ジョルジーニョの田舎自慢
今日あたり、もう日本に到着するんじゃなかったかな、と思うんですが、こないだ、もう1人インタビューしたのは、この人です。
どーん。
鹿島アントラーズの監督に就任した、ジョルジーニョです!
ジョルジーニョには、とりわけ仲良くしてもらったので、このブログにも、登場頻度が、高いですねー。
こないだは、サッカーダイジェストのためのインタビューで、「来日よりもイチ早く!ジョルジーニョに語ってもらおう」ということで、行ってきました。
行ってきました、と言っても、ものすごくご近所さんなんです。
いろんな打ち合わせや、日本に住む段取りや、家を空ける段取りや、そりゃあもう、忙しい時なのに、その隙間を縫うべく、数日間、毎日携帯で連絡を取り合って、時間をもらいました。
その時のこぼれ話。
今回、先にジョルジーニョだけが日本に行って、後で、奥さんと末っ子ちゃんが合流するらしいんですね。
大きくなった子供達は、もうそれぞれの人生があるので、日本とブラジル、離れ離れで暮らすことになります。
末っ子ちゃん、さぞやさみしいだろうな…と思いきや
「一人っ子になれる~♪」
と、うれしそう。
パパとママの注目、独り占めできるから、ちょっと、ウキウキしてました。
取材の時は、ジョルジーニョの友達が来てたんですね。
で、ジョルジーニョ、その友達に、鹿島の話を、楽しそうにしてました。
「ほんっとに、もう、なんにもない街なんだよ。道が2本あるだけ!ねっ」
と、私に同意を求める。
「道が2本と、あと、ジャスコ。それだけ!ねっ」
と、私に同意を求める。
私はゲラゲラ笑って聞いていたんだけど、でも、その何もなさを、そりゃあもう、楽しそうに話すんですよね。
自分の故郷の田舎自慢、するみたいな感じ。
私もよく、私の実家の方では、畑のスイカを、お山のおさるが下りてきて食べちゃうんだとか、田舎自慢するから、気持ちはよくわかる(笑)
末っ子ちゃんに「なんにもないから、心配せずに、自転車で走り回れるぞー♪」と、話してました。
いざ帰ることになったから、帰りたかったって言ってるんじゃなくて、本当にずーーーーっと、日本に、鹿島に、帰りたがっていた人なので、見ていて、ほのぼの嬉しくなりました。
インタビューでは、いつもの熱血トークで、鹿島のチーム作りの展望と、サポーターへの愛情を話してくれました。
「日本に帰ってきたら、コーヒー飲みに来てね」
と、もう心はすっかり日本にいる感じで誘ってくれるジョルジーニョに、頑張ってね、成功を祈ってるよ、と、本当に心から祈りながら、ジョルジーニョんちを後にしたのでした。