「功夫傳人之龍拳小子」 | kiyokiyo world Ⅱ

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昔の功夫映画ばかりです。

1978年の韓国映画。

 

明復興を願う怪しげな集団が草原で儀式を行っています。みんな、黒頭巾を被っています。新しい仲間が自分の血でリストに名前を書きます。


崔峰さんが歩いていると、黄色い布で顔を隠した集団が彼を囲みます。中心人物は先ほど加入した男性です。明復興に関する書類を寄こせと脅します。が、崔峰さんは拒否。殺されそうになります。

 

そこに木蓮道師を名乗る笠を被った男性が木蓮のついた針を投げ、男性の攻撃を止めます。

 

キレた集団が木蓮道師を襲いますが、彼は強かった。集団は恐れをなして退散します。崔峰さんは木蓮道師と話をしたかったのですが、彼もあっという間に去ってしまいます。崔峰さんは再び歩き出します。

 

近くで様子を見ていた羅烈さん。木蓮道師が使った木蓮の針を拾い、ふふんと鼻で笑います。


崔峰さん宅に權永文さんが来ていました。彼の家とは長い付き合いがあり、彼は娘と結婚したいと言います。


崔峰さんは娘を呼び、対面させます。すぐに結婚したいという權永文さんに対して、「家の用事が済んでからにしたい。」と言い、待ってもらうことにします。

 

李康助さんは明の皇子の居場所を部下から聞いて、接触を試みます。權一銖さんは手下の1人です。

 

皇子は寺に匿われていました。明復興のために動き出したい彼ですが、高僧に多くの人々のことを考えて行動するようにと止められます。

 

皇子がご先祖様に心の中で問いかけ、悩んでいると、先ほど仲間になった男性がやってきます。「復興集団があなたを待っている。」と誘われます。

 

しかし、行ってみると、変な雰囲気。話がどうも合わない汗うさぎ皇子は弟を指定された場所に送り出していたのですが、彼らは知らないと言います。黒頭巾を外したら、康助。明復興を願っている集団と見せかけて、自分の力を拡大しようとしている集団でした。皇子と考えが一致しているのは崔峰さんなのでしょう。

 

明復興に関わる書類について揉める皇子と康助。このままでは皇子は殺されてしまいます。そこに登場したのが木蓮道師。康助たちを圧倒する彼は皇子に逃げるように命じます。

 

逃げる皇子。追う康助たち。皇子は農夫の恰好をしたフォロワーに遭遇します。フォロワーが服を交換しましょうと言ってくれたので、服を交換して權一銖さんの追跡から逃れます。

 

皇子の服を着たフォロワーは權一銖さんたちに追われ、やられます。彼の叫び声を聞いて、苦しそうな表情で立ち去る皇子・・・。

 

韓国映画でよく出てくる家。崔峰さんは屋根で寝ている權永文さんにびっくり。彼の驚いた声に驚いた權永文さんは屋根から落ちます。權永文さんは結婚はいつできるのかと尋ねます。

 

崔峰さんは彼に寺に行き結婚に適した日がいつなのかを高僧に聞くように言います。

 

權永文さんは娘と一緒に寺に向かいます。途中で羅烈さんと遭います。娘と面識があるようですが、娘は羅烈さんを嫌っていました。羅烈さんは權永文さんに絡み出します。

 

羅烈さんは彼女のことが好きで3年間も想っていたようです。しかし、彼女は羅烈さんの想いを受け入れようとしません。羅烈さんは「あなたが幸せならいい。」と言って立ち去ります。娘の本心はどうなのでしょうか。

 

寺に到着。高僧を探しますが、彼は不在でした。なので、近くの川に行ってみることにします。途中で倒れている皇子を発見します。皇子は娘が崔峰さんの娘だと知ると、急に元気になります。

 

高僧は崔峰さん宅にいました。彼らは康助の存在に危惧していました。木蓮道師が自分たちの味方だから、もっと彼と仲良くなりたいと思っていました。

 

娘は崔峰さんから手紙を受け取ると出かけます。權永文さんは一緒に行こうとしますが、1人の方が疑われにくいと言われ、門で待つことにします。

 

娘は尾行されていました。木蓮道師は彼女を守るために移動をしている途中で高僧に遭います。

 

高僧は仏の花である木蓮を戦いに利用するのを嫌っており、彼に使わないように言います。木蓮道師は木蓮によって命を救っているつもりだと言って、話を打ち切って立ち去ります。


娘は将軍の金王國さんと接触。手紙を渡します。直後にずっと尾行してきた康助の手下たちが登場します。すぐに木蓮道師も登場します。彼が戦っている間に娘たちは逃げます。

 

娘と金王國さんはそれぞれで逃げます。娘が家に戻ると、門で寝ている權永文さんが。とにかく、無事に帰れてよかったです。

 

康助は尾行が失敗したと知り、激怒。仲の良くない羅烈さんと接触し、木蓮道師を倒す話をもちかけます。大金をちらつかせますが、羅烈さんはきっぱりと断って、立ち去ります。

 

金王國さんは皇子の弟に手紙の内容を知らせ、約束の場所へ向かいます。そして、ようやく皇子と弟は再会を果たします。皇子たちを崔峰さんのところへ案内します。

 

崔峰さんはうっかり康助たちに陥れられていました。この地域を自分によこせと迫ります。

 

後から到着した皇子たちは康助たちに囲まれてしまいます。金王國さんは皇子たちを守るために戦います。めっちゃがんばりますが囚われている崔峰さんを見て、困ってしまいます。

 

皇子たちは捕まり、脅されます。弟は皇子を助けるために取引に応じると言い出し、皇子は外に出されます。しかし、用なしと見なされ、殺されそうになった瞬間、木蓮針が飛んできます。

 

康助の手下たちを蹴散らした木蓮道師は皇子を助けます。皇子は弟が気になりつつ、彼についていきます。

 

書類の在りかを教えるふりをして康助を攻撃する弟。キレる幸助。意外とがんばる弟。權一銖さんを倒そうとした瞬間、康助の短刀で命を落としてしまいます。

 

皇子が逃げたことを知り、悔しがる康助。崔峰さんを脅します。そして、崔峰さん宅へ行き、侍女を殺します。ショックを受ける娘。連れ去られそうになったとき、木蓮道師が登場します。そして、ものすごい勢いで權一銖さんを倒します。

 

感謝の言葉を述べる娘に対し、「能天気な權永文さんとの結婚は止めろ。羅烈さんとの結婚を考えるべきだ。彼の過去は忘れてやれ。」とアドバイスをして立ち去る木蓮道師。やはり娘も羅烈さんを愛しているようです。過去に何かあったみたいです。

 

寝台に寝ている權永文さん。娘は「やっぱりアホっぽいよね。」と思います。

 

「權永文さんはいきなり覚醒し、崔峰さんを助けに乗り込みます。キックがすごい。そして、ラスボスの康助をあっという間に倒し、崔峰さんを助け出します。めちゃくちゃ喜ぶ娘。」というのは、彼女の妄想でした。

 

しかし、本当に權永文さんが来て、崔峰さんを助けに行くと言い出します。びっくりする娘。

 

木蓮道師を尾行する羅烈さん。

 

崔峰さんが囚われているであろう場所を開ける木蓮道師。しかし、康助にあっさり蹴飛ばされて、倒れます。笠を被っていたのは權永文さん。偽木蓮道師か。すごいヘタレな態度を取ります。

 

丁重に崔峰さんを返してくれるよう頼む權永文さん。速攻で拘束されます。康助は崔峰さんが逃げ出したことを後で知ります。助けたのは木蓮道師のはず。木蓮道師は2人いるのか?

 

崔峰さんは木蓮道師と共に高僧に会いに行っていました。彼らに正体を明かそうとしない木蓮道師。後ろから笑い声が。なんともう1人の木蓮道師が!!

 

片方は笠を外すと赤いマスクをしていました。戦うムード満載でしたが、片方が逃げてしまったので、そこで終わってしまいました。

 

自宅で1人、權永文さんと崔峰さんを心配する娘。外から木蓮道師の声がします。彼は崔峰さんが寺に居ることを知らせ、一緒に安全な場所に逃げるよう助言します。しかし、娘は崔峰さんよりも權永文さんの心配をします。

 

木蓮道師は權永文さんの無事を確認してあげると約束します。娘はその言葉を信じ、寺に行くことにします。

 

康助はまだねばっています。思い通りに進まないので、拘束していた權永文さんの首を娘に送ってやることにします。が、權永文さんのところに行くと、彼は消えていました。そこには殴られて気を失った手下が・・・。

 

さて、高僧は状況がよくなったと考え、ずっと保管していた書類を崔峰さんに渡します。この調子でいけば、皇子は安全なところに逃げることができるでしょう。

 

しかし、外に出たところを康助たちに囲まれます。危機一髪のところで木蓮道師が来てくれます。そして、康助をボコボコにして、殺します。崔峰さんと娘はほっとしますが、高僧は「彼は木蓮道師ではない。」と言います。「なぜなら、彼は殺しはしないからだ。」確かに・・・。

 

彼は笠を外します。羅烈さんでした。悪そうな微笑みニヤリ

 

こんな状況で娘に結婚を迫る羅烈さん。当然、娘は断ります。崔峰さんも羅烈さんに去るように言います。羅烈さんは崔峰さんを殴り、書類を奪います。娘にも手を上げる羅烈さん。

 

本物の木蓮道師が登場します。そして、さくっと笠を外します。簡単に正体を明かすのね。もちろん權永文さんでした。

 

ラストバトルが始まります。戦いは寺から一気に浜辺へ。びしょ濡れになりながら、激しく戦う2人。羅烈さんは激しいキックに圧倒され、息絶えます。人を殺さない木蓮道師だそうですが、羅烈さんのことは殺すのですね。

 

娘がやってきて、2人は嬉しそうにハグ。高僧、崔峰さん、皇子もやってきました。皆、無事でした。笑顔ですニコニコ

 

のどかな海の風景で終わり照れ

 

久しぶりに韓国映画を観ました。意外と面白かったです。權永文さんがおバカキャラなのか、賢いキャラなのかが最後まで分からなかったところがよかったです。權永文さんをあまり丁寧に扱わなかったことが後半のドキドキを生んだのではないかと思います。

 

權永文さんのことがもっと好きになりました愛

 

presented by kazzpさん(ありがとうございました!!)