【福岡レポ】@「COSMIC EXPLORER」ツアー | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

今年の5月から始まった、「COSMIC EXPLORER」ツアーも、とうとう千秋楽となった、福岡ヤフオクドーム公演。
開演1時間前に向かったのですが、地下鉄の唐人町駅からドームまでの一本道がPerfumeファンの列で埋め尽くされ、これならチケットは完売していないけど、ヤフオクドームは確実に満員だと心強くなりました。


ねっ!ドームまで列が連なってるでしょ?
実際、ほぼ満員でしたよ。






いつも入場時にフライヤーが配られるんですが、この日はそれがちょっと違います。
中にはこんなチラシとサイリュウムが入ってました。



毎回毎回ツアーの度に最後にサプライズをやるなんて、ホントにチームPerfumeって、サプライズが好きで、お節介で、世話好きな人たちだこと。
という事で、こちとら託されたわけですから、責任を持ってサプライズさせていただこうと、意を強くして席に着きました。



定刻より5分ほど遅れてライブ開始。
いつものように、壮大な世界観とスケールで観客を魅力する、「Cosmic Explorer」からスタート。


なお、MC中の、かしゆかのアンケートにより、この日がPerfumeの初ライブの方が、なんと、スタンド席の5割以上を占めていました。


この方々にとって、このオープニングは、まさに、「Welcome To The Perfume World」そのものだったでしょう。


一気に4曲進んで、最初のMC。
(ちなみに、セットリストはこれまでと同じね)



あ~ちゃんの挨拶から。


あ~:「昔から福岡には仕事で来ていて、いつもRKBにたばっちさんと、こけしちゃんに会いに(仕事しに)行くんですけど、その度に、福岡のイベンターさん(BEAの長尾さん)に、高速道路から降りた道すがら、国際センターやらマリンメッセを順に案内されて、ドームも指差して、『あそこに立つのを待ってますよ』って言われてたけど、さすがに『ドームでやります』とだけは口にできんかった。
私たちには、夢のまた夢でした。
でも、ついに今日、あの『シーサイドももち』の標識の所、右行かんと左に行ったんよ!
信じられん。」


この日、行かれた方なら分かるでしょうが、ドーム前の交差点に「シーサイドももち」という標識があって、右に曲がると市街地に抜ける道ですが、左にはもうヤフオクドームしか無いんです。
どれだけあそこを左に曲がる事が、一大事か。
彼女たちは、あそこの交差点を左に曲がるのに10年以上掛かったのです。



あ~:「他のドームは2日間だったけど、ヤフオクドームは1日だけ。
ドーム1日なんて、何の儲けもない。
『大散財!』
でも、ここでやろうと言ってくれたスタッフさんに感謝!」


いつものように、経済学部卒業の、あ~ちゃんらしいお金にまつわるトーク。
昔はアイドルはステージで、必要経費のトークなんてしなかったのですが、あ~ちゃんは10年も前からバンバンしてました。



給水タイムの後、のっちさん登場!


のち:「今日は、『ツアーファイナフ(噛)』いや、『ファイナル!』」
観客:「爆笑」


のち:「福岡は高校生の時(正確には中学生の時)、 Perfumeが初めてレギュラーラジオ番組をやらせてもらった街なんです。
そんな思い出深いところでドームなんて・・・もう嬉しい!
えっ、もう、どうしようっ!」


思わず両手で胸を抱えて、押さえきれなくなった、込み上げてくる感情を耐えた、乙女のっちでした。
結構、泣きそうで危なかったよね(笑)。



堪らず、かしゆかを呼ぶのっち。



かし:「実は、皆さんに伝えたい事があるんですけど、名古屋公演のあとで髪を10cm切ったんです。
しかも、前と切り方変えて、これまで、すいてきた毛先をそのままパッツンにしたんです。
だけど、  メンバーもスタッフさんも、ヘアメイクさんでさえ誰一人気付いてくれなかったの」


後ろを向いて、モデルチェンジした髪をお披露目。
ここで、のっちが、「ゆかちゃんの綺麗な髪堪らん!」とばかりに近付き、跪いて顔にスリスリ。
場内大爆笑。



かし:「このツアーのグッズで、『首あっためるやーつ』てのがあるんだけど、名前が変わってるから言うのが恥ずかしい人がいて、勇気を振り絞って、売り場でそれ言ったら、スタッフさんに、『あ、ネックウォーマーですね(冷静)』」


スタッフさん、もう少しこっち側に寄り添ってくだされ。



話題が変わって、あ~ちゃんが喋っている時に、客席であくびをした輩が。
インディーズ時代から客席のあくびのチェックに厳しい(ググれば分かりますよ)、あ~ちゃんがすかさず、


あ~:「そこ、あくびしとる!」(拗ねて、斜め上を見上げ口を尖らせる)
のち:「今、あ~ちゃんが話してたでしょ!、あ~ちゃんオコ(怒)だからな!」



なぜか、この日はメンバーのサポートに回る、子分肌ののっちでした。



この日のチーム分けは、あ~ちゃんのMCにあった、ヤフオクドームのすくそばの、シーサイドももち地区にちなんで、  「も」  「も」  「ち」に分けられました。



「も」が被るので、あっち側とこっち側で混同するのではと、懸念されましたが、この日にしか叫べない言葉だという事で採用。
のっちさん曰く、「集中出来るからいい」。



セットリストは進んで、「Baby Face」の間奏。
といえば、このブログの読者の方にはすっかりお馴染みの、あ~ちゃんのニャンニャンポーズ。
このドームツアーでは控えめだったんですが、この日は、握った両手を頭に当てて、猫耳ポーズ。
これは堪らん。
なお、ここは年末のWOWOWさんでは見られませんからね。
こんなのが見たかったら、ライブにいらっしゃいね。




セットリストは進んで、「P.T.A.のコーナー」。



ポケモンの話の流れから、観客と共に「ポケモン言えるかな?」を歌うことを提案。ラップに近い早口なメロディーに乗って、オーディエンスは両手を振りながら「ラ・ラ・ラ言えるかな?」というフレーズを合唱。


さらに、「このももちには、レアなポケモンがいる」というあ~ちゃんのネタフリで、レアポケモン『Perfume』を皆で捕まえました。



 さらに、あ~ちゃんがこの日のために考えてきた西脇お遊戯。


「ラーメン」 (右手で麺をすする動き) 
「バリカタ」 (気まぐれで挿入したが先と一緒) 
「明太子」(両手の平を前に向けてキラキラ)
「福岡タワー」(右腕を頭の上に乗せて足はクロス。 ややセクシーに見える。
ちなみに、このセクシーさを教えたのもBEAの長尾さん)



長尾さん、どんだけ食い込んどんねん!(笑)




セットリストは後半戦を駆け抜けて、いよいよオーラスの「STAR TRAIN」。
イントロが流れる間に、3人からのメッセージが発せられます。



かし:「春から始まった、心から楽しい、このツアーが今日で終わってしまうと思うと、本当にさみしいです。
最後の日に、皆さんと一緒に笑顔で過ごせたのが、本当に嬉しかったです!」  

のち:「本当にずっと楽しかったし、自分たちが成長できることがたくさんあったツアーだったと思います。
お客様、スタッフさん、メンバー、みんな、大好きな方たちに囲まれて、ここまでやって来れました」

あ~:「若いときにイベントをやった、キャナルシティ。
あそこにも沢山の人が集まってくれましたが、今は、自分のお金を払ってこんなに大勢の方々が来てくれました。
思ってくれる人がいてくれる幸せ、今ここに私たちがいるのは本当に皆さまのおかげです。
まだこれからも私たちの活動は続きます。
どうかこれからも応援よろしくお願いいたします」



曲のアウトロ、3人が観客にコーラスを促す所で、入場時にスタッフから配布されたサイリウムが一気に点灯。
客席が白い光に包まれるという突然のサプライズに3人は驚き、あ~ちゃんは涙。



あ~:「すごいきれい・・・うれしい・・・(涙)
ライブやるだけでも大散財なのに・・・(更に涙)」
 「今日のことは絶対忘れません。苦手なテレビとか、撮影とか、もっと頑張ります。
みんなも年末は仕事とか提出物とか、忘年会とか、いろいろ大変だと思いますが、今日を思い出して乗り越えてください」
(感動のスピーチなのに、観客は笑っていて、どこまでがネタなのか分からんトコが一流の域に達してると思うの)



最後に、観客に手を振りながらステージを一周回るPerfumeにファンから大きな歓声と拍手が。


「名残惜しい」と呟くのっち。
「必ずまた会えるよ」とあ~ちゃん。


スクリーンにスタッフロールが流れ、約半年に渡るツアーは終幕しました。


    終演後、  メインスクリーンに3人からの直筆メッセージが写し出されていました。





Perfumeの活動は、まだまだ続きます。
皆さんとも、また、どこかで逢えるように・・・。
そして、来年も良いPerfumeが広まりますように・・・。