大晦日の国民的歌番組、「紅白歌番組」に６年連続で出演する、Perfumeの歌唱曲が正式に「Magic of Love」と発表されました。
先日ここで、ほぼ願望めいた予想で、「Spending All My Time」でプロジェクションマッピング大披露！！なんて、威勢の良い記事を書いたのですが、その思惑はあっさりと覆された次第です。
実際に、紅白歌合戦の生放送中にプロジェクションマッピングをやろうと思っても、日本のトップのそうそうたる歌手の皆さんがいらっしゃるわけですから、Perfumeだけが特別にこのシステムの完成の為に時間を割いてリハーサルをやるわけにも行かず、かといって、時間を費やさないと、このプログラムはいざ本番の時に成功するかどうか分からないですし、第一、もし失敗した時の絵を思い浮かべると、かなり悲惨です。
（真っ白い折り紙のような衣装が何にも光らずに、ただただそれらを両手で広げ続けるPerfumeを想像してみてください）
しかし、最近様々なメディアで紹介されている、ライゾマティクスさんの仕事ぶりを見るに、もしＮＨＫさんから「Spending All My Time」の申し出があって、「持ち時間は３分でお願いします」とオファーがあっても、それなりに対応したのではないでしょうかね。
先の記事では、「シャカ兄に不可能な事はないから」云々と書きましたが、その通り、理系の技術屋はむしろ、条件が厳しいほど燃える性分なんで、持ち時間３分の条件を突きつけられても、如何ようにも対応したと思います。
ですから、PerfumeサイドがＯＫサインを出せば、ライゾマティクスさん総出で事に対処したのでは？と思う次第です。
という事は、やはりＮＨＫさんの方から、「Spending All My Time」のオファーがなかったと考えるのが自然なんでしょうかね。
それとも、オファーがあったとして、Perfumeサイドが、「Spending All My Time」は３分では視聴者に伝わらないとして断ったのでしょうか？
この辺りは、憶測でしかありませんが。
まあ、決まってしまえば、今年発売されたシングルの中では、「未来のミュージアム」は民放アニメの映画主題歌ですし、「Sweet Refrain」は、最近の発売ですから知名度的にイマイチですから、「Magic of Love」は、一番妥当でもっともらしい選曲だったとは思います。
ただ、もっとも退屈な選択だったとも思いますが（笑）。
恐らく、最新アルバムのリミックスバージョンではなく、シングル発売時にテレビの歌番組で披露した時のような、ぶつ切りバージョンになると思われます。
まさか、中田ヤスタカ が、紅白歌合戦の為だけに「紅白リミックス」を作ってくれるとは到底思えませんからね。
という事で結論を申し上げますなら、
『Perfume（6）は、今年は空気』 でしょう。