フワフワと浮き足立つ空気。
インスタントなつながりという幻。
いかようにも捏造できる巨大な虚像。
ホンモノとマガイモノが混在する景色。
そんなものが今、広がっています。
だからこそ、地に足つけて、大切なものを大切にする行動を。
エネルギーは相応しいところへ注ぐべし。
感謝すべき相手には、それを伝えること。
今の自分をつくったのは、自分ではないのです。
自分の努力や能力で今がある、と考えるのは、一部は合っていますが、一部はおこがましいこと。
そして……兆しに敏感でありましょう。
それは、自分の中に静けさがなければ感じ得ない世界です。
けれども、私たちのいるこの現実は、「そこ」から生まれてくるのです。