【6位~4位】 2017年 Perfume 10大ニュース | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
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6位  ドラマ「東京タラレバ娘」で、あ~ちゃん、初の声優にチャレンジ!


昨年辺りから、個人での活動も少しずつ始めているPerfumeですが、1月から、日本テレビ系で放送され太、吉高由里子主演のドラマ 「東京タラレバ娘」で、あ~ちゃんが劇中のCGキャラクター「レバ」の声優を務めました。


「タラ」役の加藤諒くんとコンビで、タラの白子とレバテキがモチーフの、主人公の倫子にだけ見える謎の生き物の役柄で、「あのときああだったら」  「もっとこうしていれば」  と``タラレバ話"ばかりしている倫子に対し、痛烈な毒舌のダメ出しのセリフを吐いておりました。



あ~ちゃんはインタビューの中で、「声のお仕事はずっとやりたいと思っていて、周りに話していたので、叶ったぁと思いました。」と話していましたが、本人の言葉通りに、我々が思った以上に、声優を立派に務めてましたね。
一般の方は、あの声がPerfumeのあ~ちゃんだとは思わないくらい、「レバ」になりきっておりました。
また来年以降も声の仕事が続くといいですね。





5位  結成17年にして、初めて1万キロ離れた別々のステージに立つ! 「NTT DOCOMO FUTURE-EXPERIMENT」




去る11月8日、 Perfumeの3人は、NTTドコモのプロジェクト「FUTURE -EXPERIMENT」の第1弾として、東京・ ロンドン・ニューヨークの3都市にある別々のステージにそれぞれ立って、書き下ろしの新曲「FUSION」をダンスするというパフォーマンスを行いました。



プロジェクト名とスタートの日時以外は、詳しい内容が伏せられたまま、日本時間の午後9時に中継開始。
異なるロケーションの中を歩くPerfumeの姿が映され、   


「結成して17年、私たちは初めて、別々のステージに立つ。」  


の3人のナレーションを合図に、いつも通りに一糸乱れぬダンスパフォーマンスを披露。
しかし、曲が終了して、トーク部分に入った時に、このダンスパフォーマンスの真髄が明らかになりました。
3人の「Perfumeです!」の挨拶の声がズレている。



ダンスパフォーマンスの時には、NTTドコモが開発した、超高速・大容量・低遅延通信の実現を目指す5G回線による同期技術が用いられていたので、あ~ちゃん、かしゆか、のっちの3人が、約1万kmずつ離れた別々の場所で踊っている映像をそれぞれ伝送していたにも関わらず、ほとんどズレなかったのだが、トーク部分では、これまでの通信技術に切り替えたから、3人の音声がズレたのだ。


しかし、逆に言うと、映像が全くズレない事を視聴者に理解させるには、Perfumeのそれぞれのダンスが、3人ともに1ミリもズレない事が前提で成り立つのだという事が後に解って、そのハイレベルさに、薄ら寒くなるほどでした。



1万キロずつ離れているにも関わらず、我々には彼女たちは、まるで同じステージで真横で踊っているように見えました。
この時、確かにPerfumeは、距離の壁を越えたのでした。



なお、このPerfumeのパフォーマンスが収録された、NTTドコモの60秒CM 「FUTURE-EXPERIMENT VOL.01 距離をなくせ。」が、来年1月1日より、日本全国にてテレビ放送されることが発表になりました。





4位  「If You Wanna」で、フューチャーベースに初挑戦! J-POPに熱風を吹き込む!



8月30日にリリースされた、Perfume24枚目のシングル、「If You Wanna」は、フューチャーベースを主体にした、これまでに無い斬新な曲調に好感を覚える方も多かった一方で、惑いを覚えた方も沢山おられたようです。



思えば、10年前にリリースされた、今となっては、Perfumeの全てを逆転させた、「ポリリズム」も、音源解禁の際には、その頃のPerfumeファンの中では、既存のPerfumeの曲とは明らかに掛け離れた、当時としては常識外れな曲調について、それほど評価は高くなかったのでした。



それは、当時の所属レコード会社の徳間ジャパンや、所属事務所のアミューズとて同じで、いわゆる『ポリループ』の部分に批判が集中して、これを削れ、削らないの攻防になって、結局、中田ヤスタカ自らが、徳間ジャパンの経営陣に掛け合って、



「ここ(ポリループ)は『間奏』ではなく、『歌』なんです」



という名言をもって説得して、このままリリースさせたエピソードはご存知の方も多いでしょう。



そして、「If You Wanna」のリリースに際しても10年前と全く同じ事が、チームPerfume内で起きたのです。



中田ヤスタカが、「lf you wanna」をメインに据えると聞いて、MIKIKO先生が、よりPOPな「Everyday」をA面に出来ないか?」と提案したが、中田ヤスタカは、「lf you wanna」の一点張りで、これを拒否。 
慌てたスタッフが理由を聞きに走ると、


「このリズムはまだ日本にまだ入って来てないだけで、世界では普通に聴かれてるものだが、このリズムを日本語に落とし込んだ楽曲は、まだリリースされてない。
最初は自分の活動の中でやろうと思ったけど、やっぱり、Perfumeがやるべき。今やらないともったいない」


と力説。
このスタッフさんは完全に洗脳されて、中田ヤスタカに変わって、これを力説して、このままリリース決定。



これだけ、中田ヤスタカが、我をむき出しにして、自身のプッシュする作品をリリースさせるのは、2007年の「ポリリズム」以来なんです。
という事は、やはり、「If You Wanna」は、「ポリリズム」と同じように、既存のJ-POPに『革命』を起こすような気概を持って制作した作品なんでしょう。



CD売り上げでは、前作「TOKYO GIRL」とほぼ肩を並べた、「If You Wanna」ですが、配信セールスやMVのYouTube再生回数では、遠く及ばないという結果でした。
ただ、セールス的には苦戦したこの曲ですが、全国ラジオ局のオンエア回数年間ランキングでは、10位の「TOKYO GIRL」に負けじと、54位に健闘しました。


これを見る限り、ラジオ局ディレクターレベルでは、まずまずの評価を得たようです。
果たして、10年後、世間ではどのような評価となるのでしょうか?




6位から4位までご紹介しましたが、ここまで如何でしたでしょうか?
「まだ、アレが入ってないぞ!」というアナタ。
いよいよ明日はトップ3の発表です。
こうご期待!