直角二等辺三角形ツアー回顧4 | Perfumeとグルメの日記

Perfumeとグルメの日記

Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
この2つのテーマについてのエントリーが中心です。

セットリスト6 マカロニ



5に続いてアリーナ前方に作られたセンターステージでのパフォーマンス。
ミディアムテンポで奏でられるこの曲は聞けば聞くほどにファンク調の黒っぽい音で構成されている事が解りました。


この曲の振りは、スタンドマイクをまるで目の前にいる恋人の姿に見立てているかのような動きに見えます。
スタンドマイクから離れたり近づたり撫でてみたり、サビではゆっくりと抱きしめているかのような動きもあります。
それは付き合いたての恋人との距離の取り方に戸惑う女の子の気持ちの揺れを形にした振り付けのように思いました。


激しい曲調の時の直線的な体の動きに比べ、この曲の振り付けの体の使い方は非常に円運動が多い。こっちの方がより女性的な動きに見えるからなんでしょうね。



Perfumeの曲はあまり性別を感じさせない歌が多いのだが、このマカロニは曲調、歌詞、振り付けに至るまで最も女性的な曲に思います。


ただ惜しむらくはセンターステージでやられちゃうとセンターAレベルの前列にいる観客はモニター見ない限りずっとお尻しか見えないという悶絶タイムなんですよね。
横浜ラストではセンターA2にいるのに後ろ向いてモニターをチラ見してましたから…(泣)


ラストのサビまでセンターステージで歌って、観客のハンドクラップを誘いつつ、アウトロを使ってメインステージに戻り次の曲に進行するのだ。




セットリスト7
Seventh Heaven


Perfumeのライブでファンが選ぶやってほしいランキングがあれば、恐らくトップ3に入ると思われるこの曲。
ポリリズムのカップリング曲でアルバム未収録なので、「GAME」の初回盤DVDを持ってない人にとってはフルコーラス聞けるのはライブの時だけという人もいるんでしょうね。


この曲って見せ場が幾つもあるんですよ。


ピアノの奏でるイントロが終わって一瞬の静寂の後にピンスポットが当たって「どれだけー」とかしゆかが歌いだす瞬間。


曲冒頭のサビの
「もしもねーこの願いがちゃんと叶うなら、とろけて消えてもいいよ。ってどんだけ!?
Seventh Heaven」


の後にまた一瞬静寂の後に流れる間奏で観客全員が盛り上がる瞬間。


このようにこの曲の盛り上がりにはブレイクが効果的に使われていて、これが観客には心地いいんですね。


でも個人的にこの曲での一番大好きなシーンは3人が輪の形に向かい合って満面の笑みを浮かべ合いながらステップを踏む所です。
3人が本当に楽しそうに幸せそうにしているのを見ているだけで、「多幸感」って感じなんですよね。
人の幸せを見て自分も幸せに思えるなんて、まだ自分にもこんなに善人の心が残っていたのかと驚いてしまいます(笑)


代々木ライブで振り付けも一部変更されて復活したこの曲は、ライブの定番になる事はもう疑いないでしょう。