【4日目 感想】 「3:5:6:9 LIVE」 at 日本武道館 | Perfumeとグルメの日記

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「Perfume Anniversary 10days 2015 PPPPPPPPPP 」の8Days目。
「LIVE 3:5:6:9」 日本武道館の4日目も大盛り上がりのうちに終了しました。
もうここで何回も書いておりますが、「Perfume史上最高」のライブの出来はこの日も相変わらず。
時間が過ぎるのがあっという間に感じる3時間。
でも、ちょっとだけネタばらしになるけど、今回のライブ、アンコールを入れてもたった17曲しかやってないんですよ。
昨年の「ぐるんぐるん」でもアンコールを入れて同じ曲数。
いかに、Perfumeのライブが座持ちが良いかが分かる数字でありましょう。




それでは、今日もこのライブをササッと振り返って参りますね。




「『LIVE 3:5:6:9』へようこそ!」というあ~ちゃんのお言葉で今日もスタート。


あ~:「PerfumeのCD聞いて来た人?」
観客:「はーい!!(大多数)」
あ~:「PerfumeのDVD見てきた人?
観客:「はーい(多数)」
あ~:「ここにいる人だけで、こんなに買ってくれた人が居るん?」
観客:「買った買った!」
あ~:「その割に、チャートが伸びとらんよね・・DVDってレンタルあるん?(笑)」


これはほぼ毎日聞いていた観客への質問で、観客の答えはほぼ同じだったのですが、最後にあ~ちゃんの本音が出たようで・・・。



あ~:「今回のライブは、武道館さんの方から、『Perfumeさん、武道館10日間どうですか?』というオファーがありました。
Perfumeのことを信頼して、こういう事を言ってくださるのが嬉しくて・・、最初にこのお話を聞いた、ホットスタッフプロモーションの阿部さん(この公演のプロモーター会社のスタッフさん)が、嬉しそうにこのお話を持って来てくれて決まりました。」


あ~:「阿部さんとはもう12年くらいの付き合いになるんですが、いつもPerfumeの事に愛情を注いでくださって、昔からハッキリと『ダメなライブにはダメ』と厳しく言ってくれた。
心にグサッとくることもあったけど、そういう方がいる事に感謝。
そういう人が見てくれているから、このライブって何かギリギリまで突き詰めた感じじゃない? 矢沢永吉さんとかみたいな・・・」


一同:「ん!?」


あ~:「ほら、富士山の麓でライブを・・・」

のち:「あ、剛ね!」



ここでのツボは、矢沢と長渕を間違えたあ~ちゃんではなく、長渕剛を、「剛」と呼んだのっち。
彼のことを「剛」と下の名で呼ぶのは、ガチファンです。
そして、ガチファンのほとんどが男子です(経験上)。
ということは、のっちの周りに長渕剛のガチファンの男子がいて、さんざんその話を聞かされているから、思わずこういう単語が飛び出したのでしょうねぇ。
いったい、それって、だーれかなあ・・・(遠)。
のっちさんは相変わらず、脇が甘い!
なんてね・・(笑)。




「P.T.A.のコーナー」より。


過去3日間と同じように、観客に延々と右手をワイパーさせて、「疲労物質が溜まっているでしょ」という、あ~ちゃんの天衣無縫ぶりは相変わらず。
この3日と同じく、「もんぶらん→団子→運動会」の流れの後、「玉転がし→玉入れ」で、どんどん玉を投げるようにと即されます。



「13,000人いて、332コってどうよ。」



「ちょっと赤いけど中秋の名月だよ!」と、武道館に掲げてある日の丸を指さし、「みんなで眺めよう!」と、13,000人でお月見もしました。
日の丸でお月見なんて、生まれて初めてかも(笑)。





アンコールが終わって最後のご挨拶。


のち:「記念イヤーの今年、自分たちがやりたいと思っていたことをやって、それを皆さんに喜んでいただけた事が嬉しいです。ありがとうございます。」

かし:「今日は、特に音楽をみんなで楽しめている事を実感出来て、それは皆さんの楽しんでいる顔で感じられたのが、本当に幸せでした」


最後に、あ~ちゃん。


「いつも、みんながやってない事をやろうと思っていて、アイドルのライブではない所にも一生懸命に出て行ってライブをやって、その結果、『Perfumeのためなら』って思ってくれる方々がいっぱい力を貸してくださるようになって、こんな大きい会場でライブが出来るようになりました。
ワタシたちはこれからもまだまだ活動を続けていきます。
皆さんにまだまだ見せたい景色もあるし、ワタシたちが見たい景色もあります。
だから、これでもう終わりと思わずに、まだまだ見ていて欲しいんです。
これからも応援よろしくお願いします。」



あ~ちゃんのこの日の言葉は、未来に向けての意味合いが非常に多かった。
誰かがどこかで言っていたのを見ていたのかのように、「これからも活動を続けていく」と、あえて逆の意味のメッセージを強く出したのが意外であり、印象的でした。
そして、今回のライブで、あえてインディーズ時代の昔の曲を多くセットリストに入れた事は、活動の規模が大きく、複雑化したことにより、ライブの数が減ったことによって、ここ数年どんどん離れていった、アイドル時代のファンを呼び戻して、もう一度Perfumeの体制を根っこから固め直そうという現地レベルからの意思を強く感じた。



「Perfumeはいつでもアイドルに戻れる」
「Perfumeは決してすごろくの『上がり』になど到達していない」
「だから、今一度自分たちに注目して欲しい」



と、言うのがこのアニバーサリーイヤーライブを通して、Perfume、そして、あ~ちゃんから伝えたかったことなのだと受け取った中秋の夜でした。
舞台は来週から広島に移ります。
皆さん、お体に気を付けて、また広島でお会いしましょう。