アリの集団存続の件は、テレ東 「路線バスの旅」そのもの | Perfumeとグルメの日記

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数日前に話題になった、アリの集団存続のニュースご存じですか?


「アリの集団が長期間存続するためには、働かないアリが一定の割合で存在する必要があるとの研究成果を、北海道大の長谷川英祐准教授らのチームが16日、英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。」というニュースですよ。
(このニュースの全文は読売新聞オンラインのこの記事から)


この記事を要約すると、


これまでの研究で、  アリの集団には常に2~3割、  ほとんど働かないアリが存在する。
働くアリだけを集めても一部が働かなくなり、働かないアリだけを集めると一部が働き始めるが、その理由は謎だったが、北大チームの研究の結果、働くアリが疲れて動けなくなった時に、普段は働かないアリが代わりに働き始める、「働き方がバラバラの集団」の方が長く集団が存続した。



この働き方がバラバラという概念を分かりやすく説明すると、みんなで重い物を運ぶときに、必ず持った振りして手だけ添えてる奴っているでしょ?
それが、このアリですよ。
でも、普段手を抜いているアリでも、誰も持つ人がいなくなった時は、そこで初めて本気で力を出すというのが、今回の結果。



そして、このニュースを見て、ボクがすぐに頭に浮かんだのが、まさにこのアリの行動パターンを、我々に映像で見せてくれている、テレビ東京系の人気番組『ローカル路線バス乗り継ぎ旅』の蛭子能収さんですよ(笑)


地図見て次のバスを決めて働いているのは太川陽介ばかりで、何もしないで横で文句ばかり言う、「蛭子能収のダメ人間ぶり」が目立ちますが、なにより、太川陽介2人では正しいことの主張の仕合で息が詰まるし、蛭子能収2人で旅を続けるのは絶対無理だし、やはり「よく働く人(アリ)」と「働かない人(アリ)」の組み合わせが、長くチームを続ける秘密なのだということが良く分かる例なのだと、この2人がすぐ頭に浮かびました。