20代コンサバ女子にターゲットに絞ったPerfume | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

ボクが、寒鰤に浮かれている間に、世間では「switch」が発売され(家にもポスター付きのが届いておりましたがまだ読んでません)、そしてPerfumeオフィシャルサイトには新しくこんな情報が。



2013/02/20(水)発売 「non-no」 2013年4月号
※撮り下ろし&インタビュー掲載

2013/02/23(土)発売 「CanCam」 2013年4月号
※撮り下ろし&インタビュー掲載




なんと、あのイモっ娘だったはずのPerfumeの3人が、遂に女性ファッション雑誌に綺麗な服を着てグラビアで取り上げてもらえるようになったんですね。
昨年の「Vogue」もそうですが、今やすっかり綺麗なお姉さん扱いなのは胸熱なわけであります。
そこで、ふと考えたのは、他にも沢山のファッション誌がある中、なぜにこの2誌が選ばれたのか?
芸能人が雑誌に掲載され、特集記事を作ってもらう時には、そのイメージに合った雑誌でなければいけない訳で、例え巻頭から50ページもの大特集記事を書いてもらえるとしても、それが「週刊大衆」では、Perfumeのイメージには甚だ逆効果な次第でありますから、そのようなお話は丁重にお断り致すのであります(笑)。




では本題に入る前に、まずは昨年の11月5日のこちらの過去記事をチラリとお読みください。
「Perfumeはアイドルを完全に卒業したらしい



ここに書いてあったのは、ORICON STYLEが10代~40代の各年代・性別毎に聞いて調査した『2万人が選ぶ好きなアーティスト』ランキングの内容についてで、そこで判明した現在のPerfumeの主なファン層は、実は10~20代女子であったという、これまでの我々の固定観念を根底から覆すものでありました。
という事は、異性のファンを主なターゲットにして、彼らに擬似恋愛を楽しませる、いわゆる「アイドル」という存在から、現在のPerfumeは大きく抜けだして、同性のファンをどんどん獲得していく、安室ちゃんのような「アーティスト」路線に方向が向いているのでは?という物でした。
という事は、これからのPerfumeは、同年代やもう少し下の年齢層の女子のファッションのお手本になったり、またその行き方やポリシーなどの啓示を求められるようになるか、または、それを進める方に舵を切って行こうとしている最中なのかもしれません。




そこで、この「non-no」と 「CanCam」が一体どのような女子に読まれているのでしょう?



まず、「non-no」ですがこちらは、高校生から大学生・新社会人までの、いわゆるファッション入門書という位置づけで、「オシャレに目覚めたんだけど、一体何を着てどうメイクしたらいいのか解らない(TдT)」という女の子が最初に買うような雑誌のようです。
そして、 「CanCam」はそれよりもう少し上の20代中盤くらいで、扱われている服の種類が一般受けしやすく、それほど派手過ぎない「おしゃれなOLさん」がターゲット。
つまり、現在のPerfumeがそのままこの雑誌の読者層と言っても過言ではないでしょう。



という事はつまり、この2つの雑誌に掲載してもらう事の意味合いは、


①  Perfumeより少し下の年代には、Perfumeのファッションを見る事で憧れを抱いてもらい、彼女たちが20代になった時のファッションのお手本にしてもらう事を目指す。


②、 Perfumeと同年代には、Perfumeが自分たちと同じタイプの女子である事を認識してもらい、またそのインタビュー記事の中身に共感・シンパシーを感じてもらう。



この2点において、将来においても更なる20代女性ファンの開拓を目指しての今回の掲載ではないかと思う次第でありますがいかがでしょう。