2013年セ・リーグ順位予想 | Perfumeとグルメの日記

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3月29日に開幕した今年のプロ野球ペナントレース。
昨日までに各チーム3試合を消化して、各球団の戦力がある程度見えてきたという事で、今日はセ・リーグの順位予想と、各球団の戦力分析とキーマンを挙げて行きたいと思いますよ。
本当はパ・リーグの予想もしたかったのですが、各球団の選手の力をイマイチ把握しきれていないので、今回は見送りとさせていただきます。



まずは、順位予想から。



1  巨人
2  ヤクルト
3  阪神
4  広島
5  DeNA
6  中日



では、各球団の戦力分析とキーマンを挙げますと。



巨人


言わずと知れた巨大戦力で、投打とも他の5球団を圧倒しております。
特に説明する必要はないでしょう。
ハッキリ言って、巨人を2つに割って、セ・リーグを7球団にしても充分に盛り上がれるだけの戦力はあると思っております。
キーマンは、野手が阿部。投手は山口。
阿部に関してはキャプテンにして4番で捕手であり、チームの扇の要。
山口は5年連続60試合登板を続ける、盤石のセットアッパー。
巨人は確かに巨大戦力ではありますが、唯一、弱点を探すなら投打の要であるこの2人が怪我などで長期離脱した時に代わりがいない事。
このパターンが起こった時のみ巨人は優勝を逃す可能性はあるでしょう。



ヤクルト


シーズンを通して調子の波が少ない試合巧者。
一昨年は、後一歩の所で優勝を逃すなど、毎年上位を窺える実力はあるのですが、いかんせん親会社の資金不足のせいで、選手層が大変薄く、1人でも故障者がでるとあっという間に戦力ダウンしてしまう。
優勝する為には、選手個人の体調管理とゲーム中における怪我が一切起こらないという幸運が必要となる。
キーマンは、野手がバレンティン。投手は由規・村中。
巧打を放つ野手が多いヤクルトの打線に必要なのは一発で走者をホームに返すクラッチヒッター。
打点を稼げる数少ないバレンティンが幾つ打点を稼げるかが、ヤクルトの得点力に直結するはず。
過去にヤクルトが優勝を果たした時に共通しているのは、外国人の4番が大活躍した時とパターンが決まっているのですよ。
投手に関しては、柱の館山・石川はある程度の勝ち星は稼ぐでしょうが、これに続く先発投手がいないとシーズンプランが立てられません。
ベテランの2人に続く先発としては上記の才能溢れる2人に期待したい所ですが、故障を抱える中、どこまでやれるのかが未知数です。



阪神


野手にメジャー帰りの西岡・福留を補強して大きく期待出来る所ですが、この2人は実はクリーンアップにいない所がポイント。
キーマンは、野手がマートン。投手が久保。
打線に関しては、実は去年の泣き所は4番でした。
シーズン終盤になって、1番上本・2番大和が確立され、今年は1番が西岡に変わりリードオフマンは強化されたのですが、今年も去年と同じく4番に新井兄弟が順番にここに座るのは余りにも不安過ぎます。
そこで、ここは阪神で最もアベレージが稼げるマートンを4番に据えるのはどうでしょう?
ホームランさえ期待しなければ、西岡・大和・鳥谷と続く出塁率が見込める並びの後に、安打数が見込めるマートンを据えれば、長打は期待出来ませんが、昔の横浜の「マシンガン打線」を再現出来る事になりませんでしょうか。
投手に関しては、昨年からの一番の大きな穴はクローザーの藤川を埋める久保の存在でしょう。
抑えの経験が殆ど無い久保をクローザーに据えた和田監督の見立てがハマれば上位に進出出来ることでしょう。



広島


開幕の巨人3連戦で1つも勝てませんでしたが、ほぼ互角の戦いが出来た事は大きな自信になったでしょう。
前田・野村を柱にした先発投手の陣容だけなら、巨人には劣りません。
ただ、延長戦にもつれ込んだ巨人戦を見ても、中継ぎ・抑えの勝負になると格段に戦力がダウンします。
そこで、キーマンですが、野手がエルドレッド・ルイス。投手は今村。
まず野手ですが、上記の両外国人以外の日本人野手に長打が期待出来ませんから、やはりこの2人の長打力が存分に発揮できないと得点力にかなりの不安が生じます。
開幕3連戦のチームでの得点圏打率が1割台だったのは、昨年からの貧打を全く克服出来ていないのですから。
投手に関しては、勝ちパターンの試合に持ち込んだ時のみに、唯一勝ちパターンで送れるセットアッパーの今村を登板させて、シーズン5割を目指せば良いと思うのですが、あらゆる場面で開幕3連戦全てに今村を登板させた野村監督の起用にかなり疑問を生じえました。
最初から3位狙いならかなり面白い存在になると思うのですが。



DeNA


中畑監督2年めの今年、中日から多くの人材をヘッドハンドして戦力増強に成功したこのチーム。
キーマンは野手が石川。投手はソーサでしょう。
クリーンアップが、ブランコ・ラミレスとしっかりしていますから、問題は1・2番の出塁率となります。
去年は俊足の梶谷を期待を込めて起用したものの、イマイチ上手くいかなかったのですが、今年は実績のある石川を1番に据えました。
野手の要である石川を1番に据えた事で、打線に厚みが加われば得点力がアップしますから、やや不安の残る投手陣に大きな安心感を与えるでしょう。
その投手のキーマンは中日から獲得したソーサ。
クローザーに山口がいる為、横浜が欲しいのは打線がリードを奪ってそれを守り切る為のブルペン陣の活躍と安定。
そこで、去年に中日でセットアッパーで実績を上げたソーサの活躍が上位を窺うに必須です。
開幕シリーズではイマイチ実績を残せなかったソーサの安定が、横浜のクライマックスシリーズ進出のカギを握ることでしょう。



中日


去年からの戦力アップが全くなく、しかも投打とも選手の高齢化が極端に進んで、一切上がり目がない戦力。
これをどういう風に闘わせていくかはかなりの難題。
キーマンは、野手が和田。投手は浅尾。
出塁率が高く、長打の少ない大島と井端に挟まれている、4番の和田が全く機能しないと前記の2人が幾ら塁に出ても一切ホームに帰って来れない事になる。
和田がどれだけ打つかが見物がが、年齢的な衰えは隠せず、あまり期待は出来ないように思えるのでこの順位に。
浅尾も、クローザーの岩瀬が年齢的な衰えもあって心もとない中、これまで相当な負担をしていたのだが、去年に遂に故障し。今年も全治不明の怪我で戦線離脱。
彼がいつ戻ってくるかで、このチームの順位は決まってくるでしょう。
オールスターが過ぎてもまだ戻って来れないようならば、最下位はやむを得ないでしょう。



以上、セ・リーグの順位予想でした。