誰もいない散歩道
現在、フジテレビ・ワンツーネクストで「ＯＬＡ！セレソン」の新作の放送が始まりました。
今回も、２月の親善試合イタリア戦、３月の南米予選など、セレソン密着あり、セレソンの明日のスターを夢見て、ヨーロッパのビッグクラブで頑張っている若手選手達の特集あり、ジュリオ・セーザル＆スザンナ夫妻あり、ジーコの大活躍あり、アドリアーノのブラジル帰国の深層あり、と、内容盛りだくさんで、濃い９０分です。
ぜひ、ご覧ください！
で、今日のお話は、この空の下。
コンフェデレーションズカップから帰って、特に日本の人達から、すごく聞かれること。
「で、どうなの？南アフリカって。やっぱり治安、悪いの？」
私もセレソンが滞在した３つの街しか知らないのですが、その印象を少し、書こうかなと。
今日は、最初の街、ブルームフォンテイン。
青空が広がるこの街は、自然が豊かで、季節によっては、緑や色彩々の花々が、きれいなんだろうなぁ。
晩秋のコンフェデ時期は、寒い日も多かったけど、紅葉が楽しめる季節でした。
これは、セレソンが宿泊したホテルの前。
小高い丘の上にあるスパリゾートで、セレソン貸し切りになったため、選手達もすーごくリラックスできたみたいで、満足そうでしたよ。
ブルームフォンテインは「ホテル」が少ないから、私らマスコミも、ホテルじゃなく、「ゲストハウス」みたいなところに、分散して泊まっていました。
不便はあるけど、普段は仕事では使わないゲストハウス形式の、家庭的なサービスも、結構いいもので。
私が泊まったところは、ブルームフォンテインを去る日、早朝６時で、朝ごはんも食べずに出発することを心配して、みんなのお弁当を作って、送りだしてくれましたー。
ゲストハウスの前の庭は、こんな感じ。
こういう民家の景色が、ずっと続くんです。
時間があれば、散歩でもしたくなる感じ。
写真を撮って、遊んだりして。
でも、この写真は、ゲストハウスの庭の中だけで撮ったんです。
なぜなら、敷地の外とは、厳重な塀と門で仕切られているから。
そして、その外は、こんなにのどかできれいな街並なのに、人っ子一人、歩いてないんですー！
道路を人が歩いていない。
住民はどこへ行った？
ショッピングセンターの周りとか、スタジアムの周囲は、さすがに人が歩いてました。
でも、そういう場所以外を、人は歩かないんです。
みんな、外へ出る時は車、なんです。
それは、やっぱり治安が悪いから？
滞在わずか５泊の旅人が、決めつけちゃいけないんだけど、一番の印象は…。
自然の美しさと、人が何気に外を歩いていない。
この２つでした。
遠征嫌いになりそう（笑）