1977年の台湾映画。
師匠に自分の兄弟を探すよう言われた茅瑛さん。山を下り、街に向かいます。ちらっと登場、王道さん。
いると思われるところを尋ねますが、いませんでした。丘にいると言われたので、丘に行きますが、そこにもいませんでした。年老いた使用人に戻った方がいいと助言され、戻ります。
最初の場所「忠義堂」へ侵入し、護衛に襲われます。王圻生さんがおりました。主の江明さんが彼女の話を聞いてくれます。師匠の兄弟は2ヶ月前から行方がわからなくなっており、自分たちも探しているとのこと。マオさんは何か情報があれば教えてほしいと話し、去ります。
萬重山さんが接触してきます。一緒に探そうと言うのでマオさんは応じます。聞江龍さん、チラ聞き。
聞江龍さんは主人に招かれます。聞江龍さんは体調が悪いです。顔を見せない主人は彼に街の様子を調査させており、様子を報告させます。そして、解毒剤をあげます。
聞江龍さんはマオさんと萬重山さんのことを知らせます。主人は彼らの更なる調査を命じます。報酬は解毒剤。命がかかっています。
夜、お金を見て喜んでいる父と娘をマオさんが訪ねます。父は行方不明の師匠の兄弟に手紙を出したようですが、否定します。手紙を受け取った直後に師匠の兄弟は消えたそうなので、マオさんは食い下がります。すると、父の首に短刀が刺さります。「鏢局の代表を訪ねるように。」という言葉を残して亡くなります。
マオさんは「正義鏢局」へ行きますが、該当の人物は仕事中で不在。「2週間後に戻るだろう。住所を教えてくれたら、知らせるよ。」と責任者は言ってくれましたが、彼女はそれを断って、去ります。
凹んでいる江明さん。心配する龍君兒さん。
マオさんは王道さんが食事をしている客棧に入ります。王道さんはマオさんが注文した饅頭をほしいと言って、給仕から取ってしまいます。食べるのかと思ったら、マオさんに投げます。マオさん、箸でキャッチお返しにお猪口を3個投げます。もちろん、王道さんもキャッチ!終いにはテーブル投げてました。笑
戦いになり、蘇真平さんが2人を止めます。マオさんに名前を聞くと答えず、彼女は立ち去ってしまいます。王道さんも街の住人ではないようです。彼は若い女性を探していました。店をぶっ壊したのを蘇真平さんが解決してくれることになりました。
聞江龍さんは人混みの中で王道さんに短刀を投げて、去ります。王道さんはキャッチ。その後、聞江龍さんの住んでいる荒れた寺に王道さんは来て、戦います。彼を圧倒し、「何かあれば客棧にいるから。」と言い残してクールに去る王道さん。
探し始めて1ヶ月。だけど、何も手掛かりが見つけられないマオさんはイライラ
寝ている王道さんを襲撃する聞江龍さん。今度は聞江龍さんがちょっとがんばりました。そのまま去ります。
茶店で母と娘が変な輩に絡まれます。蘇真平が追い払い、彼女たちを目的地までエスコートします。
手掛かりがなさ過ぎて夜の街を歩くマオさん。それを目撃した王道さん。マオさんは「正義鏢局」へ行き、ボスと責任者が師匠の兄弟に関わる話をしているのをこっそり聞きます。やはり行方不明に関わっているようです。
王道さんは夜道でよくわからない人たちに狙われます。
マオさんは鏢局の2人の話を聞き、乗り込みます。首謀者ではないようです。彼は依頼があったことを認めますが、黒幕の名前を言う直前に殺されます。映画の3分の1が終わっても真実は少しも明らかになりません。
主人のところには女性たちと貴重品が運び込まれています。誰なんでしょ。
マオさんは丘を再度尋ねます。使用人は殺され、家はめちゃくちゃになっていました。
白髪ロン毛の老人のところに萬重山さんが尋ねます。師匠の兄弟と関係がある人たちのようです。
萬重山さんがマオさんを訪ねて、去った直後、彼女を狙う男たちがやってきます。室内に変な薬を入れられます。マオさんはそれに気づき、すぐに逃げます。そして、彼らと戦います。王道さんもサポートしてくれました。
2人は「忠義堂」が怪しいと判断。乗り込みます。しかし、江明さんは刺客を雇ってないし、襲わせてないと言うので彼らは退散します。
主人の家では演奏と舞が行われていました。主人と一緒にいる龍君兒さん。主人は彼女に夢中のようです。主人は翡翠の獅子を持っていました。それはペアになっていて、揃えると武林界のトップになれるそうです。彼はずっと片方を探していました。
街の外れを歩いていると、女の子から手紙をもらいます。馬車に乗って移動していましたが、途中で御者がいなくなります。馬車を降りると龍君兒さん率いる軍団がマオさんを取り囲みます。龍君兒さんは師匠の兄弟を知っているようです。兄弟を侮辱することを言ったのでマオさんは怒ります。龍君兒さんははたきみたいなものを振り回して、手下たちを動かします。マオさんは槍で応じます。
劣勢となるや寺に逃げ込む龍君兒さん。キレ顔で追いかけるマオさん。中はいろいろ仕掛けがありそう。女性軍団という設定のようで斬られる声は女性の声ですが、どう見ても男性です。
火の玉が飛んでくるわ、でっかい独楽が飛んでくるわ、すごい寺さすがのマオさんも床下に落ちてしまいます。
また萬重山さんと白髪ロン毛が話し合います。
聞江龍さんは主人にこれまでのことを報告します。主人は割とよく働いていた手下が裏切っていたので殺害を命じます。聞江龍さんは毒を体に入れられており、少しずつ解毒剤をもらっているようです。最後の解毒剤をもらえば彼は自由に。なので、最後の命令を聞きます。
手下をがんばって倒したのに不意打ちで何者かが聞江龍さんを攻撃してきて、彼は倒れます。
シンペーがマオさんを助けに来てくれました。マオさんの父親の仇を討ったとか。マオさんはシンペーを信用していませんが、両親の死の真実を話すと言われたのでついていきます。
シンペーは師匠の兄弟の居場所を教えてくれました。マオさんは何かあったときのために自分が持っている翡翠の獅子を彼に預けようとします。それを木の上から見ている劉君兒さん。取られます。
死んでなかった聞江龍さんが再起動します。マオさん、またしても龍君兒さんを追いかけます。が、龍君兒さんは逃げてしまいます。シンぺーがマオさんの助けを申し出ます。なんか怪しい。
よくわからないところへ行きます。何人かの護衛を倒して進むとそこは牢屋でした。彼女は師匠の兄弟 邵羅輝さんを見つけます。師匠の兄弟は父の友達でもあり、彼女の両親の死の真相を知っていました。シンペーと父は同じ師匠の下で修行していました。師匠がマオ父を跡継ぎに指名したことを嫉妬したシンぺーが両親を殺したのでした。
シンぺーはマオさんが邵羅輝さんを助け出したことを知り、悪い顔になっていきます。
江明さんのところに龍君兒さんが訪ねてきます。彼女は江明さんのことが好きで騙したつもりはなかったようですが、江明さんの迷惑になっていました。彼に翡翠の獅子を差し出しますが、手下によって殺されます。
シンぺーのところに王道さんがいて、戦います。シンぺーの老けメイク+悪そうな笑顔がいい。袖から刃物を出した状態で戦うシンぺーに苦戦します。マオさんもやってきて、一緒に戦います。2人ともヤバい!と思ったら、萬重山さんが助けてくれます。おいしいところは萬重山さんがもっていくんか~い!
最後は白髪ロン毛などを含めたいい人たちが集合し、邵羅輝さんをリーダーとしてがんばろうとなって終わります。聞江龍さんはいつの間にかいい人要員になっていました。翡翠の獅子はどうなった?
王圻生さん率が著しく低い作品でした。
そして、なんか、なんか、王道さんがもったいない。あれだけのスキルをもった俳優さんのアクションがちょっとだけって
話は盛り上がりに欠け、伏線回収があまりされませんでした。師匠の兄弟探しよりも翡翠の獅子探しをメインに据えた方がよかったような気がしました。
王道さんの目的ってそもそも何だったんだろう?
マオさんと龍君兒さんのキャットファイトはなかなか面白かったです