【3位~1位】 2017年 Perfume 10大ニュース | Perfumeとグルメの日記

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一昨日、昨日とお送りしてきました、「2017年 Perfume十大ニュース」も、いよいよトップ3を残すのみとなりました。
昨日の6位から4位は、偶然にも3つとも、タイトルに「初」の文字が付いてましたね。
それだけ、今年のPerfumeには初めての事が多かったのです。
そういえば、昨年の年末の雑誌のインタビューで、あ~ちゃんが2017年のPerfumeの活動について、『革新の年になる』『新しい道を見出す年になる』と話していましたが、まさに、ここまでの今年の十大ニュースのランキングが、これを物語ってますね。
では、いよいよ今年のトップ3に参りましょう!




3位  初の主演ドラマ 「パンセ」オンエアされる!



これまで、演技の仕事にはほとんど無縁だったPerfumeを、テレビ東京のディレクターが口説き落として制作に漕ぎ着けたのが、Perfume初主演のこのドラマ。
「野ブタ。をプロデュース」などの名作を産みだしてきた木皿泉が脚本を書き下ろしてくれました。



小学校の頃からの友人であるOLのとどんちゃん(あ~ちゃん)、実家手伝いのおかみど(かしゆか)、  フリーターののりぶう  (のっち) の3人が格安で豪邸を手に入れるも、  そこには、オプションとして、豪邸とともに売り飛ばされた、ひきこもり中年男の力丸(勝村政信)がついていた。  
この4人の奇妙な共同生活と、少しずつ3人と力丸の心の距離が近くなっていく様を描いた温かいドラマでした。
なお、このドラマの素敵なレビューを書いてくれた方がいるので、こちらのコラムもお読みください。


ドラマ初主演の話を聞いた時は、深夜ドラマとはいえ、演技経験がほとんど無いPerfumeには荷が重いのかと思いましたが、本を書く前にわざわざPerfumeのライブを観に来てくださって、3人の人となりを理解した、木皿泉さんによる脚本がとても3人にピッタリと合っていて、とても素敵な作品だったように思いました。
ぜひ、続編が見たいものですね。





2位  「OTONOKO 2017」のステージで、15年越しに中田ヤスタカと初共演!




12月2日、金沢で行われた、中田ヤスタカ主催のDJフェス「OTONOKO 2017」。
Perfumeが出演者のラインナップに名を連ねた瞬間から、中田ヤスタカとの夢の共演を望む声が沢山あったし、恐らく、叶うだろうとも思ってました。
でも、実際に4人が同じステージに上がった光景は絶景でしたね。



トリ前のステージを務めていたPerfume。
セットリストの一番最後の曲前、あ~ちゃんの、「どこでもやってない新曲をやります。」の台詞ととともに、『Fusion』のイントロが流れ、ステージ上方のDJポジションに、中田ヤスタカが降臨! 
この瞬間に、Perfumeの歴史上初めて、遂に中田ヤスタカとPerfumeの初共演が叶ったのです。



「Fusion」をパフォーマンスする、Perfumeを見下ろす位置でプレイしていた中田ヤスタカの表情は、本当に楽しそうだったのが印象に残りました。
CAPSULEのステージでの表情とは少し違って、数千人の観客の歓声で、高揚感で満たされていたように見えました。
そして、Perfumeとの共演を心から楽しんでいるようにも見えました。


そして、CAPSULEのステージの途中でも、「If You Wanna」のイントロを合図にPerfumeが再登場&再共演!
フルコーラスのパフォーマンス。
再び、観客は大沸騰でした。



思えば、中田ヤスタカと初めて顔を合わせたのが14才。
レコーディングで泣かされ続けたあの頃から、早15年。
Perfumeが大人になったからこそ実現した事なんでしょうね。




さあ、3位と2位をご紹介しましたが、ここにも「初」の文字が入ってましたね。
果たして、1位のエピソードにも「初」の文字は入るのでしょうか?
それでは、2017年Perfume十大ニュース、いよいよ1位の発表です!





1位  紅白歌合戦 初出場から10年連続10回目の出場を果たす!



タイトルには「初」の文字が入ってますが、全くその意味合いが違う事は、皆さんお分かりですよね。
2008年の初出場から、浮き沈みの激しいPOPミュージックのジャンルにおいて、Perfumeは10年間ずっと第一線に踏みとどまっているという事は、それだけで賞賛に値するはずです。
ですから、今年の1位は、敢えてこれにしました。



ちなみに、2008年の初出場歌手をざっと挙げると、青山テルマ、秋元順子、いきものがかり、GIRL NEXT DOOR、キマグレン、木山裕策、ジェロ、羞恥心with Pabo、東方神起、 Perfume、藤岡藤巻と大橋のぞみ、Mr.Children、水谷豊の14組。


ミスチルと水谷豊さんは置いておいて、後の12組の中で、今も第一線で活動出来ている方々が何組いるか?
もう、解散、引退された方もいらっしゃいます。



2017年のPerfumeは、確かに、これまでやってこなかった、新しい活動で我々を存分に楽しませてくれました。
でも、振り返れば、今年の新しい活動たちは、2008年のブレイク以降、POPミュージック内の激しい生存競争を勝ち抜いて来たからこそ、今年に得られた物であったと言えるでしょう。
この10年間の彼女たちの頑張りが、紅白歌合戦の連続出場を決定したというのが、今年の1位の理由です。



そして、今年の紅白歌合戦ですが、テーマは東京。
Perfumeは渋谷の街中から、「TOKYO GIRL」をパフォーマンス。
近年の紅白は、2020年の東京五輪を目指したものでもあるでしょうし、高画質テレビの普及を待てにして視覚面での演出に重きを置いて、これまでの「歌を聞かせる」から、「歌を魅せる」へ、プログラムの中身を変えてきているように思われます。
その大切な役割をPerfumeは担っているのではないでしょうか。



以上が、2017年Perfume十大ニュースのランキングでした。
皆さんの予想と一致していたでしょうか?
今年1年、当ブログをご愛顧いただいた皆さん、誠に有難うございました。
また、来年も出来る限り楽しい記事を書いていきたいと思っております。



それでは皆さん、良いお年を。