いてみたいと思っちゃいました。