衛子雲さんと真平は錢捕頭の情報を集めるために倩倩を訪ねます。隠れていた雲仙仙は彼らに当たり障りなく対応するように命じます。
大頭目は李龍吟さんたちが衛子雲さんによって殺されたことを怒っていました。衛子雲さんたちを殺す気満々です。
衛子雲さんたちは倩倩と話をします。彼女は曖昧な情報しか話をしませんが、肝心なところでわざと雲仙仙の名前を出します。真平の師父と同じ名前のため、彼は動揺します。
雲仙仙は「鳳劍」と「龍劍」を出していました。倩倩は目をギラギラさせます。
大頭目は冰冰に酔わされ、「護身符」を奪われます。丁若雪は大頭目が酔いつぶれているのを発見。雲仙仙の頭の良さに唸ります。いいライバルですね。
さて、洞窟。赤髪は苦しんでいるふりをして、見張りをしている手下たちを呼び寄せ、彼らを倒し、逃げます。雷洪さんたちも逃げます。雷洪さんたちは丁若雪の手下に見つかります。牢に戻されそうなところを陸一龍さんが助けてくれます。彼はすぐに立ち去ります。
真平はどこまで雲仙仙のことを認識しているのかな。飲食店で会ったことなどを思い出しているようですが。そして、衛子雲さんに「雲仙仙」は自分の師父の名前と同じであることを告白します。
衛子雲さんは真平の過去を少し知ることとなります。雲仙仙は真平に母が亡くなった詳しいいきさつを教えず、武術のみを教えて育てたため、雲仙仙が殺したいほど憎んでいる人物が誰なのかはわからなりませんでした。
冰冰は護身符を持って雲仙仙のところへ戻ってきます。喜ぶ雲仙仙。早速、法王窟へ向かいます。雷洪さんたちは彼らを発見します。雷洪さんは冰冰がお気に入りでした。が、ヤバい感じがするので、尾行しないことにします。雷洪さん、金龍さん、錢捕頭でいいトリオになってきたな。笑
衛子雲さんは真平に気を遣って、再度、倩倩を訪問しますが不在でした。
雲仙仙たちを陸一龍さんが追います。
劉正甲のところに錢捕頭がやってきます。彼は劉父と話をします。
衛子雲さんは文仲を招きます。倩倩たちについて聞き出そうとします。倩倩は山海府に住むようになって10年くらい。酒樓の経営をしているやり手の美人ということでした。しかし、雲仙仙のことは全く知りませんでした。そこに劉正甲たちがやってきます。彼らの話から冰冰、倩倩、丁若雪のことがちょっとわかってきます。
文仲は錢捕頭が劉正甲の家にいると知り、彼の家に向かいます。脱獄したと誤解し、怒り出します。錢捕頭は事情を話します。みんなでなぜ黑蛇寨が狙われているのかを推理し、打ち合わせをした後、解散します。
倩倩は丁若雪に報告にやってきます。丁若雪は先回りして雲仙仙を襲って、宝をゲットするつもりのようです。衛子雲さんたちが来ていることを知り、警戒を強めます。2人で打ち合わせをしていると、赤髪がやってきます。陸一龍さんも黑蛇寨に向かっていることを知ります。
黃知府は文仲から、衛子雲さん、錢捕頭たちが黑蛇寨に向かっていると報告を受け、ショックを受けます。兵を集めて、攻め入りましょうという文仲の提案を却下して、部屋に戻ります。こっそり井戸の中に入っていきます。どこにつながるんだろう。
丁若雪も護身符を持っており、赤髪に渡して先に行かせます。赤髪がバイキンマンを招集しているところに陸一龍さんがやってきます。バイキンマンを倒し、赤髪を追いかけようとしたところで衛子雲さんに声をかけられます。陸一龍さんはすぐに逃げてしまいます。
雲仙仙たちは黑蛇寨に着きました。
文仲は指示を聞きたいのに、黃知府がしょっちゅういなくなることに疑問を抱いていました。
大頭目も黑蛇寨に向かっていました。手下から赤髪たちが脱獄したこと、雲仙仙たちが黑蛇寨に行ったことを知ります。冰冰が自分を酔わせて護身符を奪ったことを知ります。
さて、着いたものの、どうやって中に入ればいいのかわからず、悩んでいる雲仙仙たち。仕掛けがないかをチェックしています。
陸一龍さん←衛子雲←大頭目で法王窟に向かっています。
文仲は黃知府がよくいなくなる理由を思いつきます。秘密の通路でいつも出歩いているに違いない。建物を作った土木師を呼ぶように兵士に命じます。
雲仙仙は壁に劍孔を発見。目の不自由な老人が歌っていた詩を思い出し、適切な場所に「鳳劍」と「龍劍」を刺します。法王窟の扉が開きます。その瞬間、陰から様子を窺っていた丁若雪は雲仙仙の部下に毒蛇を投げつけ、殺します。
ぞろっと出てくる丁若雪側。キレた冰冰は壁から剣を抜いて、丁若雪の手下を数名殺します。雲仙仙も剣を持って戦います。あら、ノリヘイが見てる。
冰冰は倩倩を殺します。キレた大頭目が乱入。ノリヘイが間に入ります。法王窟の扉が閉まり始めたので、主要キャラが入っていきます。真平は入らず、大頭目を追いかけます。
法王窟にいる衛子雲さん、雲仙仙、冰冰、ノリヘイ、丁若雪。さて、宝をゲットできるのは誰でしょうか。
続く。
雲仙仙は悪役ですが、真平を育てたり、冰冰たちをかわいがったり、失敗しても責めなかったり、面倒見がいいタイプだなと思いました。男性の力を適度に借りつつ、基本的には自力で宝を手に入れようとする雲仙仙はかっこいいな~と感じました。
衛子雲さんより雲仙仙が光った回でした。次回で2部が終わりそうです。