チャリティーマッチの達人
普段、現役を引退した選手達にも、サッカー関連のイベントや、元選手達の集まりや、なんだかんだで、会う機会は多いんですね。
日本でプレーした選手なら、雑誌等のオーダーで電話で話すこともある。
そんな中、今年は1回も会わなかったなぁ、という選手にも、年末には会えることが多いんです。
というのも、年末はチャリティーマッチの季節。
選手や元選手達が、、大小様々なチャリティーマッチを、全国各地で主催したり、出場したりするから。
ネイマールなんて、昨年末は、チャリティーマッチ出場のために、全国飛び回って、オフなのか、シーズン中なのか、分からないぐらい、連日連戦。
自分が出ることによって、メディアへの取り上げられ方も大きくなる。
その立場を分かっているから、積極的に協力するんです。
エライ!
ヴァギネル・ロヴィも、毎年12月に会うたび、私は「世界で一番12月に忙しい男」と冗談で言って笑いあうほど。
元選手もそうです。
それぞれ仕事を持っていたり、年末だから家族とバカンスに出かけたり、いろいろ予定がある中、万難を排して集まる選手達。
そんなチャリティーマッチの達人の1人が、この人。
「1年間会えなくても、ジーコのチャリティーマッチで、絶対会えるよね!」
そう言うと、ワハハハッと陽気に笑う、アモローゾ。
ヴェルディ川崎にいたアモローゾ、覚えてますか?
年末のジーコのチャリティーマッチは、主に、恵まれない子供達を対象としているんですね。
だから、
「助けを必要としている子供達のために、手を貸せるのは、とても大事なこと。しかも、大好きなジーコの試合に参加できるんだから、僕にとっても、すっごい幸せ!」
キラキラした笑顔で語るアモローゾに、こちらも幸せな気持ちが伝染します。
写真は
「日本の友達みんなに、親愛を込めて、大きなキスを!」
と、投げキッスをしているところ。
こうして、チャリティーマッチを日本に紹介することは、日本でプレーした選手達の元気な姿を、日本に伝える機会にもなるんですー。
チャリティーマッチの話、まだ続けますー。