1971年の香港映画。
鄧光榮さんと秦祥林さん兄弟が馬で移動中。女性の悲鳴を聞きます。駆けつけると姜南さんに乱暴されそうになっていました。父親と妹は他の男性たちに取り押さえられています。秦祥林さんは彼らを懲らしめ、去り際に自分の名前と職場を知らせて去ります。
兄弟は「振遠鏢局」で働いています。食事をしているメンバーに白彪さんがいました。爽やか青年。胡茵茵さんは鄧光榮さんと婚約しています。彼が帰ってくるのが嬉しくてスイカを用意しています。かわいい~。みんなにからかわれる2人。照れてます
鄧光榮さんと秦祥林さんの伯父?叔父?である鏢局のボスは仕事をそろそろ止めようと考えていました。彼らにお金を運ぶ仕事を任せます。
兄弟で仕事に行き、秦祥林さんは途中で帰ってきます。鄧光榮さんが責任者として仕事を行っていると姜南さんがその様子を見ていて、イケメンの白鷹さん&魯俊谷さんに知らせます。姜南さんはやられたことを恨みに思っていて、復讐の機会を狙っていました。白鷹さんは拳も腿もすごいスキルをもっている男でした。鄧光榮さん一行はお金を盗まれ、手紙を持たされ、ボロボロになって帰ってきます。
そして、鏢局に姜南さんと魯俊谷さんがやってきます。伯父さんも殺され、秦祥林さんもボコボコに。奥にいた鄧光榮さんと出かけていた胡茵茵さんたちは無事でした。伯父の友達 王琛さんも駆けつけます。悲しむ胡茵茵さんたち。悔しがる兄弟たち。
姜南さんはこの場所が金儲けに場所だと判断。魯俊谷さんと悪~いことを考えています。
兄弟は王琛さんから白鷹さんの技について教えてもらいます。それぞれが拳と腿の技を練習して2人で白鷹さんに戦いを挑むことにします。鄧光榮さんは巨大な中華鍋のようなものの縁をバランスよく歩くことが目標。秦祥林さんはパンチの練習。胡茵茵さんたちにも準備や練習を手伝ってもらい、少しずつ上達していきます。
さて、賭博場。李文泰さんは賭け事に夢中になり、お金を借りてしまいます。監督の朱牧さんは酒樓の主人。借金の取り立てに対して、利子をつけて返します。しかし、一〇〇と書かれてあったはずの借用書が二〇〇になっていたのです。足りないと脅され、動揺する朱牧さん。姜南さんに訴えても借金を逃れようとしていると言われ、裁判を起こしても言い分を認めてもらえず。仕方なく奥さんは自分の装飾品を質に入れて、お金を捻出することにしますが、姜南さんの息がかかっている質屋なのか金や翡翠なのに高く買い取ってもらえません。
姜南さんは賭博場経営&貸金業だけでなく、(多分、)裁判所にもコネをつくり、(多分、)質屋にもコネをつくり、借金をした人からお金を徹底的に絞るという恐ろしいことをしていました。
奥さんは姜南さんに振り回され、結局、彼に体を許すことになってしまいます。朱牧さんは開放されたものの、奥さんは心労で別人のように。奥さんの異常に気づいた朱牧さんは姜南さんのところへ行って問い質しますが、キックされ、死んでしまいます。奥さんは幼い子どもたちを残して川に身を投げて亡くなります。
兄弟たちはこの話を聞き、何とかしようと決心します。
鄧光榮さんは賭博場でいかさまをしている瞬間を押さえ、ボディーガードたちと大乱闘になります。古龍さんと陳觀泰さんと陳樓さんがいる~!!わ~い
秦祥林さんは遊郭に。焦る姜南さん。魯俊谷さんも駆けつけ、鄧光榮さんも駆けつけ、戦いが始まります。
ラスボスとの戦いの前に王琛さんに今日のことを報告します。胡茵茵さんは心配します。
姜南さんは白鷹さんのところへ駆けつけます。娼婦と寝ているシーンなのですが、女性が珍しくまっぱ。オブラートに包む演出が殆どですが、生々しいなと驚きました。数秒しか映りませんけど。
叩き起こされ、びっくりする白鷹さんがかわいい・・・。白鷹さんは彼らとの戦いを受けることになります。
兄弟は置き手紙を残し、出発。白鷹さんたちも馬に乗って、戦いやすい場に。(予算の関係でしょうか。)
戦いが始まります。姜南さんは上から岩を落とす戦法です。姜南さんのしょうもない妨害に負けず、兄弟で協力して白鷹さんを倒します。白鷹さんのアップが多く、攻撃シーンは顔があまり見えなかったので、実際はスタントマンがやっていたのかなと感じました。忙しかったのか?あまり得意ではないのか?主人公2人はがんばってました。
置き手紙を読んで心配した街の人たちが駆けつけます。兄弟のがんばりを称え、けがを負った2人をみんなで街まで運ぶ様子で終わります。
古龍さんと陳觀泰さんと白彪さんが出ているというのは何ともすばらしい。内容は特に際立つものはありませんでしたが、このキャストだけでOK
そして、借金はいけないなと思いました