紅白でPerfumeは「Spring of Life」を歌います | Perfumeとグルメの日記

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大晦日の紅白歌合戦で、Perfumeは大方の予想通りに「Spring of Life」を歌う事が決定いたしました。
というより、今年シングル2枚しかリリースしていないんのに、そのうちの1枚の「『SAMT』はテレビではやりません」宣言しちゃった以上これしか残ってないわけで。
では、ここでPerfume(5)の過去4年の紅白での舞台セットをご覧いただくと、

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このように、2008年から2010年まではかなりセットに手間を掛けてもらってますね。
特に2009年なんか、「ワンルームディスコ」のジャケット・PVをしっかり読み込んでないと作れない色使いのセットですし、2010年の「ねぇ」もどこかしら、この曲のPVの世界を彷彿とさせるものですね。
それに対し、昨年の「レーザービーム」のあっさりとしたセットぶりには、今や紅白のレギュラーとなったPerfumeに対して、「どうせ毎年出るんだから今年はこんなもんでいいでしょ」的な、例えるなら結婚して何年も経った夫婦の、「今さらいちいち結婚記念日にサプライズなんて出来るかよ」みたいな生活感がうかがえました(笑)。



さて、今年のPerfumeの演出ですが、「Spring of Life」といえば、やはり例の衣装に組み込んだLEDの点滅装置を使ったものをやるかどうかなんですよね。
武道館追加公演で見た時は、スタンドの後方の席から見ても、ホントに素晴らしいものに見えたのですが、ただこの演出の最大の欠点は、この装置のノウハウを全く理解出来てない人にとっては、ただただ単に、「何か光ってるね(´<_` )」くらいにしか思ってもらえない所なのです。



かと言って何も知らない視聴者に事前にあれこれ説明するのも乙じゃないですからねぇ。



ホントは、「氷結サマーナイト」でやったように3Dを使って、「6人のPerfume」をやってくれたら一番嬉しいんですが、こちらから資金の持ち出しをしてまで地上波視聴者にアピールするほど、今のテレビにはメリットと影響力はないですからね。
ここは、今年も中堅らしく、番組の歯車として無難に仕事をこなすという立場を貫くしかないでしょう。
かと言って、ボクは紅白なんてもう出なくて良い!なんて事は全く思っていませんよ。
NHKは民放と違って、離島の端の端までネットされていますから、大晦日に日本の総人口の40%以上の方々に認識してもらえる舞台なんて他にはありません。
「MJの司会」と「紅白」に出続ける事は、民放のゴールデンのレギュラーに匹敵か、或いはそれ以上の影響力がありますからね。



という事で、今年の紅白はPerfumeに限っては、あまり期待しないで淡々と見たいと思います。