Perfumeにとっての理想の対バン相手はジャニーズさんなのだ! | Perfumeとグルメの日記

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先日、発表されたPerfumeの対バンツアー、「“ずっと好きだったんじゃけぇ~さすらいの麺カタPerfume FES!!”」は、どうやら久々にPerfumeファンと一般の音楽ファンの関心を惹いたようで、Perfumeを取り上げるニュース記事の数や各ネットユーザーの注目度を表す数値がこの1年の間では群を抜いた数字になっております。
こうして見ると、対バン相手の選択と平日ばかりの日程を見るに、あくまで行き当たりばったりに本人たちの思うままを叶えてしまって、対バンをやるに一番大事な「異業種のファンの方々に販促効果を与える」という使命を全く無視したように感じ、ビジネス的には全く無意味なツアーになるのではないかと感じたボクの危惧は少しは和らいだように思えております。



ただ、やはり対バン相手の方々の面子を見るに、音楽的にはメタルティックなPerfumeとウッディである、斎藤和義さんや奥田民生さんではまさに水と油。
観客の層としては、ハマっているといえるマキシム・ザ・ホルモンさんにしても、こちらは各フェスで既に同じステージに何回も立っておりますから、ホルモンさんのファンの方々においては、Perfumeのステージは初見でないのですから、それほど衝撃を受けるわけではなく、どうしても販促効果は乏しいと思われるのです。
「ポリリズム」や、「GAME」の発売当時のように、Perfumeの事自体がまだ世間の皆さんにそれほど知られていなかった当時は、「異業種の方々のステージ」の選択肢が沢山あったのですが、今や「徹子の部屋」にまで出るようになったPerfumeさんの事を全く知らない方々はほとんどいないわけで、「自分たちの存在を知らないユーザーにハッキリと認知をさせて販促効果をねじ込む」という効果は尋常な手段としてはなかなか難しいものがあります。



そこで思ったのですが、Perfumeが未だ全く手を付けていないテリトリーで、販促効果が有るエリアが1つあるのですよ!
以前にボクがここでご紹介した、オリコンさんによる2万人アンケートによって出された数字によると、Perfumeの事に興味を持ち支持をしてくれるのは、10代・20代の女性だという傾向がはっきりと出ているのです。
(これに関しては拙記事「Perfumeはアイドルを完全に卒業したらしい!」をリンクしておきます )



改めて申し上げますが、ここのアンケートの結果を見るに、「現在のPerfumeの主だったファンは、「映画ドラえもん」に繰り出されている大きいお友達男子ではなく、10代・20代の女性なのですよ。
なぜ、今年に入って、Perfumeが「CanCam」「non-no」「AneCan」のページを飾っているかを見れば、事務所の戦略が確からしい事が分かるはずです。



そして、本日の本題。
「Perfumeが対バンをやるに、最も販促効果があるのは誰か?」



そこで、ボクはこう言いたい。



それは、「ジャニーズさんだ!」と。



男性アーティストばかりを押し並べているジャニーズさんの各アーティストさんのファンの方々のその多くは、「non-no」「CanCam」などの読者層と同じ10代から20代の女性であり、それは、上段で述べたPerfumeの最近の厚いファン層とピタリと一致するのです。
それに、ジャニーズさんたちのライブに来るような方々なら、それぞれリリースされる数種あるシングルの初回盤を全て買い求めるくらいの購買力があるのですから、物のついでにPerfumeのCDを買ってくださる事はそれほどに高いハードルではないはずです。



ここ最近のPerfumeと、TOKIO・嵐・KAT-TUNさんなどの、ジャニーズ所属アーティストさんたちとの共演の相性の良さを見るに、もしそれが叶うならば、Perfumeをジャニーズさんのライブ会場のステージに立たせてくだされば・・・なんて事を思ったりします。
Perfumeが誇る、高いレベルでの歌とダンスを魅せるパフォーマンスは、彼女たちを満足させる事はそれほど難しい事ではないでしょうし、むしろ、CDの購買力の高いジャニーズさんのファンの方々なら、その辺りのJ-POPファンよりもPerfumeのパフォーマンスを理解してくださる事でしょう。



でも、ジャニーズさんのステージに女性アーティストが立つ事は絶対にあり得ない事は分かってはいるのですよ。
もし実現したら、お互いにプラスになるんじゃないかなあ・・・と思ったので書いてみました。