『MUSIC LOVERS LIVE』参戦の前後に東京・横浜のあちこちに行った時の事を何回かに分けて書きます。
まず食べた物から。
(まぁほとんどこれがメインですが…)
土曜日の朝６時過ぎに新宿に着きました。
予想通り深夜バスでは一睡もしてなかったので、かえってスッキリした頭で東京メトロの１日乗車券を買って(これは安くて便利ですよ！オススメです！)、まず朝の築地へ向かいました。
土曜日の早朝とはいえ、築地は活気づいていて働く人を乗せた車がビュンビュン通って、それを縫うようにボクたち観光客が歩くという賑やかしさな中、ボクが行ったのは場内市場にある、「米花(よねはな)」というお店。
カウンター７、８席くらいの小ささで少し薄暗く、一見観光客は入り辛そうな感じ。
中に入るとカウンターの中にいたお兄さん(でもボクより年上)が「いらっしゃい」と迎えてくれました。
もう食べる物は海鮮丼と決めていたのでそれを注文。お兄さんが注文を通すと、どうやら店の奥にはお母さんらしき人がいてその人が料理全般を担当している様でした。
料理が来るまで約１０分ほどの間にまずお茶が出されたんですが、これがめちゃくちゃ美味しい！
話を聞くに台湾のお茶らしいんだけど(名前は忘れた)、鍋にお湯と茶葉をぐつぐつ沸かして煮出して、それをお玉でコップに注ぐという大胆な作り方。
日本茶の繊細なお茶の作り方から見るとあり得ないんだけど、濃い烏龍茶みたいな感じで煮出してるのに茶葉の風味もしっかり残っていて美味しかったです。
そうこうしているうちに海鮮丼(１５００円)の登場！とにかく具がデカい!!
温かいご飯の上に刻み海苔がまぶされその上に乗ってるのが、
でっかいマグロ
アワビ
サバ
シャコ
タコ
赤貝
アイナメ
頭付き海老
とにかくネタがこれでもか！というくらい分厚く、しかも溢れる程乗っていてご飯が見えない(笑)
すごいなぁー！って思っていると、お兄さんが茶碗を持ってきて、
「まず具をこの皿に避難させてね。それで醤油をこっちの皿に入れとくから、これにネタ浸して食べてね。決してご飯の上に醤油はかけないでね」と丁寧にオネエ言葉で説明してくれました。
このお兄さん、接客業のやり過ぎの副作用で話し言葉が完全にオネエ系になっていて実にいいキャラでした。
言われた通りにネタを別皿に分けて、一つ一つ醤油に付けながら食べましたが、大き過ぎてマグロなんて一口では入りきらないくらい。
そしてアワビの立派な事！こっちでならこれだけで、１５００円取られるでしょうね。
(アワビの写真だけ別の所から)
たっぷりのワカメが入ったお味噌汁と一緒に丼食べきったらお腹いっぱいになりました。
「次来る時は焼き鳥丼とかうなぎ丼あるからそれも食べてね。
土曜日は混むからこれくらいの時間で！」
とやはりオネエ言葉で言われて(笑)、ぜひまた来たいと思いながらお店を後にしました。