チッチのポ
子供ちゃんシリーズ、楽しんでもらえている気がするので(と、勝手に)、またカワイイところを1つ。
今シーズンから、ビジャレアルに行ったんだけど、まだバルセロナにいた時のエジミウソンを訪ねた時のこと。
自宅を訪問したのですが、海岸沿いのすごくきれいな場所だったので、家に入る前に、ちょっと近所を散歩しようと。
で、せっかくなら、奥さんと子供ちゃんも一緒に、ってことになって、家族で出てきてもらったんです。
娘ちゃんは、チファニーといいます。
エジミウソンと奥さんは、チファニーのことを、まだ幼いから「チッチ」と呼んでました。
「チッチ、カメラに投げキッスして、チッチ。あっち、キスだよー」
一生懸命、チッチをうながすと、チッチは小さな手のひらを口にあてて、
「ポ」
あまりのかわいさに、ひっくり返りそうになったものです(笑)
で、エジミウソンパパとチッチの会話が、また面白いんです。
チッチは何かをパパに訴えています。
チッチ「メーモ」
パパ「メーモ?」
チッチ「メーモ!」
パパ、奥さんを振り返って、「メーモって?」
奥さんも分からず、穏やかに微笑み返して、父と娘を放置。
パパ「…そうだ、メーモを探しに行こうか!」
チッチ「うん?」
奥さん、ブッと吹く。
パパ「メーモを探しに行く?」
チッチ「うん!」
パパ「見つかるかなぁ?」
チッチ「うーーーん」
エジミウソン、チッチをおんぶして歩き出す。
奥さん、バカウケ。
成り立ったのかな?二人の会話。
奥さんが、またイケてる人で、エジミウソンを妻であり、母のように、温かく面倒見てて。
「エジミウソンはビデオゲームが好きなの。バルセロナみたいな太陽の明るい街に住んでて、ビデオゲームばっかりしてちゃダメっていうんだけどね。」
「エジミウソンは、すごくよく食べるの。前にいたリヨンと違って、バルセロナはレストランで何か注文しても、量が多いから、彼にはとても住みやすいと思う。」
確かにエジミウソン、このお散歩のために、奥さんとチッチを呼び出した時も、急に呼び出したから、まぁ、15分やそこら、出てくるのに時間がかかるじゃないですか。
すると、すかさず「おなかすいちゃったんだ。サンドイッチでも食べない?」
でも、一人で食べるのもなんだと思ったエジミウソン、私にもサンドイッチをくれました。
で、ぱくっと食べると、中身が後ろから、ズルッと全部出て。
そこへ到着した奥さん、ブッ。
素敵なお姉さんみたいな奥さんの前で、赤っ恥をかいたのでした。
女性の鏡のような人です!