OK Go ライブ In 大阪・UMEDA CLUB QUATTRO | Perfumeとグルメの日記

Perfumeとグルメの日記

Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

昨日は、OK Goさんのライブに行きました。
最新曲のMVでPerfumeがゲスト出演した事で初めて彼らを知ったわけですが、最近の自分の音楽の志向が再び洋楽の方向に振れ始めている事もあり、ここはちょっくら見てみようかとチケットを買った次第であります。



開演7時の10分前に会場に着いたら、すでにロッカー満員ですと。
「駅前のロッカーをご利用ください」って言われたけど、このクアトロってビルの10階にあるんよ。
今さら降りるなんて出来ないわ・・・てことで、仕方なく上着を手に持ったまま、2階から見ることに。
確か、前に来た時もロッカー満員って言われたような・・。
「じゃ、もっと早く来いよ」って言われれば確かにそうなんだけどね。



で、ライブ本編スタート!
もう一言で感想をいうなら、「良かった!」。
OK Goの安定した演奏と、サービス満点のステージングと、音楽慣れした観客のレスポンスの波長がバッチリ合ってて、何のストレスもなく90分間のライブを楽しめた。
ちょっと気になって観に来たアーティストのライブだとこの90分くらいの長さがちょうど良いのですよ。
映画と同じくライブも、人間の集中力の限界の90分くらいで終わるのがちょうど良い。



肝心の中身ですが、最新アルバムと過去曲が半々くらい。
1曲目から演出の紙吹雪がフロアに撒き散らされて、2階にいるボクには何も関係なかったですけど、前の方の観客は目や鼻に貼り付いたのではないかというくらいに勢い良く飛んでおりました。
MCタイムでは、ロスアンゼルス公演でPerfumeライブを見て、そうしたのかは分からないですけど、英語が分からないボクたちのために、日本人の通訳を呼び込んで、観客からの「質問タイム」なんてやって、コミニュケーションを図ろうとしてくれておりました。
ちなみに、日本人の観客はみな流暢な英語で質問し、それに答えるボーカルのダミアンの英語を彼が通訳しておりました。



その質問と答えを幾つか紹介しますと、



客:「OK Goのメンバーを家族に例えると?」



ダミアン:「ティム(右端)は『母親』、ダン(左から2人目)は『父親』、アンディ(左端)は『息子』、そしてボクはペットの犬さ(笑)」



客:「毎回ユニークなMVのアイデアは誰が思いつくの?」

ダミアン:「GOD!(神だ)」、「ウソウソ、実はLSDという薬を使って思いつく・・・いやそれもウソ!(笑)」



客:「去年、フジロックに出演した印象は?

ダミアン:「日本人の観客は皆、盛り上がるトコと静かに聞くトコのメリハリができていて、マナーが素晴らしい。
(フロアでガンガンに手を挙げている外国人を指して)彼女たちのようなエキサイトさも嬉しいんだけど、全てがはっちゃけ過ぎていて、見てて少し悲しくなる(笑)」



客:「Perfumeと共演した感想は?」

ティム:「WE LOVE Perfume!」 「ALL YOU LOVE Perfume!」



ここだけ、なぜかダミアンが後ろに引っ込んでいて、割りとクールな受け応えのティムだったからこの程度の反応でした。
でも、この質問の時は観客はそれなりにワクワクしていたような温度でしたよ。
そして、Perfumeが携わった、「I Won't Let You Down」は本編ラストでパフォーマンス。
やはり、この曲で自分たちを知った人が多い事は自覚しているようで、1日前の東京のライブでは、曲前に、「Perfumeに感謝します!あのMVは彼女達無しには完成しなかった」と話していたみたい。



東京でやっていたかは分からないけど、大阪ではダミアンがギター1本担いで、観客をかき分けてフロア中央に降りてきて弾き語りしてくれたり(ご丁寧に1コーラスごとに向きを変えて全方位に正面を向いてくれました)、観客に、足音やハンドクラップや口笛を要求して、その音をiPhoneに取り込んでサンプリングさせたのをトラックにして1曲歌うなんて事もやりました。
本当にサービス精神満点の面白いライブでしたよ。
最後にこのライブのアンコールの時の映像を。
(洋楽アーティストライブは撮影自由ですから)