生き方いろいろ
大変ご無沙汰しておりまする…。
お知らせの遅い私から、もう放送時間も迫った今、お知らせですー。
今日のFOOT!はブラジル月1企画ですー。
今回は、年末のジーコチャリティーマッチ、それから、ワールドカップに関する、様々な人達のインタビュー集の2本立てです。
大物スターと懐かしい顔ぶれがたくさん集ったチャリティーマッチはもちろん、楽しんでもらえると思うし、インタビューは、誰の、どの部分を使うかは、FOOT!のスタッフの皆さん次第。
私も楽しみにしているんです。
見てみてください!
そんなわけで、1月は少しだけ日本に帰ったんですね。
実家にも帰ったんですが、私の実家のある地方は、こんな感じ。
寒かったー。
で、私の日本のベースである東京は、こんな感じ。
さらに、短い滞在を終えて、帰ってリオは、こんな感じ。
短期間の間に、いろんな環境にいました。
そんな中、日本ではなんだかとてもバタバタして、大好きな本屋さんをブラブラする時間も、あんまりなかったんですが、たまたま立ち寄った本屋さんで、思ったこと。
もうだいぶん前からそうだったと思うんですが、本屋さんは、生き方探しの本や、自己啓発っぽい本、人生の教訓っぽい本で、あふれてますね!
パラパラと、めくってみればみるほど、
「私って、この先、どうなるんだろう」
と、逆に心配に思い始めてしまいそうなほど。
日本は今、不況の真っ只中で、日本のメディアに向けて仕事をしている私ももちろん、その荒波の中にいるんですが、あらためて、ああして並ぶ本を見ていると、かなり圧倒されます。
ブラジルは、世界的な経済危機も、それほど影響を受けずに乗り切ったし、なんか、事実はともかく、ムードが景気いいわけです。
経済成長、真っ盛り!って感じ。
それに、とくにリオの人達なんかだと、刹那的というか、その日、その日を、幸せでいられるかどうかが、人生のポイントのような人も、多くて。
良く言えば、いろんなふうに良く言えるし、ある意味で言えば、その日暮らし的な感覚の人も多い。
この人、将来どうするんだろう?みたいな。
でも、そういう人生に慣れてるのかもしれないですね。
どっかに就職すれば、一生安泰、という価値観とは違う社会だから。
日本とブラジルの感覚、どっちがいい、悪いは、いろいろ考えるところですが。
リオの太陽の下で暮らすと、厳しいご時世も、うっかり頭の外に置き去りにしそうな部分が、無きにしも非ず、なのですが、私も日本人、しっかりしなきゃなぁ、と、あらためて感じた次第です。