sayako治療記録 -6ページ目
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2010年 6月16日

子宮卵管造影で見つかった、子宮内膜ポリープの除去手術日

良性だと言われていたため、何の不安も無く、手術日を迎え、無事手術を受ける事が出来た。

その日は、日帰り手術だった為、主人が車で送り迎えをしてくれた。


2010年 6月30日

内膜ポリープの病理組織検査の結果、子宮体がんが見つかりましたと告げられる。

グレードはG1というもので、ステージは初期だろうとのこと。

主人に電話をし、「この間取ったポリープ、癌だったんだって。子宮体がん」 と伝える。

主人は、「・・・本当に?」と、言った後、しばらく無言になり、「今すぐ帰るから」と言い、
就業時間を過ぎていたこともあり、仕事を切り上げ、本当に、5分後に帰ってきてくれた。

そんな主人に対して、「あなたには私の気持ちは分からない」等、
今思えば、自分勝手も甚だしい事を口走っていた、大変恥ずかしい。

不妊治療中での癌発見、今は、不幸中の幸いだと思えるが、その日は、そんな余裕も無く、
自分が死ぬのかという恐怖も思い浮かばず、ただただ、

 「子供が産めなくなる」

という思いで一杯で、不安で仕方なかった。








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