アマゾンとおかしなサンバ | 藤原清美オフィシャルブログ「OTIMO TV」 Powered by アメブロ

アマゾンとおかしなサンバ

テレビで、なぜか94年ワールドカップアメリカ大会の、公式記録映画をやってたんです。

で、見てたんです。


大会は着々と進み、いよいよ、ブラジルとイタリアの決勝!

映画では、続々とスタジアムに集まってくる、両国とアメリカのサポーターのインタビュー。


そして、イタリアでは!

ミラノ、ローマ、ナポリ…

国中がワールドカップモードになっている。


かたや、ブラジルでは!


どーん。

アマゾンの大河を、小舟が行く。

そして、森林の中の小さな村で、人々がワールドカップを見るために、小さなテレビの前に集まってくる。


再び、映像はアメリカへ。

いよいよ、キックオフ!ジリジリと緊迫した試合が進む!


そして、イタリアでは、ミラノ、ローマ、ナポリ…

国中の、いろんな街、場所で、ワールドカップ観戦が盛り上がっている!


かたや、ブラジルでは!


どーん。

アマゾンの森林。

小さな家の小さな電球のもとで、人々が小さなテレビを囲んで真剣に試合を見つめている…。


と、ずっとそんな感じなんです。

アマゾンが出てくるたびに、笑ってしまいました。

イタリアはミラノ、ローマ、ナポリ。

ブラジルは、アマゾンだけかーい。

ワールドカップ観戦は、小さな家の、小さなテレビだけかーい。


でも、イメージってありますよね。

ブラジルでの日本のイメージは、すごいロボットとかを発明しちゃう、テクノロジー最先端の国。

そうでなければ、忍者、芸者、侍。


子供ちゃんなんて、日本人と見るや、手裏剣をシュシュシュシュッと飛ばすマネを見せてくれる。

大人だって、陽気なオッチャンなんかが、キエーッと叫びながら、刀を振り回すマネ。


でも、日本とブラジルは遠いからなぁ、と思うなかれ。

スペインで、ああ勘違い、なブラジルを見たことがあります。


あれは、まだジュリオ・バチスタがセビーリャで、デニウソンがベティスでプレーしていた頃。

その2人を訪問しに、セビーリャに行ったんです。

ちょうど、セビーリャ対ベティスのクラシコの直前で、大いに盛り上がっている時。


ジュリオとデニウソンが、一緒に新聞の写真撮影に呼ばれている、というので、連れてってもらったんです。

その新聞社の撮影のテーマは「セビーリャの街でサンバ対決!」

両クラブとも、スターがブラジル人だったから。


で、新聞社は2人のために、衣装も準備していたんですが、それがもう、

これがサンバかーい!


スタッフの人たちが

「一度、着るだけでも、着てみて!」

と、2人に頼み込んでる。

こんな感じ。



デニウソンは

「これじゃあ、メキシカンだよ!」

と、これまたメキシコの人が聞いたら、反論しそうな感じですが、

文句全開。

ジュリオ・バチスタも

「かっこわるすぎるよー」

と、そそくさ脱ぎ捨てる。


結局、2人は私服のままで、撮影に挑みました。


が、あやしげなサンバ風?の衣装に身を包んだ、スペイン美女2人に、これまた、サンバとは似ても似つかぬ、あやしげでセクシーな踊りでからまれ、クラシコ直前の2人は、頭を抱えながら、なんとか、撮影を終えたのでした。


スペインから見たブラジル。

ああ勘違い。

でも、その一部始終を撮影した私らには、とっても笑える、良い取材となったのでした(笑)


毛利 都亜 さんへ

アグア・ジ・コーコの値段は場所によりけり。

60円ぐらいのキオスキもあれば、観光客がたくさんいるコパカバーナとかだと、150円、200円ぐらいしたり。

とはいえ、天然のヤシの実をチューチュー吸うだけなので、基本的には安いんですー。


aloha-spirits-yoshi さんへ

選手がよく言ってるのは、リオでは、スターがその辺を歩いている、という状況に、人々が慣れているので、自然体でいられるそうです。

ドイツ組も、ドイツの人は、街の中では、放っておいてくれるって、よく言うかな。

イタリア組は「街の人が声をかけてくるのも、応援してくれてるってことだから、うれしい」みたいな感じ。

それぞれですねー。


ゆきさんへ

また、何かあったら書きますね。

ニュースじゃないような、何気な話とか、微笑ましい話なんかがあったら、ご紹介したいですー。


佐々倉 竜一 さんへ

宣伝?いやいや「紹介」と言って頂きましょう(笑)

ちなみに、中田選手はそんな大変なことになってるんですか!

ほんとに、なんとか回復してほしいですね…。


ディディさんへ

アウミールって、もう毎年とか、1年に2つとか、クラブを代わってて、10は下らないほど、ものすごい移籍してるんだったと思います。

最後にモジミリンって聞いた気がするけど、その後、もう変わってるかも…。

でも、知りたがっている日本のサポーターがいると知ったら、本人もさぞやうれしいかと思いますー。


I am フェサウォンさんへ

いっぱい意見、ありがとうございまするー!

でも、キビシー!

熱くなれる大きな目標は、あると思うんですよ、それぞれ。

それがないと、毎日毎日の練習とか、試合とか、やってけないですもんねぇ。


なちさんへ

いやー、ほんとに愛されてますよ、ワシントン。

それでもなお、心から日本を恋しがって、帰りたがってくれるんだから、うれしい限りですー。


Atleticanoさんへ

海岸ではなく、街の中では、そうやってコップでもらう方が、便利ですよね。

またなんか、思いついたら、食べ物・飲み物関係、ご紹介しますー。


SARUさんへ

仙台、詳しくはないけど、何度か行って、好きになったんですー。

一度は、レースがちょうど7月にあって、街の中が七夕さんモードで、あれもきれいだった記憶が…。