消費税増税 | Perfumeとグルメの日記

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この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

Perfumeのさいたま公演に行くと、レポやらなんやら書かないといけないので、今のうちに吐ける毒は吐いておこうと…。




通常国会が始まりまして、「ネバーネバーネバーギブアップ」の精神で、どこかの豚が消費税増税を目論んでいるようですが、このデフレの折に増税するのが、どれだけ需要を後退させるのかお分かりにならないようで。




今の政権は全く体をなしてないので財務省が手取り足取り動かしているので、彼らの悲願である増税が前面に出てくるわけで、彼ら官僚は公務員ですから、増税で不況になりデフレが進んでも実質賃金は逆にアップするわけですから、増税に全く気後れする事はないのです。
公務員が業績給ならこうはいかないのですが。




しかし、この消費税増税法案はねじれている参議院では絶対通らないのは確実なんで、なんとかして野党と手を組まなければいけないのですが、この豚は何をやったかというと、施政方針演説で、過去の歴代自民党政権時の首相の演説を引用する事によって、暗に自分に協力するように求めたのです。




まぁ、愚かだこと。




このお方は人間は感情で動く生き物だという事がお分かりでないようで。




民主党政権になって愚かな事が連続で起こっているんですが、そんな彼らでも1つだけ学習した事があるようで、それは「長期政権を作る為にはアメリカと友好関係を築くこと」のようで、前政権末期からそれが表れています。




TPPへの急遽の参加表明に、欧州金融不安に対する緊急融資、更にイランからの原油の輸入枠削減の賛成など。




国益を考えての事ならまだ解るんですが、どう考えてもアメリカにいい顔したいだけの付け焼き刃なのは明々白々。




TPPは言わずもがな。
欧州に対する融資は、世界中から要請されてヒーロー扱いされて大喜びの白川日銀総裁が政府に後押しされて決めたもの。
デフレに悩む日本には一切金融緩和の為に市場に金を撒かない愚かな日銀総裁を尻目に、アメリカは昨日さっさとインフレ目標を設定して金融緩和策を打ち出しております。
更には政権自ら脱原発を打ち出しておきながら、原油の輸入量を減らすという逆噴射ぶり。




もはや愚か過ぎて書く気も失せる…。




ちなみに言っておきますが、日本が綺麗に脱原発に成功しても、中国と韓国はこれから沿岸部にバンバン原発を建設しますからね。
もし、これらに事故がおこったら噴出される放射性物質は偏西風に乗って全部我々の頭上にやって来ますからね。
つまり日本は永遠に脱原発なんて出来ない訳ですよ。実際、中国の原発は既に事故を起こして何機もストップしてますからね。




というわけで、もはや最近はあまりにも馬鹿馬鹿しくて新聞もニュースも見なくなったんですが、それでもこれだけの事が目に付くわけで…。




最後に申し上げると、過去に増税によって財政を立て直した国は1つもございません。
健全な財政というのは、健全な経済があって初めて成り立つものなのですよ。