昨日ちらりと書いた、「Perfume Anniversary 10days 2015 PPPPPPPPPP」の3Days目の、「第3回 Perfumeダンスコンテスト～魅せよ武道館！～」のレポを。
コンテストの本編は置いておくとして、ここでは、皆さん恐らくご覧になったであろう、「ミュージックステーション 12時間SP」の生放送の舞台裏、その前後武道館ではなにが起こっていたのか？をご紹介いたします。
テレビ朝日さんの公式ＨＰにて、Perfumeの生出演、武道館からの生中継アリという知らせで、このダンスコンテストに来る意義がぐっと上がったのは言うまでもありません。
ボクもこれまで色んなライブに行きましたが、そこにテレビの生中継が入るなんて経験は一度もありませんでしたし、これからあるかどうかと言えば、恐らく無いでしょう。
つまり、先に『P.T.A.サミット』と同様に、人生で初めての事を３日間で２回も経験出来るということになるわけで、これは、まさに「ドキがムネムネ状態でした（笑）」
もう皆さんご存知のように、今回のＭＣは、Perfumeファンとしてもすっかり有名になりました、サバンナ高橋さん、ハリセンボンの春菜さんとはるかさん、この３人が超ハードスケジュールの中を縫って務めてくださいました。
コンテストのオープニングの自己紹介で、「サバンナ高橋です！ ハリセンボン春菜です！ ハリセンボンはるかです！ ３人合わせてPerfumeファンです！」を、本家と同じ振りでやって、しかも『ポリリズム』の冒頭のダンスまで披露して観客を熱くするなど、もうすっかりこっち側の人間として我々に認識された３人。（実ははるかさんはそこまででもないのかも・・・笑）
高橋さんなんて、この司会のために会場入りする前に、タワーレコード渋谷店で開催中の「Perfume展」を見学に行こうと、午前１０時にお店に行ったら長蛇の列で、早くて入場が２時間後、到底間に合わないのに、一瞬両者を天秤に掛けようとしたという、どんだけファンやねんというエピソードも聞かせてくれました。
場数を踏んだこの３人の司会ぶりは本当に安定していて、本編のダンスコンテストをしっかりと盛り上げてくださり、つつがなく終了。
そして時刻は午後７時過ぎ。
しばしの休憩の後、再びこの３人が舞台に登場。
ここからいよいよ、「Ｍステ」さんの生中継に向けて武道館が１つになっていきます。
ＭＣの３人とPerfumeが我々の前に姿を表したのが、Perfumeの生中継が始まる１０分前。
ここから、まだしばらく時間があるということで、春菜ちゃんが促する形でお客さんとの交流タイム。
この日もPerfumeのコスプレをしてきてくれている女性の方がたくさんいて、その中の１人に対して、あ～ちゃんが「ワタシのコスプレをしてくれた方に投げキッスをする公約をしていたの」と言って、投げキッスのプレゼントを。
しかし、その彼女の真後ろにいたメガネの男性がなぜかそれを受け取るジェスチャー。
「投げキッスのおこぼれをもらった人、初めて見たわ！」と、サバンナ高橋の格好のツッコミの餌食に。
その後ろ側にいた可愛い女性が付けていた、新宿伊勢丹さんとPerfumeのコラボのネックレスにも触れた後、同じくコラボで出したダンスヒールの話題になり、実はこのダンスヒール、相当に売れているようで（前にここでも記事に書きましたよね）、もう発表だれているように、秋色の新しいバージョンも発売されているのですが、あ～ちゃんが話すに、どうやら伊勢丹さんの方が新発売に前のめりだったよう。
買った方の話を聞くに、「普通に履き心地良くてビックリ」と言っているのですから、そりゃ売れますわな。
その後、春菜ちゃんが出演した、武道館が会場の日本テレビの２４時間テレビの話題になり、今年のマラソンランナーのDAIGOさんを元気付けるために、会場の芸能人で歌った歌は、実は歌詞カードが武道館の１階席全面の四畳半レベルの大きさで、しかも縦書きだったので、そこにいるスタッフさんがメロディに沿って、縦に横にと大きな指し棒を動かし続けたのだそう。
それを説明する春菜ちゃんが、身体を使って説明したものですから、まるで、高速道路で脱輪して上下にバウンドしながら飛ぶ大型トラックのタイヤみたいに見えて、これが大うけ。
ここで５分前。
武道館の舞台の上では、あ～ちゃんが顔を硬くさせながら、一瞬スイッチが入ってしまい、早くも泣きそうな表情。
「中継なんてマジで売れとるみたいな人じゃない」
「福山雅治さんみたいじゃない」
「あれ、マジで夢だったんだよね」
「やばい、泣きそう！」
ここで２分前。
武道館のモニターには、Perfumeの１つ前の出番の森山直太朗さんが、「さくら」を歌う映像が流れます。
無音で写る映像に合わせて、あ～ちゃんがボーカルを合わせます。
観客もあ~ちゃんに合わせて、「さくら」のサビの大合唱。
ここで会場が完全に一体になりました。
間髪をいれずに、中継が始まります。
スタジオのタモリさんから呼びかけが。
「武道館のお客さん！」
完全にスイッチが入っていた我々は、もう沸騰状態。
そのまま、「ポリリズム」に入りました。
１コーラスのテレビバージョンでしたが、そんな事は全く関係なく大盛り上がりの武道館。
中継が終わっても、歓声は鳴り止まず。
そんな中、あ～ちゃんが涙でしゃくり上げながら、
「嬉しい・・・」
「幸せ・・・」
「夢叶った・・・」
「緊張した・・・」
「芸能人みたい・・」
どうやら、タモリさんも、「まるで武道館にいるみたいだね」と本編で言ってくれたみたいで、本当に我々も本望でした。
実に楽しいひとときでした。